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Google

Google Code、2016年1月に閉鎖 19

ストーリー by hylom
そうなるとは思っていましたが 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

GoogleによるソースコードレポジトリホスティングサービスGoogle Codeが、2016年1月25日をもって閉鎖されるとのこと(Googleからの告知ITmedia)。

これに伴い、3月12日をもって新規プロジェクトの作成はできなくなる。また、8月24日以降Google Codeへの書き込みはできなくなるとのこと。閉鎖後も2016年中はソースコードをtar形式でダウンロードすることは可能だという。

Google Code上のコンテンツをGitHubやBitBucket、SourceForge.netに移行するためのツールやドキュメントも公開された。また、SourceForge.netはGoogle Code Importerの提供も行っている。

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プログラミング

クラシックでオブジェクト指向のコンパイラ型言語、おすすめはObjective-C?それともC++? 117

ストーリー by headless
比較 部門より
Ask Slashdot: Which Classic OOP Compiled Language: Objective-C Or C++?

私は90年代初めからある、クラシックでオブジェクト指向のコンパイラ型プログラミング言語を選択しようとしているが、なかなか決めることができない。C++は常に選択肢の一つだが、Objective-Cもちょっと気になっている。Mac OS Xアプリを開発して収入を得たいなら当然Objective-Cを選択すべきだが、私がやりたいことに関していえば、どちらでもすべてのプラットフォームで満足のいく選択となるだろう。私はx86 Linux上で始めたいと思っているが、メインの開発プラットフォームとして使用することにもなる。他の言語を数多く知っているというわけではないが、FOSSとの結びつきが強く、広く使われているコンパイラ型言語を身に着けたい。その点に関してはObjective-C、C++のいずれも申し分ない。皆さんはどちらがおすすめだろうか。これら2つのプログラミング言語をどのように比較すればいいだろう。また、クロスプラットフォームでの開発(主としてGUIのないヘッドレスアプリケーション)の容易さはそれぞれどの程度だろうか。

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プログラミング

フリーの楽譜作成ソフトLilyPond開発最新版リリース 29

ストーリー by hylom
非エンタープライズ分野では珍しい? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

フリーの楽譜作成ソフトとして、コアなファンがついているGNU LilyPondの最新開発版であるバージョン2.19.16が2月28日に公開された。これだけなら何も目新しくない話だが、ニュースリリースに次のように日本人の名前が謝辞とともに書かれている。

We would like to acknowledge and thank Masamichi Hosoda for making this release possible with his work on updating GUB, the build tool.

このように、国際的なフリー・オープンソースソフトの世界で活躍する日本人が増えるのは喜ばしいことだ。皆さんご自身あるいは周辺で、このような活動をしている、してみたい、というような方は、いらっしゃるだろうか? また、それはどんな活動か、お聞かせいただけないだろうか?

11937104 story
Linux

投票の結果を受けてLinuxカーネルのバージョンが4.0に 43

ストーリー by hylom
5.0はいつになるだろうか 部門より
headless 曰く、

Linus Torvalds氏が先日、Linuxのバージョン番号は大きい(3.20)方がいいか、小さい(4.0)方がいいかGoogle+で質問していたが、オンライン投票の結果に従ってバージョンは「4.0」となり、Linux 4.0-rc1が公開された(SourceForge.JP MagazineコミットメッセージメーリングリストでのアナウンスPhoronixの記事Slashdot)。

タレこみ時点での総投票数は29,539票。得票率は小さい方が56%、大きい方が44%。また、「テスト投稿なので無視するように」という別の投稿にも6,000票以上が投じられ、「Hurr durr I'ma sheep」が63%の票を獲得してLinux 4.0のコードネームに選ばれた。Torvalds氏は「オンライン投票は駄目だ、との避けがたい結論に達した」と述べているが、質問した以上は投票結果を尊重するとしている。

Linux 4.0ではカーネルのライブパッチが可能となっているほか、ドライバーの改善やハードウェアサポートの追加などが行われている。ただし、4.0への移行は数字の問題であり、大幅な変更があるわけではないとのことだ。

