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13893519 story
オープンソース

LibreOffice 6.2.3公開、新元号「令和」に対応 25

ストーリー by hylom
早速 部門より

4月18日にリリースされたフリーのオフィススイートLibreOffice 6.2.3では、新元号「令和」への対応が行われたとのこと(窓の杜)。

たとえば表計算ソフト「Calc」で和暦による年号表記を指定した場合、2019年5月1日以降は「令和」元号を使った表記となる。

13884792 story
オープンソース

「令和」合字に対応した源ノ角ゴシックver.2.001リリース 16

ストーリー by hylom
早速 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

Adobe Systemsが提供しているオープンソースのフォント「源ノ角ゴシック」が更新され、新元号「令和」の合字(U+32FF)対応が行われたバージョン2.001がリリースされた窓の杜Adobe Blog)。

なお、OTC版はWindows 10 Version 1703以上でないと使えないので、Windows 7SP1/8.1の場合にはOTF版を使用する必要がある。

13877466 story
BSD

NetBSD、メンテナンスの負担を理由にOpenBSD由来のファイアーウォールを廃止 60

ストーリー by hylom
まあ理由としては分かる 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NetBSDのメーリングリストで、OpenBSDで開発されたパケットフィルタである「PF」のサポートをNetBSDから削除することが宣言された(NetBSDのtech-kernメーリングリストへの投稿)。

この投稿によると、「PFを取り除くことについて内部で議論がなされた」という。「現在、NetBSDのPFは11歳で、メンテナンスを受けておらず、NetBSDではなく上流で修正されたバグや脆弱性が累積した状態にある」「最新の例として、直近で発見されたPFの脆弱性は2つあり、これらの脆弱性には興味がないため、NetBSDのPFでは修正されていません」とのことで、PFのレガシーな設計のせいでスケーラブル/高性能なカーネルでの移植に多大な作業が必要な状況になっているという。

OpenBSDのセキュリティの高さは、オペレーティングシステム界で屈指であり、関連するソフトウェアとしてはOpenSSHや「ハートブリード脆弱性」を解消したOpenSSL代替の暗号化ソフトLibreSSL等、Unix系オペレーティングシステムほかLinuxやWindows等、OpenBSDが開発したソフトウェアの多くが用いられている。

ファイアーウォールであるPFもその一つではあるが、PFを廃止する理由が、NetBSD側の「OpenBSDでなされたPFに関するバグフィックス」の不適用というメンテナンス体制の問題によるものであるところが、最大の問題点と言える。

通常、メンテナンス上「ソフトウェアのバグや脆弱性」というものは、上流である「開発元がメンテナンスを放置または放棄する」ことで「セキュリティリスク」が累積し、下流にあたる「利用者が離れていく」というのが一般的な流れである。

しかしながら、「開発元のメンテナンス不足」では無く「利用者のバグフィックスの不適用」が理由で「有益なソフトウェアの廃止」がなされることは、実に稀であり、まして、「ネットワークセキュリティ」という、OSにとっては最も重要となる部位で自らの「メンテナンス体制」の問題を事由に廃止されることは、稀有と言える。

この点、「pf消すとか頭おかしい。むしろほかのやつ消してちゃんとメンテすべき」との意見が出るなど、通信技術やOS・セキュリティ関連の専門家の間でも波紋が広がっている。

既に*BSD界隈の衰退については、かねてより指摘されているが、今回のNetBSDの対応はそれを差し置いても、異常と言える事態を指し示している。

なお、NetBSDではNPFというパケットフィルタがデフォルトで提供されており、一部機能は不足しているもののPFの代わりにこちらを代替として利用できるともしている。

13868605 story
数学

Windows標準の電卓にグラフ作成モード、欲しい? 91

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関数 部門より
Microsoftが先日オープンソース化したWindowsの電卓アプリに、グラフ作成モードの追加が進められているそうだ(GitHubでの提案Neowinの記事The Vergeの記事ZDNetの記事)。

