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GPLとApp Storeの規約が衝突するところは、つまるところ再配布に関する部分です。GPLは再配布を禁じませんし、むしろ禁じると違反しますが、App Storeの規約は再配布を禁じています。
GPLの重要な項目として「ソースコードを」公開する義務があり、通常はそこが問題になります。GPLを避けようとする開発元はソースコードの公開をしたくないからです。しかし今回は、直接の利害ではなくストアの利害関係が問題なのです。
Appleは、App Storeで配布されるアプリについて自由な使用を認めていませんし、自由な流通も許していません(DRMをかけて保護しています)。そして開発者は、App Storeの規約に従えば、他の流通チャネルを使用して配布することもできません。しかしGPLは自由な使用と再配布を求めます。つまり「GPLライセンスの改変物はGPLライセンス以外に変更できず、付帯条項を付ける事もできない」という部分です。今回はApp Storeで配布することで付帯条項をつけてしまったのです。
以下は私見ですが、ソースコードは単に公開すればよいだけです。それで問題になることはあるでしょう。開発元が知らずにGPLライブラリを混ぜてしまい、損害を被ることがあるかもしれません。しかし、何でもかんでもDRMをかけて流通を制限するのは、個人的にはやり過ぎのように思えます。まあ、ストアの主催者としては自分のところだけに卸して欲しい、と思うでしょうが…
途中で送信してしまった…私見の途中に、再配布などしても自由にしてよいし、それが本質的なビジネスの支障にはならないであろうことを言い忘れました。GPLであっても配布できるようなアプリストアを作るべきだという主張です><
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にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー
規約が衝突する具体的な部分 (スコア:5, 興味深い)
GPLとApp Storeの規約が衝突するところは、つまるところ再配布に関する部分です。
GPLは再配布を禁じませんし、むしろ禁じると違反しますが、App Storeの規約は再配布を禁じています。
Re: (スコア:0)
Re:規約が衝突する具体的な部分 (スコア:2, すばらしい洞察)
GPLの重要な項目として「ソースコードを」公開する義務があり、通常はそこが問題になります。GPLを避けようとする開発元はソースコードの公開をしたくないからです。
しかし今回は、直接の利害ではなくストアの利害関係が問題なのです。
Appleは、App Storeで配布されるアプリについて自由な使用を認めていませんし、自由な流通も許していません(DRMをかけて保護しています)。そして開発者は、App Storeの規約に従えば、他の流通チャネルを使用して配布することもできません。
しかしGPLは自由な使用と再配布を求めます。つまり「GPLライセンスの改変物はGPLライセンス以外に変更できず、付帯条項を付ける事もできない」という部分です。今回はApp Storeで配布することで付帯条項をつけてしまったのです。
以下は私見ですが、ソースコードは単に公開すればよいだけです。それで問題になることはあるでしょう。
開発元が知らずにGPLライブラリを混ぜてしまい、損害を被ることがあるかもしれません。
しかし、何でもかんでもDRMをかけて流通を制限するのは、個人的にはやり過ぎのように思えます。
まあ、ストアの主催者としては自分のところだけに卸して欲しい、と思うでしょうが…
Re:規約が衝突する具体的な部分 (スコア:1)
途中で送信してしまった…私見の途中に、再配布などしても自由にしてよいし、それが本質的なビジネスの支障にはならないであろうことを言い忘れました。
GPLであっても配布できるようなアプリストアを作るべきだという主張です><
Re:ぱんてぃーぱんてぃーぱんぱんてぃー (スコア:0)
違います。
GPLの目的は、老若男女わけ隔てなく公開することが目的なんです。
ソースの公開はそれの一つの手段にすぎませんよ。