11931942 story
お金

十分な額の資金があれば、すべてのバグは深刻ではない? 55

ストーリー by headless
法則 部門より
2014年、オープンソースコミュニティーは重大セキュリティ問題に直面した。これについてLinux FoundationのJim Zemlin氏は、資金不足のプロジェクトに対する援助が必要との考えを示したとのこと( eSecurity Planetの記事本家/.)。

Zemlin氏は「十分な数の目玉があれば、すべてのバグは深刻ではない」という、いわゆるLinusの法則を引用し、「これらのケースでは実際に目玉が見ていなかったのだ」と述べたという。現在のソフトウェアは非常に複雑であるため、現在のソフトウェアセキュリティーは非常に難しいと述べ、援助の必要なプロジェクトには資金を提供する必要があるとしている。現在、Linux FoundationのCore Infrastructure Initiative(CII)ではNTPやOpenSSL、GnuPGに対する資金援助を行っており、対象プロジェクトは今後も増えることが見込まれる。なお、CIIでは資金援助に加え、Core Infrastructure Censusによるバグ発見の手助けと、すべてのオープンソースプロジェクトに適用可能なセキュリティーのベストプラクティス構築を3つの重要なイニシアチブと位置付けているとのことだ。
11930649 story
ビジネス

Linus Torvalds曰く、Linuxのカーネルコードを書く人を企業が雇っているのであり、ボランティアが減っているのではない 41

ストーリー by headless
因果 部門より
Linux Foundationが公開した最新の「Who Writes Linux」リポートによれば、カーネル開発に関わる無償のボランティアは減少傾向が続いており、2012年の14.6%から19%減の11.8%になったそうだ(Network Worldの記事本家/.)。

現在でも無償の貢献者によるコミットは11,968件、全体の12.4%を占めているが、コミットの80%以上が企業所属の開発者によるものとなっている。ただしLinus Torvalds氏によれば、企業所属の開発者によるコミットが増加してもカーネル開発そのものが変わることはないという。Torvalds氏は「これにより大きな変化が起こることはないと考えるのは、カーネルコードを書き始めた人たちは企業にすぐ雇われるだけで、それほど多くの無償ボランティアが去っているわけではない点が(企業所属の開発者増加の)原因として挙げられるからだ。」と述べたとのことだ。
11924180 story
BSD

2020年はPC-BSDの年になる? 51

ストーリー by hylom
5年先のことなんか分からない 部門より
headless 曰く、

Slashdot「PC-BSD: Set For Serious Growth?」より。

KDE開発者のLuke Wolf氏は、LinuxがデスクトップOS市場で大きなシェアを獲得できていないことから、PC-BSDが2020年までにLinuxを脅かすまでに成長すると主張している。

彼は「この10年であなたの使用しているLinuxディストリビューションで、他のディストリビューションにない機能が大幅に進化しているだろうか。ほとんどの人が進化していないと答えるだろう。私はOBS(Open Build Service)についてopenSUSEに声援を送ったが、それ以外では各ディストリビューションを使い始めたときからまったく同じようにデスクトップを使ってきた。ディストリビューションの主眼はデスクトップ機能ではなく、デスクトップ環境任せになっている。」と述べ、「一方、全体的なソリューションというBSDの考え方を持ったPC-BSDは、デスクトップ機能の開発に主眼を置き、素早く実装を進めている」と続けている。

皆さんはどのように思われるだろうか。

11923132 story
Facebook

アニメ共有ツールとして開発がスタートした「Chihaya」、Facebookでも利用されるように 24

ストーリー by hylom
OSSの成功話 部門より
insiderman 曰く、

Facebookでは数千のサーバーをデプロイするため、BitTorrentを使ったオープンソースの独自ツールを使っているという。このツールは「Chihaya」と呼ばれており、元々はアニメ動画を個人的に共有するために作られたものだったそうだ(TorrentFreak)。

「Chihaya」の名称は人気漫画/アニメ「ちはやふる」から取られたそうで、2012年にkotokoというユーザーが開発を始めたものだそうだ。これがほかのユーザーの目に止まり、開発者が増えるとともに機能も増え、Facebookが採用するに至ったという。

11921937 story
BSD

ファイアウォール・ソリューションm0n0wallプロジェクト終了 11

ストーリー by hylom
12年の歴史 部門より
i12bhdn 曰く、

FreeBSDをベースに構築されたファイアウォールソリューションであるm0n0wallプロジェクトの終了がアナウンスされました(マイナビニュースSourceForge.JP Magazine)。

