揺るがされるオープンソースセキュリティーの理想 119
ストーリー by headless
理想 部門より
理想 部門より
本家/.「Confidence Shaken In Open Source Security Idealism」より
いくつかのニュース記事によると、最近オープンソースソフトウェアで発生したセキュリティー問題は、すべて一般大衆に認知されているという。Bloombergの記事では「一時はWebの理想を象徴するものとされたフリーソフトウェア運動をハッカーが揺るがした。ここ数か月の間に大きく報じられたサイバー攻撃では、有志がオンラインで共同作業を行って作り上げる『オープンソース』ソフトウェアの脆弱性が悪用されている。」としている。
オープンソースなら実際のコードを見ることで、悪意を持った機能や明白なセキュリティーホールがないことを確認できるというのは事実だ。しかし、このような理想主義では、コードを確認する時間や知識のない多くの人々の助けにはならない。人々がオープンソースコミュニティーを信頼するしかないとしたら、企業によるクローズソースソフトウェアと大して違わないのではないだろうか。