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英米法だと、他人の著作物はコピーし放題、という状態こそが自然状態なんだよ。でも出版業界(いまやここにIT業界も含まれる)に特別な利益を与え、一般の人の権利を制限する(コピー禁止する)ことで、社会全体の便益を増やすことができるだろうと予測した。そのための商業法として著作権(コピー権)というものを考えた…という流れ。
だから、(著作権法に従い)MSが秘匿することによる社会の便益と、(自然状態として)公開することによる社会の便益を比較し、(社会全体の便益を増加させるという)著作権の当初の理念に反しているよ、という指摘は、まぁ、頑張ればできないこともないかなぁ、と思う。
知財は著作権とは別じゃないの?XPのソースはすべて純粋MS製だっていうならソース公開も可能かもしれないけどクロスライセンスとかで供与されてる他者の特許(暗号とか)がかなり含まれてるとおもうな。
仮にそうであった場合、 XP でしか使っていなかったようなものがあれば、契約を満了してMSとしては使用しないようにするだろうし7 や 8 でもつかっているなら、XPの新規出荷分を除外して契約しなおすんじゃなかろうか。
販売が終わったんならソースよこせって言うのは、感覚としまっとうな人の意見だと思えないし結論として最終的なメンテや改善を有志や善意の第三者に丸投げってどうなの?社会的利益とかなんとかいうなら、まずそういった必要性をちゃんと訴えて、受け取ったソースを活かす団体を作るとか方策を示すならまだしもね。
最後にソースが公開された場合、当然それを悪用しようとする人間も含まれるわけだけどその辺のリスクはどう考えてるんだろうね。っていういか何も考えてないよねきっと。
>知財は著作権とは別じゃないの?>XPのソースはすべて純粋MS製だっていうならソース公開も可能かもしれないけど>クロスライセンスとかで供与されてる他者の特許(暗号とか)がかなり含まれてるとおもうな。
ソース公開と知財は直交する概念というか、まったく関係ないですよね。べつにソースが公開されてようがされてまいが、著作権も特許権も保護されますよ。
>べつにソースが公開されてようがされてまいが、著作権も特許権も保護されますよ。そう理解して居る人が多いからこそ、危険度が上がるだけと言われる訳でして。
>ソース公開と知財は直交する概念というか、まったく関係ないですよね。そんな事は有りませんよ。知財の権利を持ってソース公開や利用権を制限するってのは一般的ですよ。というか、GPLがそもそもその典型例な訳ですが。
知財の権利を持って「使うなら公開しろ」と言うのと「外部にソースを出すな」ってのは、知財保有者の権利により制限が発生するって点で等価です。
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あつくて寝られない時はhackしろ! 386BSD(98)はそうやってつくられましたよ? -- あるハッカー
この論理展開が理解不能 (スコア:5, すばらしい洞察)
2.サポートを止めたというのだからXPに限っては見捨てたわけ:MSは無期限に無償サポートを継続する約束などしていないから問題はない
3.どうせゴミ:サポート終了したからといってゴミ(=無価値)になるわけではない
4.ならば公開して:ゴミだと公開しないといけないという理屈が分からない
4.XPユーザーが自由に修正できるようにすればいい:MSの知的財産権をどう考えているのか
前節で「アメリカの1私企業に過ぎないMS社」と言っているのに、その知的財産を
無償で公開せよと1ユーザが主張する根拠が全く伝わって来ません。
論文科の先生がこれでいいのでしょうか。
Re: (スコア:1, 参考になる)
英米法だと、他人の著作物はコピーし放題、という状態こそが自然状態なんだよ。
でも出版業界(いまやここにIT業界も含まれる)に特別な利益を与え、
一般の人の権利を制限する(コピー禁止する)ことで、社会全体の便益を増やすことができるだろうと予測した。
そのための商業法として著作権(コピー権)というものを考えた…という流れ。
だから、(著作権法に従い)MSが秘匿することによる社会の便益と、
(自然状態として)公開することによる社会の便益を比較し、
(社会全体の便益を増加させるという)著作権の当初の理念に反しているよ、という指摘は、
まぁ、頑張ればできないこともないかなぁ、と思う。
# mishimaは本田透先生を熱烈に応援しています
Re: (スコア:1)
知財は著作権とは別じゃないの?
XPのソースはすべて純粋MS製だっていうならソース公開も可能かもしれないけど
クロスライセンスとかで供与されてる他者の特許(暗号とか)がかなり含まれてるとおもうな。
仮にそうであった場合、 XP でしか使っていなかったようなものがあれば、契約を満了してMSとしては使用しないようにするだろうし
7 や 8 でもつかっているなら、XPの新規出荷分を除外して契約しなおすんじゃなかろうか。
販売が終わったんならソースよこせって言うのは、感覚としまっとうな人の意見だと思えないし
結論として最終的なメンテや改善を有志や善意の第三者に丸投げってどうなの?
社会的利益とかなんとかいうなら、まずそういった必要性をちゃんと訴えて、
受け取ったソースを活かす団体を作るとか方策を示すならまだしもね。
最後にソースが公開された場合、当然それを悪用しようとする人間も含まれるわけだけどその辺のリスクはどう考えてるんだろうね。
っていういか何も考えてないよねきっと。
Re:この論理展開が理解不能 (スコア:2)
>知財は著作権とは別じゃないの?
>XPのソースはすべて純粋MS製だっていうならソース公開も可能かもしれないけど
>クロスライセンスとかで供与されてる他者の特許(暗号とか)がかなり含まれてるとおもうな。
ソース公開と知財は直交する概念というか、まったく関係ないですよね。
べつにソースが公開されてようがされてまいが、著作権も特許権も保護されますよ。
Re: (スコア:0)
>べつにソースが公開されてようがされてまいが、著作権も特許権も保護されますよ。
そう理解して居る人が多いからこそ、危険度が上がるだけと言われる訳でして。
>ソース公開と知財は直交する概念というか、まったく関係ないですよね。
そんな事は有りませんよ。
知財の権利を持ってソース公開や利用権を制限するってのは一般的ですよ。
というか、GPLがそもそもその典型例な訳ですが。
知財の権利を持って「使うなら公開しろ」と言うのと「外部にソースを出すな」ってのは、
知財保有者の権利により制限が発生するって点で等価です。