マイナビニュースの記事にもありますが、m0n0wallはpfSense、FreeNASなどの多くのファイアウォールならびにNASに影響を与えました。開発者の方にはお疲れ様ですと申し上げたい。

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お金

elementary OS: 無料ダウンロードするユーザーに「$0」と入力させる理由 41

ストーリー by headless
無料 部門より
本家/.「Elementary OS: Why We Make You Type "$0"」より

オープンソースソフトウェアはいつでも無料で入手できるが、多額の開発費用がかかっていることもある。このことを人々に知ってもらおうと、elementary OSはダウンロード時に寄付を促すようにWebサイトを変更し、無料でダウンロードしたいユーザーには明示的に「$0」と入力させるようにしている。これはCanonicalがUbuntuを提供する際に使ったことのある方法だ。elementary OSブログでは次のように説明している。

ソフトウェアの開発には多大な費用がかかります。企業によってはソフトウェアに数百ドルの代金を課したり、メーカーからライセンス料をとったり、OSを含む高価なハードウェアを販売することで費用を補填しています。ユーザーデータを収集してターゲット広告を販売することで費用を補填することもあります。
(中略)
もし私たちがオープンソースソフトウェアの成長する世界を目にしたいなら、私たちはユーザーに開発費用を払ってもらう必要があります。そうでなければ資金不足に陥るか、開発者がバックドアや広告を使って収入を得ることになるでしょう。このような未来は誰も望んでいません。

なお、現在のところelementary OSに関する仕事で収入を得ているのは、バグ報告の報奨金プログラムに参加しているコミュニティーメンバーに限られているとのことだ。

11911432 story
暗号

開発資金が枯渇寸前だったGnuPG、資金調達に成功 26

ストーリー by hylom
マーケティングも大事 部門より
headless 曰く、

暗号化ソフトウェアGNU Privacy Guard(GnuPG)の開発資金が枯渇していることをProPublicaが紹介したところ、短期間で寄付が集まり資金調達に成功したそうだ(ProPublicaSlashdot記事1Slashdot記事2)。

GnuPGを開発したのはドイツのWerner Koch氏。1997年、米国で輸出が規制されているPGPに代わる暗号化ソフトウェアの開発を呼びかけたRichard M. Stallman氏のドイツでの講演に触発され、Koch氏はGnuPGを開発。1999年にはドイツ政府の資金援助を受けてプログラマーを1名雇い、Windows版も開発された。2005年にもドイツ政府からの別の資金援助を受けることになったが、資金援助は2010年に打ち切られる。

その後もKoch氏はプログラマーに給料を支払っていたが新たな資金は得られず、2012年にプログラマーを解雇。2013年には自身も開発を中止するつもりでいたが、エドワード・スノーデン氏による内部告発を知って開発の継続を決意したそうだ。昨年12月には2名の開発者でプロジェクトを運営するのに必要な12万ユーロの資金調達を目指して寄付を呼びかけたが、調達できた資金は目標の3分の1にも満たなかったという。

この件に関する記事がProPublicaに掲載されたのは2月5日。その後1日で12万ユーロを超える寄付が集まったそうだ。また、Core Infrastructure Initiativeによる6万ドルの資金援助を受けることが決まったほか、FacebookとStripeが年間それぞれ5万ドルの資金援助を表明している。

11910511 story
マイクロソフト

Microsoft、オープンソースの.NET実行エンジン「CoreCLR」を公開 47

ストーリー by headless
公開 部門より
本家/.「Microsoft Open Sources CoreCLR, the .NET Execution Engine」より

Microsoftは、.NET Frameworkのオープンソース化プロジェクトの一環として、GitHubで.NET Coreの実行エンジンCoreCLRが入手可能になったことを発表した。CoreCLRはガベージコレクションやマシンコードへのコンパイル、中間言語のバイトコード読み込みといった処理を受け持つ。.NETチームによれば、「我々はRyuJITや.NET GC、ネイティブ相互運用機能および多くの.NETランタイムコンポーネントを含む、完全な最新のCoreCLR実装をリリースした。(中略)プラットフォーム固有コンポーネントのLinuxおよびMacへの実装も今後数か月の間に追加する予定だ。.NET Coreには既にLinux固有のコードもいくつか用意されているが、まだ移植を開始したばかりだ。我々は初めにコードを公開したい。そうすれば皆がクロスプラットフォームの旅を最初から楽しむことができるからだ。」とのことだ。

