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そんなライセンスあるのかよ?とリンク先でライセンス見たんだが、ただのフリーウェアじゃねーか。ライセンスの名前からして「Orbiter Freeware License」だぜ?
これだからスラドのタレコミは……。
「フリーウェア」と「フリーソフトウェア」は違うってのが解ってるなら、タレコミの「オープンソースでないフリーソフトウェア」のおかしさも解るはずだろ。それにそのソフトは「フリーソフトウェア」じゃなくて「フリーウェア」だし。
#1891889の指摘は(文体が喧嘩腰であることを別にすれば)もっともだと思うんだが、俺も何か勘違いしてるのか?
単にフリーソフトウェアは(利用者に与える自由の一環として)当然ソースを開示するんだから、「ソースを開示しないフリーソフトウェアはありえない」ってだけの話のつもりなんだが。
OSDの第10項なんてクリックラップ契約がどうのこうのとかで、全然関係ない話じゃんよ。フリーウェアとフリーソフトウェアを取り違えて話してないか?
「(フリーウェアじゃない)フリーソフトウェア」って言えば普通はフリーソフトウェア財団の提唱する概念のことだと思ってたんだが、根本的に話が噛み合ってないような気がしてきた。「『フリーソフトウェア』の定義も一つじゃない」なんて言われちゃうとなおさらだ。
ああ、そうか。
仮に「オープンソース」=「ソースが開示されていること」+α(例えば「コミュニティがある」など)と定義すると、フリーソフトウェアってのは必ずソースが開示されているわけだから、「オープンソースでないフリーソフトウェア」ってのは必然的にそのαを満たしていないことになる。これはそのαに関心を持つ人にとっては"very interesting"だな。最初のレスはまさにそういう話をしてるんだな。
確かに「オープンソースならどれもソースが開示されてるだろ!」って話とは全然関係ないわ。これは失礼した。
スレッドの本題にも興味が出てきたのでもう少し書いてみます。
後に Open Source Summit [oreilly.com] として知られる1998年の会合は Freeware Summit [oreilly.com] として開催されたものです。 そこでは「フリーソフトウェア」に代わる名称として「オープンソース」 と共に「フリーウェア」も候補とされました。当時は「フリーウェア」と 「フリーソフトウェア」にあまり違いはありませんでした。
一方、 Freeware [wikipedia.org] と Free Software [wikipedia.org] のように両者は別物との認識が今では少なくとも一部には
別に語れるほど詳しくないけど、議論に付き合ってくれた御礼ついでに、個人的な事例をちょっと書いておくよ。
俺は「フリーソフトウェア」ってのはストールマンの造語で(Wikipediaによると80年代初頭のことだそうだが)、意図的に「フリーソフトウェア」と言う時はストールマンの提唱した概念を指すものだと思っていたからだ。
そういう認識が植えつけられたのはいつか正確には分からないが、GNUの「フリーソフトウェアの定義」が八田氏によって和訳された頃、つまり2000年代初頭なんだろう。
そしてそれ以前からこうした世界に触れていた世代で、90年代末からのオープンソースのムーブメントを無視していた奴なんてほぼ存在しないだろうから、「オープンソース以前の世代」をその98年のオープンソースサミット以前の世代とするなら、その世代の奴も含めて2000年初頭までにオープンソースに関心を持っていた連中にとっては、「フリーソフトウェアは(FSFの提唱する概念であり)フリーウェアに非ず」というのは常識だと思っていた。(ライトユーザが知らなくてごっちゃにしてるのはしょうがないとして)
だから、
>「フリーソフトウェア」も… それ以外の意味で使われてきた歴史があります。>当時(98年頃)は「フリーウェア」と「フリーソフトウェア」にあまり違いはありませんでした。>両者は別物との認識が *今では少なくとも一部には* あるようです。>例えば…オープンソース以前の世代は今でも両者をあまり区別していなかったりしないか
という歴史観が存在していることに俺は驚いたな。別に否定するとかそういう意味じゃなくてさ。
俺はスラドやネットニュースの読みかじり聞きかじりでこういう知識を仕入れたクチなんだが、どういう受容歴を持ってる人たちが上で引用したようなオープンソース観を持ってるんだろうか。
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Stay hungry, Stay foolish. -- Steven Paul Jobs
オープンソースでないフリーソフトウェア?! (スコア:-1, 荒らし)
そんなライセンスあるのかよ?とリンク先でライセンス見たんだが、ただのフリーウェアじゃねーか。
ライセンスの名前からして「Orbiter Freeware License」だぜ?
これだからスラドのタレコミは……。
「フリーウェア」と「フリーソフトウェア」は違う (スコア:0)
Re: (スコア:0)
「フリーウェア」と「フリーソフトウェア」は違うってのが解ってるなら、
タレコミの「オープンソースでないフリーソフトウェア」のおかしさも解るはずだろ。
それにそのソフトは「フリーソフトウェア」じゃなくて「フリーウェア」だし。
#1891889の指摘は(文体が喧嘩腰であることを別にすれば)もっともだと思うんだが、
俺も何か勘違いしてるのか?
