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6808 story
BSD

何故BSDはLinuxほど有名にならないのか? 585

ストーリー by wakatono
使えりゃどっちでもOK派 部門より

ozuma 曰く、 "BSDforums.orgの記事によると、Outside Looking In: The BSD Operating Systems と題して、「なぜBSDsは技術的には遜色が無いのに、同じオープンソースOSであるLinuxほどに普及していないのか?」というレポートが掲載されている。その理由としては、インストーラの不親切さ、Linuxに比べてBSDのサービス/技術サポートなどを業務内容とする企業の少なさ、開発者のコミュニティが閉鎖的に感じられること、BSDにはメインストリームが無いこと、等が挙げられている。"

"タレコミ人は現在もFreeBSDを使っているが、それは当時PC-9800シリーズでPC-UNIXを動かそうとする場合の主流はFreeBSD(98)だったから、という単純な理由である。日本は比較的FreeBSDユーザの割合が大きいと聞くが、普段の作業にLinuxを使っている皆さん、何故BSDsを使わないのでしょうか?"

オレはどっちも使ってるなぁ。原因として1つ挙げられるのは「BSDのメディアが付属してくる雑誌が少ない」というあたりかな。インストールしようと思ったときに、周囲に(手軽に)使えるメディアがある率が(BSDとLinuxの)どちらが高いかというと、今だとLinuxという気がする。さて、これ読んでる人はこのあたりどう思うかな?

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  • by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時21分 (#426285)
    なぜ BSD は商業化しなかったけど Linux は商業化したのか、ってことでしょう。 商業的な売り込みとか PR とかサポートとかの線路に乗ってしまえば、 あとは徐々にユーザも対応商用ソフトも雑誌も増えていきます。

    で、なぜ BSD は商業化しなかったのかについて、 いくつか理由があると思いますが、ひとつは Linux はカーネルしかなかったので各種ソフトをまとめて ディストリビューションを作る必要があり、 その「必要」の部分を企業がやって売り込んだから、ということ。 もうひとつは、BSD はちょうどそのころ裁判をやっていたということ。 さらに、ライセンスの違いというのもあるかな。 BSD ライセンスだと自由すぎて、たとえ使われていても「BSD」の名前が 有名になることにつながらないとか、逆に商品化したときに自社製品の 権利が守りきれないとか。

    もちろん、Linux コミュニティは普及のために商業の世界に積極攻勢を かけたのに対し、BSD コミュニティはそうではなかったというのも あるでしょうが。このへん、Linux コミュニティが普及に力を入れたのは、 BSD に対するひけ目というか劣等感があったということが言われることが ありますが、実際のところ、どうなんでしょう?

  • BSDの雰囲気 (スコア:3, おもしろおかしい)

    by partial (18305) on 2003年11月03日 23時22分 (#426288)

    BSD:

    "保守運用、保守運用、保守運用"

    Linux:

    "オープンソース、フリーソフトウェア、コミュニティー"
    なんてね。
  • by Technobose (6861) on 2003年11月04日 8時57分 (#426627) 日記
     数年前、仕事で総合病院の基幹システム構築プロジェクトを管理する事になったとき、UNIXサーバを安全に停止させる方法を勉強せねば、とFreeBSDとLinuxを両方使ってみました。
     LinuxはRedhat系のLaser5を購入したのですが、インストーラがいろいろ導入してくれて、なんだかよくわからず挫折。FreeBSDはほとんど何も入らないのですが、自分でいろいろ入れられるのでかえってわかりやすく、今ではFreeBSDを使っています。
     双方、よく似ているのですが、BSDの方が情報もアプリケーションもよくまとめられていて使いやすいと思います。「ここをみればOK」というのは初心者には取っつきやすいですね。
     で、BSDが広まらないのは、出だしが遅れてしまったことに尽きるように思いますね。商用アプリがほとんど存在しないので業務用途に使おうにも、技術者を確保できない一般企業や官公庁では敷居が高いのではないでしょうか。OracleやDB2のような有名なRDBMS、Kylixのような開発環境、あとアンチウィルスソフトがネイティブでBSD対応してくれれば、サーバ用途では次第に普及すると思います。
  • Linuxの方が有名だから、Linuxが付属してくる雑誌が多いだけでは?