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オープンソース

systemd、UEFIブートローダー追加へ 39

ストーリー by headless
追加 部門より
本家/.「Systemd Getting UEFI Boot Loader

今後も数多くの新機能追加が計画されているsystemdだが、完全なセキュアブートを可能にする機能も含まれる。Lennart Poettering氏のGoogle+へのコメントによれば、「これはセキュアブートが利用可能な場合に、ファームウェアからホストOSへの完全なトラストチェーンを実装するためのツールを提供するに過ぎない。(中略)もちろんEFIのセキュアブートがなければ、これまでと何も変わらない。またセキュアブートを無効にすれば、やはりこれまでと何も変わらない。」とのこと。これについてPhoronixでは、「GummibootはシンプルなUEFIブートマネージャーで数年前から存在するが、更新頻度は低い。LennartとKay Sieversは、UEFIセーフブート環境でブートプロセスのセーフティチェーンを完全にするため、systemdへのGummiboot追加を考えている。セキュリティが低下した状態でシステムが起動することを確実に回避するため、このUEFIブートローダーとsystemdが連携して動作することになるだろう。」としている。

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X

X11のスクリーンロッカーが安全でない理由 42

ストーリー by headless
回避 部門より
本家/.「Why Screen Lockers On X11 Cannot Be Secure」より

Windows NTのセキュリティー機能で誰もが思い出すことの一つとして、ワークステーションのロック解除にCTRL+ALT+DELキーを押すというものが挙げられる(現在でもポリシー設定で有効にできる)。この機能には、他のプログラムが特定のキーの組み合わせに反応できなくすることで、偽のロック画面が表示されることを防止するという目的がある。一方、KDEチームのMartin Gräßlin氏によると、X11は古すぎるためにX11上のスクリーンロッカーでは十分なセキュリティーを確保できないのだという。X11はプロトコルレベルでスクリーンロッカーを認識せず、Xサーバーはスクリーンがロックされているかどうかを判別できない。唯一のスクリーンロッカーとして動作する特権プロセスといったものは存在せず、他のプログラムがスクリーンロッカーと同様の動作をしたり、スクリーンのロックを妨げたりすることも可能だ。たとえば、コンテキストメニューを任意のウィンドウで開くだけで、スクリーンはロックされなくなるとのことだ。つまり、Xサーバーに接続している任意のプロセスがスクリーンロッカーをブロックすることが可能で、偽のスクリーンロッカーとしてふるまうことも可能ということになる。

Gräßlin氏はPlasmaの脆弱性修正に伴ってこの問題を認識し、Waylandベースのプロトコルを使用して問題を解決したとのことだ。

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オープンソース

フリーソフトウェアを使うための自由なノートPC 25

ストーリー by hylom
デザインも意外に実用的 部門より
insiderman 曰く、

フリーソフトウェア支持者の中には、フリーでないソフトウェアは一切使いたくないという人もいるのだが、なかなかその要求を実現するのは難しい。特に、現状ではフリーのBIOSを採用したPCはほとんどない。そこで、そのようなノートPCを実際に作ってしまった人がいるそうだ(TechCrunch)。

現在Crowd Supplyでクラウドファンディング中の「Purism Librem 15」がそれ。ただし、AMDやIntelはBIOS中に一部プロプライエタリなバイナリが必要であるため、これについては現在これらをフリーなものとするため作業中だという。

Librem 15のスペックは15.6インチ(1920×1080もしくは3840×2160ドット)、リフレッシュレート60Hzのディスプレイ、Intel i7-4770HQ(4コア、3.4GHz)CPU、4GBメモリ、光学ドライブ、500GBのHDD、SDXCカードスロットなどを搭載。重量は2kgとやや重めだが、キーボード部分はテンキーも内蔵している。価格は1894ドルから。

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アレゲはアレゲ以上のなにものでもなさげ -- アレゲ研究家

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