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自動車のオープンソース化は危険ではないか、という意見」記事へのコメント

  • 従来の自動車でもECUの書き換え等は行われてきましたが、電気自動車の場合はハードウェアによる制約が少ない点が今回の問題点になっていると思います。


    内燃機関は、基本的にガソリン噴射と点火時期を制御しているだけです。
    どんなに馬力を上げたくても、トルクを上げたくても、ハードウェアである燃焼室形状や動弁機構が持つ以上のパフォーマンスは発揮できません。
    あくまでもハードウェアの理屈にソフトウェアを合わせていく、そんな改造になります。

    しかし電気自動車は、よりソフトウェアが担う部分が多くなります。
    今度は逆に、ハードウェアはバッテリーとモータ
    • by Anonymous Coward on 2012年04月23日 17時01分 (#2141242)

      撮り鉄の言い分は理解しますが、鉄道会社は客と思っていません。

      これと同様に、
      >電気でも内燃機関でも、弄る余地のまったくない自動車ばかりでは趣味としての自動車は先細りになってしまうと思います。
      こう言うマニアの気持ちは分かりますが、この意見を聞き入れるほどの経済合理性はありません。

      なぜならば、マニュアル通り使ってくれるマニア以外の大部分の客を大事にした方がリスクが少なく儲かるからです。

      by 中の人

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2012年04月23日 21時39分 (#2141424)

        しかし、若者に車が売れないと嘆いているのは自動車会社でしょう。
        特に昔から若者に人気がないとされるT社の発言が目立ちますので、それ以外の会社がどう思っているかは知りませんが。
        先日発売された86なども、ある程度若い世代を狙ったコンセプトだったはずです。
        その中身を見るに、趣味性の強さについては、言うまでもないでしょう。

        仰るような経済的合理性を推し進めると、自家用車の市場は消滅に近い縮小を余儀なくされます。
        都市部では一般家庭が自家用車を持つ経済的合理性は既にありません。
        合理的に考えるなら、公共の交通機関を使い、タクシーで補った方が安上がりです。
        また、田舎では未だ需要はありますが、高齢化と低賃金により購買力と意欲を兼ね備えた層は減少傾向と言えるでしょう。
        もし、仮に合理性のみで考慮するのであれば、いずれ一般の人間が運転免許を取得することさえ珍しくなるのではないでしょうか。

        自家用車の市場を切り捨てるか、いまだ自家用車があこがれの存在で有り続けている発展途上国にターゲットを絞る覚悟があるなら良いのですが、
        そのときには今以上に一般向けの車種を絞り、タタナノのような車と価格競争することを意味します。
        いずれにせよ、できあがる市場は今の原付スクーターのような市場でしょう。
        それこそマニア以外にはエンブレムを見ないとメーカーの識別のつかない、
        つける意味の無い没個性な商品の果てしない低価格競争を意味します。

        それがあなたの望みなのであれば、どうぞローリスクで確実に儲かる車だけを販売してください。
        ただし、大幅な人員整理や企業統合が必要不可欠ですので、その過程であなた自身のクビも飛ぶかも知れないこともお忘れなく。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          遅かれ早かれ元コメのクビは飛ぶでしょう
          しかしマニアを切り捨てたほうが延命できるのも事実
          くやしいのう

        • by Anonymous Coward

          そうだねぇ。
          趣味性を否定したら、公共交通機関中心の生活で(地方はそうも言ってられんが)、
          特別必要になる時だけレンタカーとか使うのが合理的なスタイル。
          自家用車なんて不合理極まりない。

          自動車メーカーってのは、
          時代とメーカー自身が作った幻想ベースの市場を維持できなくて苦しんでるのだろうね。
          現実ベースの市場に身の丈を合わせるまでに、潰れてしまうかも知れない。
          低価格と追求した軽自動車で海外と競う一方で、
          (一般人は車を買わない時代なのだから)趣味全開の富裕層狙いも必要だよね。
          日本のような労働力の高い国で、一般家庭向けに一般家庭が求めてない車を作り続けるのは現実的でない。

      • まあ,この中の人の言い方ってのは

        “あんたみたいのは客って言わないのよ,クレーマーっちゅうのよ”

        って言い方を彷彿とさせるものがある.

        ホリエモンが言ってたような気がするけど

        いわゆるガソリンエンジンっていうのは
        ・近代ではアルミニウムにまで及ぶ鋳造技術
        ・熱解析
        などなど,びっぐ・えんたーぷらいず,ではないと作り出せないので,一部大資本自動車メーカーしか作れないが,
        電気自動車となれば(極論としての)シャーシーとモーターの話になるので,新規参入も多くなり,自動車ビッグスリー(フォー?ファイブ?)もうかうかしていられないだろう.

        的論調がアタマにあったので,自動車生産の技術をオープン化するのは安全性が云々...ってのは
        旧自動車業界の既得権益的ポジショントークっぽいなぁ
        だけど,また,陰謀論的視点というか,ウラ読みすぎなどと言われるのかな..などなど思ってたのですけど

        俺の業界では○○が常識で
        それを理解できないヤツらは俺らの利益に(しかも近視眼的利益に)貢献しないから
        そういう奴は買わなくていいと思うよ

        みたいな何年か前の総合電気業界みたいなもの言いする人たちは,とっとと規制緩和の荒波にもまれて,ウミ出しちゃったほうがいいと思う.

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          タタのスポーツカーで満足できる人はトヨタを呪っていればいいですね

      • by Anonymous Coward

        趣味の品から必需品になると、値下圧力が高くなりますよ。
        白物家電と同じ道を歩みたいなら止めませんけど。

      • by Anonymous Coward

        クルマを所有することの是非を経済合理性で判断して、(都市部では)マイカー要らないじゃん、と考える人の割合が増えた。ように見える。
        経済合理性を錦の御旗に各社似たようなものばっか作った結果がこれなんじゃないかな。

皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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