    私は、Linuxの方がマスコットがカワイイからじゃないかと思うんですが。

    ペンギンと悪魔ですから。
    • そもそもなぜLinuxほどに普及しなかったのか?という疑問を呈示しているなかで、「Linuxの方が有名だから」というのは本末転倒な気が…。もともと日本ではFreeBSDの方が有名?といってよいのかは難しいですが、少なくともLinuxの方がFreeBSDよりも後発だったはずです。

      現在Linuxが一般の人々(こういう呼び方は好きではないですが)にも名前を認知されているのもあり、多数の雑誌に掲載されたり、店によっては専門の棚を用意したりというように、大きな溝を空けられているのはご承知の通りです。 じゃあなぜこんなに両者に違いが出てしまったのかといえば、 私としては、インストーラの違いという説に賛成です。これは一長一短ですが、基本的にLinuxでは最初から多数のソフトウェアを入れてしまって、さぁどうぞとユーザに提示するところも、雑誌や単行本を作る側にしても本にしやすいのだと思います。

      それに比べて*BSDは、サーバ用途に主眼を置いているためか、必要なソフトウェアを自分でportsまたはPackageで入れる必要があります。この辺の導入への障壁の差は、初心者にとって、またそれを伝える人たちにとっても、大きな差だと思います。

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時38分 (#426307)
        Linux と BSD がまだほとんど違わなかったころ、 Linux コミュニティには「タコを大切にしよう」という雰囲気がありました。 「ここが分からない」「ここにつまづいた」 という声に対し、「じゃあこうしよう」という動きが、 その当のタコをも巻き込んだかたちで行われてきました。 そうして、そういったタコが上達したあかつきには、 「自分はこういうところでつまづいて時間を無駄にしたので、 こういうふうに改良すればつまづかずに済むはずだ」 という考えに基く改良を加えることができるようになります。 インストーラには、そういう哲学が端的に現れているのだと思います。

        一方、BSD な人々はあまりに賢すぎるのか、つまづく人々のことを 理解できないことが多いようです。

        親コメント
        • by Coo-Neruasobu (17846) on 2003年11月04日 10時04分 (#426653)
          FreeBSD4.x, Debian 運用中の歴一年くらいのタコです。

          インストーラ説が言われていますが FreeBSD でインストールに難儀した、という記憶はありません。悪魔本を読みながらだったのでドキュメントに救われただけでしょうか。
          逆にインストール簡単と言われてもそれなりに使っていくには一定水準の知識が必要になるワケで、それを考えると手元にしっかりしたドキュメントさえあれば(これが障害なのかも知れませんけど) FreeBSD のインストールがそれほど壁になるとはあまり思えません。
          一つあるとすると、実際は違うのかも知れませんが、やりたい事に到達出来るまでにかかる手間が Linux の方が少ないという事でしょうか。情報の整備具合や apt のようなシステムは初心者に優しいと感じます。

          最近 FreeBSD もとっぱらって全部 Linux に置き換えようとか考えています。
          タコで時間がかけれないので情報蓄積を集中させたい事と、飛び込んでくるトピックは圧倒的に Linux 物が多く、例えば使って楽しげなディストリビューションや組み込みでの話を聞くとモチベーションが出てきます。
          ML や /.J を見るくらいでアンテナ立ててないせいもありますが敢えて FreeBSD を使う理由が結局見つからなかった事も。
          シンプルで理解しやすい部分もあったのですがそれ求めるなら Gentoo でいいや、とか。

