海水と二酸化炭素使用して水族館を暖房
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
米国のアラスカにある水族館「アラスカシーライフセンター(ASLC)」は、12万平方フィートの施設の暖房システムを従来の化石燃料型から、海水を使用型に切り換えること成功にした。このシステムはトランス臨界CO2ヒートポンプを使ったもの。海水の熱を取り込んで冷やしてから戻す仕組み。海水の熱はグリコールと水の混合物を温め、CO2冷媒に接触する4つのヒートポンプを通過。CO2を沸騰させて蒸気が温度を上昇させる仕組みだという。温室効果ガスは1年につき124万ポンド削減、運用コストは月15000ドル減らすことができたとしている。しかし、設備の導入コストが高いことから大規模な施設にしか導入できないようだ(Christian Science Monitor、ASLC、Slashdot)。