オープンソースの災害救助ラジコン飛行機「OpenRelief」プロジェクト開始 38
ストーリー by hylom
みんなの力で安く便利に 部門より
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taraiok 曰く、
昨年の東日本大震災後に行われたLinuxカンファレンス「LinuxCon Japan」では、オープンソースソフトウェアが震災復興にどう貢献できるかが議論になった。それから1年後の2012年6月8日、横浜で開催された「LinuxCon Japan 2012」ではオープンソースの災害救助ラジコン飛行機を開発するプロジェクト「OpenRelief」が発表された(LINUX.COM、IT PRO、本家/.)。
このプロジェクトは、災害発生時に情報収集するラジコン飛行機を、1機1000ドル(約7万9000円)以下で実現しようというもの。ソフトウェアおよびハードウェア設計情報を公開することで自由に作成したり商品化可能できる。車で救援物資を被災地に届けたときに現地の状況を把握することが困難だったことから開発を思いついたという。
LinuxCon Japan 2012で展示されたプロトタイプは、香川県在住のShane Coughlan氏、英国在住のKarl Lattimer氏などを始め、世界中の12の専門家が共同で開発したものだ。オープンソースハードウェアであるボードコンピュータ「Ardino」と、オープンソースの自動操縦ソフト「ArduPilot」で飛行機を操作。オープンソースのボードコンピュータである「Raspberry Pi」で飛行機に搭載したカメラの画像を解析し、人、煙、火災、道路などを認識できるようにするしている。
2012年7月にはテストを開始し、2012年12月には商品化可能な段階にもっていく計画としている。
軍事分野じゃ既に実用化されてるし (スコア:2)
要するにUAVじゃないですか。
2002年に巡航ミサイルを自作するページを作ったブルース・シンプソン氏 [wikipedia.org]の時は5000ドルでしたよね。
用途目的が違うとはいえ、1/5にコストダウンして自律飛行する飛行機が作れるってのはえらく安くなったものだと思います。
RQ-11レイヴン [wikipedia.org]の民生用バージョンみたいな感じかな。
自衛隊もQ[球]ちゃん [fc2.com]作ってましたから、意外とこの分野はホットな話題が多いのかも。
民生用でもある (スコア:0)
測量用で、GPSを使ってプログラムされたエリアを自律飛行で空撮して戻ってくるものは既に売ってますね。
Re: (スコア:0)
軍事用のはそれなりにセキュリティに気を使ってるだろうけど今回のコレはどうなるだろう?
簡単にクラック出来る(第3者がリモート制御出来る)といろいろ悪い事しやすそうだよね・・・・
まあ値段が値段だからクラックするよりも自前で用意したほうが早いのかな?
Arduino (スコア:2)
オープンソースハードウェアであるボードコンピュータ「Ardino」と、
(誤)Ardino→(正)Arduino [wikipedia.org]。
ITproの記事の間違いみたいだね。
そろそろやってみようかと (スコア:1)
約8万円か。
ご連絡先
Re: (スコア:0)
無限無責任社員には気をつけろ!
ご連絡先
Re: (スコア:0)
先を越された...orz
官営民間UAV (スコア:1)
なんというかジャストタイミングなニュースが
日本原子力研究開発機構とJAXAが空間放射線量測定用のUAVを2014年以降に運用開始
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20120612-OYT1T01021.htm [yomiuri.co.jp]
http://www.jaxa.jp/press/2012/06/20120612_monitoring_j.html [www.jaxa.jp]
・2013年度中に福島第1原発20キロメートル圏内で運用試験
・すでにJAXA開発済の20時間連続飛行可能なUAVにセンサー搭載
しかしJAXA側には『20時間連続飛行可能』とはかいてないな
ラジコン…? (スコア:0)
ざっくり読む限りでは機上のプロセッサで自立操縦するようだから
ラジコン飛行機というより民間用無人強行偵察機と表現したほうが妥当ではないだろうか。
オープンソースである必然性が無い (スコア:0)
そんな特殊用途の機材がオープンソースでなければならない必然性があるのか?