          # 手狭な知識の中で色々間違ったこと書いていると思いますがご容赦
          親コメント
    • by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時16分 (#426277)
      「マスコットが悪魔」とか、「BSDの開発コミュニティは閉鎖的」とか、
      普及合戦の中で(悪く言えば)FUDを使ったネガティブキャンペーンが
      成功した、という見方もある。ただの勘違いならしかたないが、
      ちょっとよく見れば事実がわかるのにそれをしない不作為は悪意に
      等しいと思う。ESRとかESRとか。

      /.Jでも、むやみなMicrosoftバッシングには批判も寄せられているし、
      Linuxコミュニティもある程度の普及を果たして健全になってきている
      とは思うけどね。

      そういうのはさておき、BSDとLinuxでは普及に対する熱意が違う、
      ってのがいちばん大きいと思う。自分たちが不自由なくいじれて
      使えればそれでいい、というのがBSDの人々の大半の考え方で、
      BSDLにそれが端的に現れているよね。
      親コメント
      • そういうのはさておき、BSDとLinuxでは普及に対する熱意が違う、
        ってのがいちばん大きいと思う。自分たちが不自由なくいじれて
        使えればそれでいい、というのがBSDの人々の大半の考え方で、
        BSDLにそれが端的に現れているよね。
        これですね。

        Linuxの雑誌には「Linuxを普及させるにはどうしたらよいか」という趣旨の記事が載っているのに対し、BSDの雑誌はそうでもありません。

        これは習慣でもファッションでも宗教でもなんでもそうだと思いますが、何かが広まるための一番大事なポイントは、それを広めることを目的にし、その目標に向かって行動するということです。

        良い悪いの話ではなくて、スタンスが違うということですね。

        ※ちなみにdaemonは悪魔ではありません(daemon != demon)。
        親コメント
  • それは (スコア:2, すばらしい洞察)

    by Anonymous Coward on 2003年11月03日 22時42分 (#426243)
    肉系編集長が*BSDをしらないから
  • by foral (14968) <foralNO@SPAMopenoffice.org> on 2003年11月03日 22時53分 (#426254) 日記
    インストールが簡単だから

    初めて*BSD or Linuxを入れようとしたとき
    FreeBSDのインストールでこけた人
    結構多いいのでは?

    デスクトップOSとしてならば
    一度使い始め一度環境構築をしてしまうと
    ほとんど違いを意識することがない^^;
  • by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時16分 (#426279)
    卵が先か鶏が先かという話になってしまいますが、情報源 (リソース) が
    比較的多いことが Linux の普及を後押ししているように思います。何か
    やりたいことがあったり問題が起こったりしたときに情報源が多い方が
    解決しやすいのは明らかです。情報源が多い→使う人が増える→さらに
    情報源が増えるという良循環が生まれているのだと思います。ここで言う
    情報源には、サードパーティ製のバイナリパッケージや how-to 形式の
    ウェブページ、各種 ML のアーカイブなどが含まれます。

    個人的には手間要らずのバイナリパッケージが容易に手に入ることが
    大きいです。あるソフトウェアの開発者たちが各種のバイナリパッケージを
    用意している場合に、その中に含まれている可能性の高い Linux ディストリ
    ビューションがあるように思います (例えば Red Hat や Debian がそうです)。
    これらの OS を選択しておけば相当楽ができます。また、自分がバイナリ
    パッケージを作る側にまわったときには、自分が使っている OS 用の形式を
    まず提供することになります。ここでもやはり先に述べた良循環が生まれる
    土壌ができています。

    最初は情報源の量に差はなかっただろうと思います。恐らくちょっとした
    きっかけでわずかな差が生まれ、その差が増幅されて今日に至ったのでは
    ないでしょうか。そのちょっとしたきっかけというのが、インストーラの
    出来だったりコミュニティの雰囲気だったりしたのかも知れません。
  • by acute!! (6872) on 2003年11月03日 23時20分 (#426284)
    誤解を恐れずに言えば、一般の人の感覚としては、
    FreeUnix≒Linuxで、Free、Net、Openの各BSDは
    ディストリビューションの一つという位置付けではなかろうか。
    その意味で、RedHatが突出していて、あとは、
    中小のDistroがポラポラと居ると。
    DebianとFreeBSDだと知名度的にはいい勝負かな。