提案したMicrosoftのDave Grochocki氏によれば、米国の高校で代数は最も落第者の多い科目であり、学生の数学学習を助けることがグラフ作成モードの目的だという。また、グラフ電卓はフィードバックHubでも最もリクエストの多い機能の一つでもあるとのこと。現在グラフ作成モードはPre-Productionとなっており、実際にWindows標準の電卓アプリへ追加されるかどうかは不明だ。スラドの皆さんはグラフ作成モードに期待するだろうか。
13857971 story
Windows

Windows 10の「電卓」アプリ、MIT Licenseでオープンソース化される 22

ストーリー by hylom
電卓をハックしよう 部門より

Windows 10の「電卓」アプリがオープンソース化され、GitHubでソースコードが公開された窓の杜)。

ライセンスはMITライセンスで、ビルドにはWindows 10 バージョン1803以降やVisual Studioが必要。サンプルコードとして有用なほか、フィードバックも受け付けているという。

13835782 story
ビール

ビールとワインを飲む順番と悪酔いの強さの関係を調べる実験 50

ストーリー by headless
影響 部門より
「ビールとワインを一緒に飲んではいけない」「ワインの前にビールを飲んでも問題ないが、ビールの前にワインを飲むと悪酔いする」といった言い伝えについて、ドイツ・ヴィッテン/ヘルデッケ大学の研究グループが実験を通じて確かめている(論文The Registerの記事)。

2017年に行われた実験では3人1組の被験者について、1人はビール→ワインの順に飲んでもらい、1週間後にはワイン→ビールの順に飲んでもらっている。もう1人は逆順で、最後の1人は対照群としてワインのみまたはビールのみを飲んでもらい、1週間後にはビールまたはワインに切り替えて飲んでもらったとのこと。なお、被験者は実験と実験の間の1週間、アルコール飲料の摂取を避けるよう指示されている。

ビールとワインは呼気中アルコール濃度(BrAC)が0.05%を超えた時点で切り替え、切り替え後に0.11%を超えた時点で終了する。主な評価項目は実験終了後の急性悪酔いスケール(AHS)による悪酔いの強さと、それに結び付けられる各要素となっている。2回の実験を完了した被験者は19歳~40歳の計90名(男45、女45)。飲み物の組み合わせや順序による悪酔いの強さに対する顕著な影響はみられなかったという。ちなみに、嘔吐する人は対照群で多くみられたとのこと。

なお、被験者は大学で公募しているが、健康状態などによるスクリーニングが行われている。東アジア系の人は除外されているため、日本人でも同様の結果になるのかどうかは不明だ。
13834578 story
メディア

VLC 4.0、旧バージョンOSのサポート打ち切りへ 38

ストーリー by headless
終了 部門より
VideoLANのJean-Baptiste Kempf氏がFOSDEM 2019で講演し、VLCメディアプレイヤーの次期バージョンVLC 4.0で追加・変更される機能などについて解説した(FOSDEM 2019 — VLC 4.0Neowinの記事Phoronixの記事)。

VLC 4.0の主な新機能・変更点としては、UIの改善や3D/VRサポート、HDRサポートの強化、ビデオフィルターAPIの搭載、ギャップレス再生、Android版には既に搭載されているメディアライブラリー機能のデスクトップ版/iOS版への搭載、旧バージョンOSのサポート終了など。

VLC 4.0以降でサポートされなくなるデスクトップOSはWindows XP/VistaおよびOS X 10.7~10.9、LinuxはOpenGLサポートが必須となる。モバイルOSではAndroid 2.2~4.1がサポート打ち切りとなり、Android 4.2以降にのみ対応する。iOSについてスライドには「iOS 7, 8」と記載されているが、口頭でiOS 10までサポート打ち切りになる可能性が示唆された。
13831474 story
Chrome