8万円でもサポート無しのオープンソースなら購入する組織は無いだろうし、100万円でもメンテナンスと運用サポートがあれば喜んで買うところは多いだろう
#オープンソース屋の自己満足につきあってるヒマは無い
Re:オープンソースである必然性が無い (スコア:2)
ソフトとハードの設計図がタダで手に入って、
それを利用してメンテナンスと運用サポートを有料で行うことも出来るってことでしょ。
オープンソースだからって何でも自分でやらなきゃならんというわけではないよ。
必然性があるのかないのか知らんけどクローズドでもどっちでもいいものならオープンにしたっていいんでないの?
Re: (スコア:0)
ヒマと気力があるので自分で作ってみたいけど金のない奴には最適だよ。
あと、LinuxやAndroidもオープンソースだけど、これで商売してる奴多いよな。
# 否定厨の自己満足に付き合ってやったんだ、感謝しろよ。
Re: (スコア:0)
オープンソースにするって言うのは、たくさんの人に使ってくれと言う意味も当然あるんだが、中身を公開することによってたくさんの人の協力を得やすい、力を結集しやすいと言う事もあるんだよ。
アカデミックでニッチな分野でのオープンソースは普通のITに比べて、こう言う事をかなり意図していることが多いよ。
自分が持つ技術や成果物を投入する代わりにあなたも成果物を出してください、それをみんなで持ち寄って開発のためのリソース・コストを負担し合って一人じゃできない事をみんなでやりましょうってお話。出資者が集中的にコスト負担をするのではなくみんなで持ち寄りましょうってね。
そこで成果物をみんなで使える事を保証するためにライセンスを選び、
Re: (スコア:0)
オープンソースハードウェアなんですよ。
仕様や設計を公開するから、みんなで改良しましょうよ、というのがオープンハードの良いところ。
IBM PC-ATも一種のオープンハードでしたね。
というか、こんな特殊機材だからこそ、オープンにしないとやっていけません。
巨大な組織、具体的には軍や国家機関がバックにいれば良いですが、小さな組織がバラバラに動いてる状態ではなーんも進みません。
1つにまとめるために、仕様をオープンにして、改良箇所はどんどんフィードバックしてよりよいものを作るんです。
その結果良いものができたら、製造や運用ノウハウは参加者のものですから、たとえオープンハードであっても生産・運用で金儲けができるってもんです。
※というか、いまだにオープンソースはサポート無しと思ってる人が居るのに驚いた。
Re: (スコア:0)
面白そうだから趣味で作ってラジコン飛行機が作ってみたかった、でいいのに、
いちいち震災復興とか「いいこと」みたいなアピールする感じがなんかいやん。
Re: (スコア:0)
こいつはボランティアで復興作業や支援する人間も
「面白そうだから(ry」
とか言う解釈をして回るんだろうなぁ。
誰もが自分と一緒だとは思わない方がいいよ。
そんな貧しい人ばかりではない。
Re: (スコア:0)
おまえが相手をなんとか傷つけてやろうという
貧しい性根の持ち主ということはよくわかった。
Re: (スコア:0)
誰もが自分と一緒だと思わない方がいいよ
Re: (スコア:0)
モチベーション維持のためにも仕様の策定にも目的は必要。
それにどこかで区切りをつけないとずっと開発中のままなにもできあがらないことになっちゃうからね。
やりたいことを列挙するだけじゃ実際に手を動かす前に破綻すると思うよ。
Re: (スコア:0)
その辺の大学の工学の研究室で自律の小型飛翔体とかロボットとかやってる人でも
本当に役立てる気があるかどうかは知りませんが将来災害に役立つとか言うのがお約束になってる訳で
単に面白そうとか言うよりも色々都合が良いんでしょう
Re: (スコア:0)
逆になんでオープンソースでやろうと思ったかと考えればいい。
特殊用途の機材を発注するとしたら、その発注元は政府や自治体(軍は除いとく)だろう。
そこが普通に民間に発注するとしたら、十分な信頼性を得るためと称して、お抱えのベンダーに常識外の高値で発注するだろう。
しかしそこに、十分な実績のあるオープンソースのシステムが既にあればどうだ。
発注元はそのシステムを提供するベンダーから好きなのを選べば良くなる。
ナニ言うアル! (スコア:0)
オプソ素晴らしいネ。
早速作ってみるアルヨ。
Re: (スコア:0)
たしかに100万円でも喜んで買うところは多いけど。
結局150万円になるんだろ?
そして、運用始めたら問題発生、追加料金40万円ですってなるんだろ?