    BSDがLinuxに比べて知名度が無いのは、
    BSD陣営にRedHatのような企業が生れなかった、
    逆に言えばそのような企業が活躍する余地も必要も
    なかったことが要因ではなかろうか。

    だが、しかしですが、知名度ってそんなに必要?重要?
    あたしゃ、Debianも使えばRedHatもplamoも
    使うし、FreeBもOpenBも使います。
    NT,2K,SolarisやUXも使うけどさ。

    今回のシステムはFreeBSDが望ましいぞと思えば、
    お客を説得します。Yahooで使ってますよと言えば
    Linuxが良いって言い張るお客も大概納得します。

    知名度とかでは単なるヒガみあいになってしまう。
    そういうんでは無いレベルで競ってほしいね。

    /**
    * でもBSD系で早くJDK1.4が動いて欲しいよう。
    */
  • 超有名人がいないから (スコア:2, すばらしい洞察)

    by wtnabe (16084) on 2003年11月03日 23時21分 (#426287) 日記
    ではないでしょうか?

    Linus, Bill, Steve, Sakamura 級の有名人が居ないというのは要因として
    かなり大きいと思います。OS の顔となる超有名人。

    あとはタイミングも大きいかも。Linux がどかんときた頃にはもう FreeBSD
    の方はある程度完成度が上がってコミュニティがまったりしていたとか。

    # そもそも BSD 系のコミュニティはまったりしているのかも。
    # スタート地点が違いますしね。
    • by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時36分 (#426302)
      数年前のFreeBSD関連のイベントで
      「BSDにはおごちゃん [nurs.or.jp]がいないからなあ」
      と言ってる人がいたな。
      実際、彼の256倍本の「タコ歓迎、なんでもあり」なLinux精神
      の訴求効果は高かったと思う。

      しかし最近は名前が上がってきたせいか、
      「わからない奴は手出すんじゃねえよウゼェ」
      みたいな人のほうが増えてるね、日本のLinux界。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時24分 (#426289)
    Windowsが普及した一つの理由が
    使えるアプリケーションが多いから、、、、、、

    と同じようにLinuxを使う人が多くなったのは
    アプリケーションが多いからだと思います。
    普及の仕方もいまでは LINUXでないと、Etc、Etc言う
    しまつだし。
    コミニティーが広がらないのも、大きな理由でもあるかも。

    トップのタレコミでは性能的にはBSDがLinuxに追いついたと
    ありますが、うち的には、逆だとおもうな
    臨界に達したBSD、LinuxだとやっぱりLinuxが
    先に落ちるし。
    (それを考えるとSunのOSは なかなか落ちなかったなぁ)
  • 一通り投稿を読んでみて、ユーザーの志向としてLinuxとBSDではかなり違いがあるというのは他の人が指摘しているので、この投稿では触れませんが、抜けていると思われる点を補足してみるテスト。

    Linuxがでてきた頃、BSDはAT&Tとの裁判でかなりの期間停滞を 余儀なくされてましたわな。日本ではFreeBSDが強かったですが、欧米ではそれほどでもなかったですし。あの時裁判問題がなければ今頃はBSDが世界を制覇……してたかは割と疑問ではありますが。
    あと、Walnut Creek CDROMがBSDiに買収されたかと思ったら BSDiもWind Riverに買収されて [zdnet.co.jp]、しばらくしたらWind RiverがFreeBSD関連部門を手放したり [zdnet.co.jp]と、BSDをバックアップする会社が右往左往してるのも割と問題ではないかと。

