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ゲーム

次期SteamOS、カーネルがLinux 4.1ベースに 14

ストーリー by headless
更新 部門より
現在ベータテストが行われている次期SteamOS「brewmaster」の最新版2.49では、カーネルがLinux 4.1 LTSベースに変更されているそうだ(Steam Universeの記事Phoronixの記事)。

brewmasterはDebian jessie(8.x安定版)ベース。これまではLinux 3.18 LTSベースのカーネルを使用しており、大幅な更新になるという。また、AMDとNVIDIAのグラフィックカード用ドライバーが最新版に更新されたほか、一部のキーボードやマウスが誤ってジョイスティックデバイスとして認識される問題に対処するため、ブラックリストを追加したとのことだ。
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オープンソース

オープンソース化は品質を保証するものではない 63

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品質 部門より
taraiok 曰く、

ハッカーによるジープの遠隔操作問題や、フォルクスワーゲンの排気ガス試験不正問題について、ソフトウェアのオープンソース化を義務付けることで解決できると主張する専門家もいる。しかし、この考えに対してBen Cotton氏は疑問を呈している(OpenSource.comの記事Slashdotの記事)。

オープンソースでも意図しないバグが発見されずに存在し続けることはHeartbleedShellshockの脆弱性で明らかになっている。オープンソース化によるソフトウェアの公開精査には明確なメリットがあるが、コードの可視性は品質を保証するものではないとのことだ。

ただし、オープンソース化により実際に動作しているソースコードの内容を確認する手段が得られることは、自動車がオープンシステムとなり、携帯電話やモバイルインターネットサービスに接続するようになっていくにつれ重要性を増していくとのことだ。

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ソフトウェア

英国政府、LibreOffice導入へ 57

ストーリー by headless
推奨 部門より
英国政府のCrown Commercial Serviceは20日、LibreOfficeベースのCollabora GovOfficeの導入についてCollabora Productivityと契約を結んだことを発表した(Crown Commercial ServiceのニュースリリースCollabora ProductivityのニュースリリースThe Inquirerの記事The Registerの記事Softpediaの記事)。

Collabora GovOfficeは公共機関向けにビルドされた商用版のLibreOffice。英内閣府ではOffice 365を含むMicrosoft OfficeやGoogle Docsと互換性があり、最新版のOpen Document Formatをサポートしていると述べ、既存のOfficeソフトウェアを補完または置換可能であるとして政府機関での使用を推奨している。

また、モバイルでのドキュメント編集やWebブラウザー経由でのアクセスを可能にするCollabora CloudSuiteも今後提供されるという。契約は両方の製品を対象にしており、政府機関だけでなく外郭団体や政府の業務を請け負う機関などにも適用されるとのことだ。
12556377 story
BSD

OpenBSD 20周年、5.8 リリース、sudoに代わる「doas」コマンドやpledgeセキュリティシステム導入 46

ストーリー by hylom
もう20年 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

10月18日にOpenBSD 5.8がリリースされた(OpenBSD journalOSDN Magazine)。

通常Open BSDは5月および11月の1日にリリースされるが、今回はソースツリー構築から20年目の18日がリリース日となった。

影響の大きな変更としては、sudoがport/packageのみの提供となり、代わりにdoasというシンプルなコマンドが用意された。また、fileコマンドが書き直され、その過程で簡便な権限制限の仕組みとしてpledge(旧名 tame)が導入された。現在pledgeは積極的にユーザランドでテストされているので5.9では広く活用されるはずだ。

12552104 story
オープンソース

第10回日本OSS貢献者賞・奨励賞の受賞者が決まる 25

ストーリー by headless
発表 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

「第10回 日本OSS貢献者賞・奨励賞」の受賞者が発表されました。

日本OSS貢献者賞の受賞者は、岡島順治郎氏(レイヤファイルシステム aufsの開発)、奥一穂氏(HTTP2サーバH2Oの開発をリード)、亀澤寛之氏(Linuxカーネルにおけるcgroups等の開発)、古橋貞之氏(MessagePack、Fluentd、Embulk等の開発を主導)。

日本OSS奨励賞の受賞者は、鯵坂明氏、江木聡志氏、榎真治氏、奥村隆一氏、猿田浩輔氏、末永恭正氏、細田真道氏、宮下剛輔氏、吉田真也氏、国土地理院情報普及課。

授賞式は10月24日、「オープンソースカンファレンス 2015 Tokyo/Fall」内で開催されます。皆さんの活躍や功績を称えるためのも、ぜひ足を運びましょう。

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Wine

10式戦車にワイン入りワイングラスを乗せて操作するデモ 112

ストーリー by hylom
誰でもこんなことができるのだろうか 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

自衛隊武器学校・土浦駐屯地開設63周年記念行事で、10式戦車の砲身横にワインを入れたワイングラスを設置した状態で車体姿勢変更などを行うデモが公開された(YouTube)。