Mozillaの開発者、面倒な互換性問題に巻き込まれたくないのでChromiumのバグを直す 36

ストーリー by hylom
敵に塩 部門より

Google ChromeにおけるCSSの「@supports」規則のサポートで不具合があることをMozillaの開発者が指摘するとともに修正を行ったという(Chromiumのバグトラッカー@EzoeRyouのTweet)。

「この不具合のせいで互換性問題に巻き込まれたくない」ために修正したとのこと。

13825833 story
政府

国税庁が公開する「医療費集計フォーム」がxlsx形式になり、LibreOfficeでも動作確認済みに 32

ストーリー by hylom
オープンな形式に 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

国税庁がWebサイトで公開している「平成30年分 確定申告特集」の「医療費集計フォーム(平成29年分以降用)」が、Excelに加えてLibreOfficeでも動作確認済みとなった

平成28年分以前用はMicrosoft Excel 2003までの標準ファイル形式(.xls)だったが、平成29年分以降用はExcel 2007から採用されたOffice Open XML Formats(.xlsx)となっている。さらに、Excel 2010、2013、2016、for Mac 2016に加え、LibreOffice 6.0と6.1でも動作確認をしていると表記されている(LibreOffice日本語チームのTweet)。

タレコミ人の環境において該当ファイルをLibreOffice 6.1.xで開いたところ、持っていないフォントが指定されているため文字がきれいに収まっていないセルが1つあったが、それ以外に問題は見つからなかった。ちなみに、「平成30年分 確定申告書等作成コーナー」の推奨環境はほぼ例年並みのままの内容となっている。

13800061 story
マイクロソフト

Microsoft、特設サイト「Microsoft Edge Insider」をオープン 4

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目的 部門より
Microsoftが特設サイト「Microsoft Edge Insider」をオープンした(Neowinの記事Softpediaの記事)。

Microsoftはデスクトップ版Microsoft EdgeをChromiumベースに変更する計画を明らかにしているが、特設サイトはそれに向けた情報発信やベータテスター募集を目的としているようだ。ただし、現在のところ新しい情報は特に出ておらず、プレビュー版公開時に一早く通知を受け取るための登録フォームが用意されている。プレビュー版の提供時期や提供形態等については触れられていないが、登録にMicrosoftアカウントは必要なく、これでベータテスターに登録されるというわけではなさそうだ。
13798744 story
ハードウェア

MIPS命令セットアーキテクチャがオープンソース化される 27

ストーリー by hylom
最近影が薄くなっていたMIPSですが巻き返せるか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

Wave Computingが12月17日、MIPSの命令セットアーキテクチャをオープンソースで公開した。この試みは「MIPS Open Initiative」と名付けられている(PC WatchOSDN Magazine)。

Wave Computingは今年6月にMIPS Technologiesを買収、MIPSの知的財産権を取得していた。MIPS Open InitiativeではMIPSを次世代SoCを使う開発者、半導体企業、大学などに対し、32bitおよび64bitのMIPS ISAをライセンス費用なしで提供する。関連特許についてもライセンス供与される予定。

13795782 story
Android

Google、AOSPのCIシステムを可視化するダッシュボードを公開 1

ストーリー by hylom
開発者向け 部門より
headless曰く、

GoogleのAOSPチームは14日、AOSP(Android Open Source Project)の継続的インテグレーション(CI)システムを可視化するダッシュボード「Continuous Integration Dashboard」を公開した(Android Developers Blogダッシュボードの解説記事SlashGear)。

Googleは異なるOEMの端末で実行可能な単一のシステムイメージ「Generic System Image(GSI)」をAOSPベースで作成し、11月のAndroid Developer Summitでデモを実施している。GSIはAndroidのベンダー実装部分とOSフレームワークを分離するProject Trebleにより実現したもので、ベンダーによるAndroidの修正をAOSPへ吸い上げることも容易になっているという。その結果、今年第3四半期にはAndroidのgitリポジトリでは、オープンソースツリーを通じたコミットが40%以上を占めているそうだ。

