「国際化XTerm、実現へ向けて始動」記事へのコメント

なにを迷ってるかというと

[kubota (64)]

「locale」というリソースを新設するつもりでいます。その説明の前に、XTerm の内部動作について説明すると、

1. 8ビットモード。ロケールもエンコーディングも完全に無視する。エンコーディングは、フォント指定で行う。XTerm に最も古くからあるモード。
2. UTF-8 モード。UTF-8 がハードコードされている。XFree86 4.0 のころに新設された。
3. UTF-8 + luit モード。UTF-8 モードの上に luit をかぶせることで、様々なエンコーディングをサポートする。今回のパッチで新設する。

で、これらのモードを効率よく利用するため、「locale」リソースに以下のような指定をできるようにし

Re:なにを迷ってるかというと

[Anonymous Coward]

国立大学の情報科学科の研究室で長々とUNIXのお守りをしてきた身としては、現時点ではfalseがデフォルトだとうれしいです。：localeリソースが有名になれば、デフォルトがなんでtrueでないのって議論が出てくるでしょうから、そうなってからtrueになって欲しいです。

近頃はPC-UNIXが手軽に使えるので、学生にはPCマシン渡してPC-UNIXを自分でインストールさせて使わせているのですが、この手の新機能の設定って行き詰ってしまう学生が多いんですよ。

こちらとしてはOSやアプリの設定に時間を喰われるより、OSやアプリを使って、研究をすすめて欲しいんです。

なので、この手の新機能が盛り込まれる時はデフォルトでは出来るだけ従来と同じ動作、同じ設定で使えて、興味があれば新機能を使えるというのが一番望ましいです。