Re: (スコア:0)
私にとっては "strange" ではなく "very interesting" ですね。
仮に「オープンソース」を現在の第10項を持つOSD第1.9版に準拠のソフトウェア、
「フリーソフトウェア」をDFSG準拠のソフトウェアとした場合でも、第10項により
「オープンソースでないフリーソフトウェア」が存在しうることは明らかです。
(「現在の第10項〜」という但し書きは第10項が過去にも二種類存在したため、
また、第10項を持たないOSD第1.9版も存在したためです)
DFSGはOSDの雛型ですが、OSDからより離れた物を
Re: (スコア:0)
単にフリーソフトウェアは(利用者に与える自由の一環として)当然ソースを開示するんだから、
「ソースを開示しないフリーソフトウェアはありえない」ってだけの話のつもりなんだが。
OSDの第10項なんてクリックラップ契約がどうのこうのとかで、全然関係ない話じゃんよ。
フリーウェアとフリーソフトウェアを取り違えて話してないか?
「(フリーウェアじゃない)フリーソフトウェア」って言えば普通はフリーソフトウェア財団の
提唱する概念のことだと思ってたんだが、根本的に話が噛み合ってないような気がしてきた。
「『フリーソフトウェア』の定義も一つじゃない」なんて言われちゃうとなおさらだ。
Re: (スコア:0)
> 提唱する概念のことだと思ってたんだが、
「フリーソフトウェアの定義」を強く主張しているのがFSFだけなので収束してきたのかもしれませんが、
「オープンソース」がそうであるのと同様に「フリーソフトウェア」も普通の単語の組み合わせなので
それ以外の意味で使われてきた歴史があります。「オープンソース」という「フリーソフトウェア」とは
似て異なる概念の出現によりこの10年余りの間にFSFの定義もより注目されるようになったのでしょうか。
OSDや、FSFによるフリーソフトウェアの
Re: (スコア:0)
ああ、そうか。
仮に「オープンソース」=「ソースが開示されていること」+α(例えば「コミュニティがある」など)と定義すると、フリーソフトウェアってのは必ずソースが開示されているわけだから、「オープンソースでないフリーソフトウェア」ってのは必然的にそのαを満たしていないことになる。
これはそのαに関心を持つ人にとっては"very interesting"だな。最初のレスはまさにそういう話をしてるんだな。
確かに「オープンソースならどれもソースが開示されてるだろ!」って話とは全然関係ないわ。これは失礼した。
Re: (スコア:0)
スレッドの本題にも興味が出てきたのでもう少し書いてみます。
後に Open Source Summit [oreilly.com] として知られる1998年の会合は
Freeware Summit [oreilly.com] として開催されたものです。
そこでは「フリーソフトウェア」に代わる名称として「オープンソース」
と共に「フリーウェア」も候補とされました。当時は「フリーウェア」と
「フリーソフトウェア」にあまり違いはありませんでした。
一方、 Freeware [wikipedia.org] と Free Software [wikipedia.org]
のように両者は別物との認識が今では少なくとも一部には
Re:「フリーウェア」と「フリーソフトウェア」は違う (スコア:0)
別に語れるほど詳しくないけど、議論に付き合ってくれた御礼ついでに、個人的な事例をちょっと書いておくよ。
俺は「フリーソフトウェア」ってのはストールマンの造語で(Wikipediaによると80年代初頭のことだそうだが)、
意図的に「フリーソフトウェア」と言う時はストールマンの提唱した概念を指すものだと思っていたからだ。
そういう認識が植えつけられたのはいつか正確には分からないが、GNUの「フリーソフトウェアの定義」が
八田氏によって和訳された頃、つまり2000年代初頭なんだろう。
そしてそれ以前からこうした世界に触れていた世代で、90年代末からのオープンソースのムーブメントを無視していた奴なんて
ほぼ存在しないだろうから、「オープンソース以前の世代」をその98年のオープンソースサミット以前の世代とするなら、
その世代の奴も含めて2000年初頭までにオープンソースに関心を持っていた連中にとっては、
「フリーソフトウェアは(FSFの提唱する概念であり)フリーウェアに非ず」というのは常識だと思っていた。
(ライトユーザが知らなくてごっちゃにしてるのはしょうがないとして)
だから、
>「フリーソフトウェア」も… それ以外の意味で使われてきた歴史があります。
>当時(98年頃)は「フリーウェア」と「フリーソフトウェア」にあまり違いはありませんでした。
>両者は別物との認識が *今では少なくとも一部には* あるようです。
>例えば…オープンソース以前の世代は今でも両者をあまり区別していなかったりしないか
という歴史観が存在していることに俺は驚いたな。別に否定するとかそういう意味じゃなくてさ。
俺はスラドやネットニュースの読みかじり聞きかじりでこういう知識を仕入れたクチなんだが、
どういう受容歴を持ってる人たちが上で引用したようなオープンソース観を持ってるんだろうか。