その頃には担当者が変わって責任の所在がわからなくなるから無問題。
さらに現場担当者がバットノウハウ蓄積して何とか運用。
どんどん”見えない化”が進んでわけわからなくなる。
要は災害救助ができれば何でもいいわけで、全国的に互換性のあるシステムの方がいいわけで。
オープンじゃないものを導入してもあまり発展しないんじゃないか?
必然性? (スコア:0)
自治体が10機導入するにしても、80万円と1000万だと採用される話もおじゃんになりそうだな。
> そんな特殊用途の機材がオープンソースでなければならない必然性があるのか?
では、非オープンソースである必然性があるのか?
必然性の話うんぬんではなかろうに。
# 生産的ではない反対意見こそ、自己満足だなあと思った。
AR.DRONEで (スコア:0)
SDKがオープンソースで公開されているし、Linuxベースでもある。
AR.Droneでいいんじゃない?
Re:AR.DRONEで (スコア:1)
飛行機とヘリだから用途が違うんじゃないの
「被災地を素早く把握」だと速度や航続距離上飛行機のほうがいいとか
Re: (スコア:0)
そもそも,AR.Droneは,屋内や,穏やかな屋外程度の「ちょっと離れたところから操る」機材で,広範囲の捜索活動に用いれるほど屋外飛行向けではなさそう。
Re: (スコア:0)
竜巻被害を受けて被災した街を、CNNがAR.Droneを使って空撮して放送してましたよ。
既に災害の被害状況把握という点では使われてます。
たとえば倒壊の恐れがあるビルの中まで入っていって撮影するとか、いろいろ活用方法はあります。
使い捨てる覚悟があれば、火事の現場に突入させていって逃げ遅れた人がいないか確認するとか。
Re: (スコア:0)
まぁ、火災現場であれば場合によっては使い捨てても惜しくはない機材ではありますが、うっかり火炎に巻かれて墜落した末にバッテリが爆発したりするとちょっといやな感じですねぇ…。
Re: (スコア:0)
そういいたい気持ちもわかるけど、飛行機とヘリじゃ
滞空時間も航続距離も全然違うんじゃないかな。
AR.Droneのパーツ取り外してオスプレイ的な
飛行機にするとかどうだろうか。
何が必要かを理解出来てない気がする。 (スコア:0)
安価で安定飛行して単純な自立飛行による一定範囲の撮影が出来る、というところまではすでに実現可能で、たいそうなプロジェクトを立ち上げる必要はない。
過去に製品案に関わった事があるが、実現困難な理由は航空法/電波法などの法律面の問題と落下時の責任問題。
Re: (スコア:0)
写真測量用のシステムが一体いくらするか知ってて言ってるのか?
Re: (スコア:0)
写真測量とはだれも言ってない
Re: (スコア:0)
「安価で安定飛行して単純な自立飛行による一定範囲の撮影が出来る」
これを普通写真測量システムと言うんだがなぁ。
空撮装置というともっと安定的に画像が撮れる奴の事を言う。 最低でもこのクラス [helicam.asia]。日本製ならこう言ったものがあるが [yamaha-motor.jp]当然高い。
これを開発した人間に「開発なんぞたいそうな事は無い。許認可が難しいからできないんだ」とか言われたら失笑されるだけでしょう。
この手のシステムで一番使われる用途が土建屋や行政が、山岳
Re: (スコア:0)
要求性能が違う物をもちだして何が言いたいんだ。
Re: (スコア:0)
要求性能が違うと思っているところで机上検討しかしたことが無いと見える。
要するに知らないんだな。この手のシステムで写真測量用のシステムが一番価格が安く条件に近いから例に出したんだが。
写真測量用のシステムとは簡単に言うと、一番簡単なもので装置に市販のデジカメをぶら下げて、傾斜計を取り付け常に重力に向かって下を向くようにしたと言うものだ。これが無いと航空機独特の空間全体に触れ回るような揺れにやられてまともに見える絵はとれない。単純に取り付けただけでは、晴天の中を安全距離ぎりぎりの高さから撮影したものを、画像処理を通して道路がど
Re: (スコア:0)
これが顔を真っ赤にするということか。
Re: (スコア:0)
具体的に反論できなくて、散々青くなったり赤くなったりしながら反論を考えたものの、結局自分の無知を晒すしかできずに最終的に煽るしか無い。
わかります。わかりますよその気持ち!