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データベース

NoSQLデータベース「MongoDB」、クラウド事業者対策でライセンスを変更 15

ストーリー by hylom
今後こういう話は増えるのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

オープンソースのドキュメント指向データベース「MongoDB」がライセンスを独自の「Server Side Public License(SSPL)」に変更する。大手クラウド事業者がMongoDBを利用しているにも関わらず、プロジェクトにほとんど貢献していないという現状を受けてのライセンス変更となる(MongoDBの発表OSDN MagazineTechCrunchSlashdot)。

先日のRedisと似たような話だが、こちらはAGPLをさらに厳しくした新OSSライセンスを作って対抗するようである。

SSPLはAGPLをベースとするが、機能を追加したり修正を行ったMongoDBをサービスとして提供する場合にもソースコードの公開を求める条項が追加されている。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by Anonymous Coward on 2018年10月19日 9時35分 (#3500561)

    本家 Slashdot のコメントを追うと、何らかのウェブサービスでバックエンドに MongoDB を使っているだけでも、そのウェブサービス全体のソースコードを公開する必要があると解釈される条項がある。これが正しければ、 MongoDB 自体の使用をあきらめるしかないところがたくさんありそう。

    • by Anonymous Coward on 2018年10月20日 17時17分 (#3501378)

      どうして原文ではなく信憑性の薄い第三者の情報をアテにするの?
      ソースは2ch、みたいなネタも知らない世代か?

      SSPL ( https://www.mongodb.com/licensing/server-side-public-license [mongodb.com] ) の条文では、明確に

      > “The Program” refers to any copyrightable work licensed under this License. Each licensee is addressed as “you”. “Licensees” and “recipients” may be individuals or organizations.

      という定義がされた後で、

      > 13. Offering the Program as a Service.
      >
      > If you make the functionality of the Program or a modified version available to third parties as a service, you must make the Service Source Code available via network download to everyone at no charge, under the terms of this License.

      って書いてあるだろうが。13条はSSPLでライセンスされたソフトウェアに対する言及なのは明白で、したがって問題になるのはMongoDB as a Serviceを提供したい個人または団体、となる。MongoDB as a Serviceをする場合はライセンス料を払うか、as a Service提供のために利用される関連ソフトウェア(管理システム etc)を公開しろ、ということだ。
      接続ドライバはApache License 2.0だから、DBを単純に使うだけのソフトウェアは影響を受けない(しかも公式がリリースしている)。

      なあ、頼むから、原文をしっかり読んでくれよ。GPLとかもそうだが、思い込みで語るやつが多すぎる。
      ろくに調べもせずに親コメントに乗っかって頓珍漢なことを言ってる人間も反省しろ。デマ問題は自分が思っているよりも身近なんだよ。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      ええええ、DB系のプロダクトでそんな条項付いた日には、利用可能な用途が激減じゃん。
      それこそ社内システムとかにしか使用できないぞ。
      OSSの枠内でMongoDBをクラウド事業者的に提供するケースを制限しようとすると、それぐらい巻き添えにしないと難しいって事か(汗

      • by Anonymous Coward

        しかしMongoDBを選択している国内クラウド事業者の大半は
        ライセンスのことなんて意識してなさそう。

      • by Anonymous Coward

        そこでライセンス料を払うという選択がなぜ出ないのか

        • by Anonymous Coward

          1円でもタダで使ってたものに金払いたくないんでしょ。
          グーグルマップAPI有料化でリーフレットやOSMに切り替えたケチな会社と同じ。

      • by Anonymous Coward

        GPLv2の頃を思い出すなぁ。Linux Kernelなんか金輪際使わないと言ったメーカーもあったけど、
        そんな所はプロプラ製品のライセンス料も払えないし、競争力のある製品が全く作れなくなって、五年か十年もすれば諦めるんだよね。

    • by Anonymous Coward

      MongoDBをサービスとして提供する(要するにMongoDB as a Service)場合に、そのサービス用のソースコードもってだけじゃなくて?

    • by Anonymous Coward

      ウェブサービス全体かどうかはともかく、MongoDBとリンクしているソフトウェアのソースコードを、ウェブサービスの利用者が要求することは、AGPLでもSSPLでもできるんじゃないかな。

      • by Anonymous Coward

        MongoDBにアクセスするためのドライバライブラリの方はApacheライセンスだから、
        MongoDB本体を弄るとかしない限りは、MongoDB本体がAGPLでも普通のアプリにソースコード開示義務はなかった。

  • AGPLだとソースコード公開不要なの? ザルすぎない?

    • by Anonymous Coward

      そのサービスの利用者以外には公開不要なんじゃないかな?

      • MongoDBを組み込んだサービスは、サービス自体のソースコードを公開する必要が、
        AGP:ない
        SSPL:ある
        というのが、違い。

        つまり、MongoDBを使って商用サービスをやりたければ、ソースを公開してコミュニティに貢献するか、金を払ってコミュニティに貢献しろ、タダ乗りは許さないと。

        親コメント
        • by Anonymous Coward

          SSPLに金払ったらソース公開免除って条項があるのか、
          それとも、商用ライセンスを取るって話か

          • by Anonymous Coward

            当然、商用ライセンスを取るという意味でしょ

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