動画では主砲身のたわみを検出するためのものと思われる砲先端右横の光学センサー機構カバー上に、ワインを4分の1ほど注いだワイングラス2個を置いたうえ、長距離照準自動追尾を働かせ、油気圧走行懸架機構による前後左右への車体姿勢変更と左90度の超信地旋回、車体姿勢変更とそこからの復帰を行い、その間ワイングラスが落ちない・倒れない・零れない演技を成功させている。

現状の主力戦車=MBTは、その主砲をいかに運搬し敵装甲車両に指向砲撃するかが、事実上の存在意義である。自衛隊の装備する最新MBTは「10式戦車」(三菱重工業製)であり、その主砲44口径120mm滑腔砲(日本製鋼所製)の「行進射撃」や「スラローム射撃」を可能にする、高度な砲安定機構を有する。

今年の富士総合火力演習では10式戦車の履帯が外れてその信頼性に土を付けたが、幾分なりとも回復できたのではないだろうか。

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BSD

NetBSD 7.0リリース 52

ストーリー by headless
最新 部門より
KAMUI 曰く、

NetBSDの最新版で、15回目のメジャーリリースとなるNetBSD 7.0がリリースされている(アナウンスOSDN Magazineの記事マイナビニュースの記事)。

目立つ機能追加としてはLuaカーネルスクリプティング機能によるカーネルモジュール開発や、sshなどネットワークデーモンに対して動的に侵入から保護するblacklistdの追加。利用者が直接触れる部分としてはLinux 3.15からポートされたDRM/KMSの導入によってx86システム上でIntel/Radeonでの描画が高速化されている。また、ARMについてはRaspberry Pi 2など各種ARMボードへのサポート追加、マルチプロセッサ対応などが挙げられる。その他の詳細は上記アナウンスを参照されたい。

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ネットワーク

HPがオープンソースのネットワークOS「OpenSwitch」を立ち上げ 28

ストーリー by hylom
エンタープライズ向け 部門より
insiderman 曰く、

HPが10月5日、オープンソースのネットワークOS「OpenSwitch」を立ち上げた(ZDNetOSDN Magazine)。

Linuxをベースとするハードウェアスイッチ向けOSで、コミュニティによる開発が全面にアピールされている。パートナーにはHPだけでなくBroadcomやIntel、VMwareなどのロゴが並んでおり、対応ハードウェアリストとしては、HPのAltolineスイッチ2機種およびEdge-Core社のスイッチ2機種が挙げられている。これ以外の製品への対応については不明。

Open vSwitchと名前は似ているが、ものとしては全然違う点には注意したい。

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オープンソース

第10回 日本OSS貢献者賞・奨励賞 候補者の推薦締切が迫る 7

ストーリー by headless
直前 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

日本OSS推進フォーラムでは、OSS開発・普及への貢献者を表彰する「第10回 日本貢献者賞・奨励賞」の候補者推薦を10月6日まで受け付けている(日本OSS推進フォーラムの告知)。

日本OSS貢献者賞には OSS開発分野とOSS普及促進分野の2つの部門があり、日本OSS奨励賞ではおおむね最近1年間に特に優れた成果を出した個人・グループが対象となる。OSSに貢献する方々を広く知ってもらうためにも、まずは身近なOSS貢献者を推薦してみるのもよいのではないだろうか。

ちなみに、第9回の日本OSS貢献者賞の受賞者は、海外浩平氏(セキュリティ機能強化)、成瀬ゆい氏(Rubyの多言語化に関する仕様策定と実装)、羽鳥健太郎氏(小江戸らぐ)、藤野圭一氏(Apache Tomcat)、特別賞に高橋信頼氏。日本OSS奨励賞では、池田大輔氏、小沢健史氏、田籠聡氏、辻川竜宏氏、早川輝氏、松尾隆利氏、松本亮介氏、盧亦愷氏が選ばれている。

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オープンソース

4月25日にLibreOfficeで修正された脆弱性、OpenOfficeではまだ未修正 57

ストーリー by hylom
オープンソースなのに…… 部門より

LibreOfficeおよびOpenOfficeで今年2月に発見された脆弱性について、LibreOfficeはすでに対応が完了しているにもかかわらず、OpenOfficeではまだ脆弱性が修正されていないという(TeleReaddivabot)。

問題の脆弱性は、CVE-2015-1774として報告されているもの。細工されたHWP形式(韓国でシェアの多いワードプロセッサ「アレアハングル」が利用するファイル形式)ドキュメントを読み込ませることで、任意のコードが実行される可能性があるという。HWP形式ファイルだけでなく、HWP形式ファイルに.docなどの拡張子を付けたものでも発生するとのことで、比較的影響は大きい。

LWN.netの7月8日付け記事によると、LibreOfficeはこの問題はバージョン4.3.7で修正したが、OpenOfficeは対応としてHWP形式ファイルのサポートを行う共有オブジェクトの削除をユーザーに提示し、さらに今後リリースが予定されているバージョン4.1.2では修正するとされたものの、実際にはまだ何も作業が進んでいないという(現時点でもバージョン4.1.2はリリースされていない)。

このような状態であることから、TeleReadやdivabotではOpenOfficeの利用を止めて、LibreOfficeに移行すべきと述べている。

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Linux

LILO、今年の12月で開発終了へ 57

ストーリー by hylom
お疲れ様でした 部門より
tk4terui 曰く、

90年代から開発が続けられており、長年Linuxのブートローダーとして親しまれてきたLILOの開発が、今年12月で終了するという(LILOのWebサイト)。

開発チームのコメントは次の通り。

I plan to finish development of LILO at 12/2015 because of some limitations (e.g. with BTFS、GPT、RAID). If someone want to develop this nice software further、please let me know ...