今回公開されたダッシュボードを使用することで、各ビルドの状況を監視することが可能となる。各ビルドのアーティファクトをダウンロードすることも可能だ。AOSPのDroidCopチームもこのダッシュボードを監視し、開発者と協力してツリーの健全性を維持していくとのことだ。

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NASA

イーロン・マスク、カメラの前で二度とマリファナを吸わないとNASA長官に約束 10

ストーリー by headless
約束 部門より
SpaceX CEOのイーロン・マスク氏が9月に出演したYouTubeのライブ番組でマリファナを吸ったりウイスキーを飲んだりしたことについて、同じようなことは二度としないとNASA長官のジム・ブライデンスタイン氏に約束したそうだ(The Atlanticの記事The Vergeの記事The Next Webの記事Mashableの記事)。

NASA本部で11月29日に開催された記者会見でブライデンスタイン氏はマスク氏の行為について、信頼を抱かせるものではないと述べ、米国の宇宙飛行士を乗せた宇宙船を打ち上げる企業を率いる立場の者がすべきことではないとの考えを示した。NASAが民間宇宙船によるクルー輸送ミッションに向けてボーイング(PDF)やSpaceX(PDF)と結んだ契約の条件では、規制薬物やアルコールの影響下にある従業員を働かせないことなどを求めている。

ブライデンスタイン氏はアポロ1号の火災やスペースシャトルの事故に触れ、技術的な問題が事故の大きな要因だとしつつ、NASAや契約事業者の企業文化が大惨事の要因とみられる可能性もあるとも述べている。そのため、ブライデンスタイン氏はマスク氏との会談で何が問題であるのかを伝え、問題点を理解したマスク氏は二度と同じような行動をとらないと約束したという。
13779644 story
オープンソース

npmリポジトリで公開されているパッケージに仮想通貨を盗むマルウェアが混入 15

ストーリー by hylom
ピンポイントで狙っていたのか 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

JavaScript/Node.js向けパッケージリポジトリのnpmで公開されていた「event-strem」というJavaScriptパッケージにマルウェアが仕込まれる事件が発生した(Qiitaに投稿された解説記事event-stremパッケージに対するチケットRegisterZDNet)。

このパッケージでは最近メンテナの交代があったのだが、新メンテナが意図的に暗号通貨を盗むマルウェアをパッケージに仕込んでリリースを行っていたという。

問題のevent-streamパッケージはビットコインウォレットの「Copay」で利用されており、これを狙ってビットコインウォレットの情報を盗む攻撃を行うマルウェアが含まれていたようだ。

13766265 story
プログラミング

GitHubのリポジトリ数が1億件に到達 10

ストーリー by hylom
まだまだスケーリングできるのだろうか 部門より
headless曰く、

GitHubは8日、リポジトリ数が1億件に到達したことを発表した(The GitHub Blog)。

GitHubのリポジトリ数は近年大幅に増加しており、リポジトリ総数の3分の1は昨年作られたものだという。現在は平均すると1秒間に1.6件のリポジトリが作られているそうだ。特に米国外からのリポジトリ作成の増加幅が大きく、アルジェリアは1年前と比べてリポジトリ作成数が2.4倍(9月30日時点)に増加している。また、エルサルバドルやエジプト、ウズベキスタンでも2倍に増加しているとのこと。オープンソースリポジトリに限定するとエジプト(1.9倍)が最も成長しており、サウジアラビアとベラルーシが1.8倍で続く。

コントリビューター数(2017年10月1日~2018年9月30日のユニークコントリビューター数)でみると、最も多いオープンソースプロジェクトはMicrosoft/vscode(19,000人)で、facebook/react-native(10,000人)が続く。コントリビューター数が最も増加しているのはMicrosoftDocs/azure-docs(4.7倍)、pytorch/pytorch(2.8倍)など。トピックとしてはReactやAndroid、Node.jsなどの人気が高いとのことだ。

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日本発のオープンソースソフトウェアは42件 -- ある官僚

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