GRUBではなくLILOを愛用してきた身としては寂しい限り。

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ソフトウェア

ミュンヘン市議、市が支給するパソコンのOSをWindowsにするよう求める 133

ストーリー by headless
ミュンヘンでLiMuxいりのCDを拾って以来、 部門より
ドイツ・ミュンヘン市では行政機関の大半のパソコンでOSとしてLinuxを使用しているが、保守系の地域政党キリスト教社会同盟(CSU)の議員がWindowsへの移行を市長に要求しているそうだ(Heise Open Sourceの記事COMPUTERWOCHEの記事TechRepublicの記事Slashdotの記事)。

ミュンヘン市では独自に開発したLinuxディストリビューション「LiMux」を使用している。昨年、職員からのLiMuxに対する苦情が出ていると報じられた際も、議会はLiMuxに対する支持を表明していた。

CSUの議員2名が連名で市長に宛てた請願(PDF)では、議員に支給されるノートパソコンのLiMuxが使いにくいと述べ、互換性やユーザー権限の問題でワープロソフトやSkype、Officeなどをインストールできないため、用途が非常に限定されると主張。ハードウェアの購入に多くの費用をかけているのにもかかわらず、多くの議員が自前のノートパソコンを使い続けているなどとし、議員に支給されるノートパソコンをWindowsとMicrosoft Officeがプリインストールされた実用的なものにすることを求めている。

しかし、市が支給するLiMuxパソコンには基本的にLibreOfficeがプリインストールされており、どうしてもMicrosoft Officeが必要だと主張する理由は不明だ。また、請願提出者の1人、CSUのOtto Seidl議員はベテランのUNIXプログラマーでもあり、昨年はLiMuxの支持者を自認していたという。Heise Open Sourceでは議員の現在の考えを問い合わせているが、記事の公開時点では回答が得られていないようだ。
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Wine

Amazon、ワインに特化したサービスを日本で開始 21

ストーリー by hylom
10年前にこんなことが予想できただろうか 部門より
Fagnux 曰く、

アマゾンジャパンは、Amazon.co.jpで販売されているすべてのワインを一定の温度帯で保管、または管理するための「定温倉庫」を稼働した。それと同時に、配送時にも温度管理を行う「保冷お届けサービス」も開始された(RBB TODAYINTERNET WatchITmediaMarkezineZUU Online)。

定温倉庫は、ワインの品質や風味を保つため、20度を目安とした一定の温度帯で保温される。ただし、高価なワインは倉庫内のワインセラーで17度の温度と70%の湿度で徹底的に管理される。

保冷お届けサービスは、有償で定温倉庫から出された後の発送時にも温度管理を行うもの。1回につき税込み300円。このサービスは夏季での利用を推奨している。

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アメリカ合衆国

フリーソフトウェア活動で知られるローレンス・レッシグ氏、米大統領選への条件付き出馬を表明 21

ストーリー by hylom
まさかの 部門より

フリーソフトウェアに関する活動やクリエイティブ・コモンズの設立などで知られるハーバード大学法学教授ローレンス・レッシグ氏が、米大統領選挙への出馬を条件付きで表明したという(ビデオニュース)。

レッシグ教授は「市民平等法」の制定に向けた運動を行っているとして、もしこの法の制定を公約として掲げる候補が現れなかった場合に自身が出馬するという。また、「lessigforpresident.com」というサイトで活動のための資金募集も行っており、現時点で約3600人から約38万ドルの寄付が集まっている。

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Ubuntu

Canonical、Ubuntu Oneの主要部分のソースコードを公開 23

ストーリー by headless
公開 部門より
Canonicalは10日、昨年終了したクラウドサービス「Ubuntu One」のソースコードをAGPLv3で公開した。ソースコードはLaunchPadから入手できる(LaunchPad — A file synchronization serverReadme.txtUbuntu Insightsの記事Ars Technicaの記事OSDN Magazineの記事)。

CanonicalではUbuntu One終了の際、関連ソースコードをオープンソース化すると説明していた。公開までに時間がかかった理由として、コードのクリーンアップをUbuntu PhoneやSnappyプロジェクトの合間を縫って進めてきたためだとしている。

今回公開されたのはファイル同期サービスの主要部分で、デスクトップクライアントが同期の際に接続するサーバーサイドのソースコード。残りの部分も公開できるよう準備を進めていくという。時期は未定だが、Webサイト関連やREST API、連絡先、音楽ストリーミングなどのコードについても今後公開する計画とのことだ。
typodupeerror

吾輩はリファレンスである。名前はまだ無い -- perlの中の人

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