    • うん。結果論だけど裁判の結果 FreeBSD 1.x から FreeBSD 2.x への移行に時間をとられたことが一番大きいと思うな。ただ、米国は兎も角 (日本も兎も角)、欧州ユーザは同じように使える選択肢が二種類在れば当然米国産でない方を選ぶでしょうから、Linux が広くつかわれるようにはならなかったかというと、それはどうかと思う。

      # Pax Americana への反感という面も無視できないと思うけど、日本人だとそういうのは感じないのかな。

      それと、FreeBSD 1.x のころと同時期の Linux (SLS とか、Yggdrasil とか、Slackware 1.x) あたりだとインストーラに大きな差があったわけではないから、インストールの簡便さという意見は違うでしょう。開発者の姿勢は、多少ある。全 BSD が同じとは言わないけれど、たとえば SMP やりませんなんてのが通るようではダメといわれても仕方がない部分もあります。

      親コメント
  • 名前が悪い (スコア:2, すばらしい洞察)

    by hasbay (7390) on 2003年11月04日 0時36分 (#426382)
    Linuxは2音節
    Windowsも2音節
    FreeBSDは4音節

    日本語だと

    りなっくす 5
    うぃんどうず 5
    ふりいびいえすでい 9

    言いにくいし,なにか暗い響きを持っている気がするんです。
    しかもBSDと略すと怖いお兄さんが…。
  • by yuuka_mania (2873) on 2003年11月04日 4時40分 (#426558) 日記
    私は、 Linux になじめず、 BSD はなじめたものです。今になってなんでかなと理由を考えてみると、 FreeBSD は、 http://www.jp.freebsd.org を見て試行錯誤するうちにある程度生活できるレベルになれたことだと思ったりしました。私の場合、検索エンジンで見つかったりする一般ユーザの Tips はできるだけ観ないようにする、つまり一次情報源を大切にしたいと思っています。最近は Web 自体も使わないようになど考えだしたりしちゃうんですが、そうなってくると NetBSD がなんとなくドキュメントが豊富な気がしてます。 /usr/share/doc とか。
    --
    gayazone
  • 歴史的経緯 (スコア:2, 興味深い)

    by thorin (14200) on 2003年11月04日 11時27分 (#426706)
    AC コメントは読んでいないので既に同意見が出ているかもしれませんが、基本的には歴史的経緯というか世に出たタイミングが普及度の差になっているのだと思う。

    Linux が世に出てまがりなりにも使えるようになり始めた version 0.9? の頃には FreeBSD とか NetBSD とかはまだ存在していませんでした。
    その前身は存在していましたが、バグが多くインストーラは存在せず、使えるデバイスも限られおり、当時の普及機種である i386 (16MHz)、4MB メモリ程度では重すぎて使えないなど、初心者には手が出せないものでした。

    つまりその頃には PC/AT でまともに使える Free な OS は linux しか存在しなかったので Linux とその他で普及度に格段の差がつきました。この後は、先に世の中に出る ⇒ ドキュメントなどサポート情報が充実する ⇒ 利用者が増える ⇒ 商業化される ⇒ 利用者が増える、のような循環で差が出ていると思われます。

    一方で日本国内だと NEC PC-98シリーズでは Linux はまともに動かなくて、先に使えるようになったのが FreeBSD が先なので世界の他の地域に比べて異様に BSD の普及率が高いと。

    一旦、使い始めてしまえば大きな差がないので、ほとんどの人はわざわざ乗り換える必要は感じませんし。
  • by tty77 (4123) on 2003年11月03日 22時49分 (#426251)
    やはり、Linux が BSD に比べて新しいこと、Linux が 伽藍とバザール [cruel.org]のような有名な文書で取りあげられ、その開発モデルが注目を集めたことがあるのではないでしょうか。

    あとは、日本人は カリスマ [helsinki.fi] 好きだから、とか。

    # そんな私は Cygwin ユーザ
    • 敷居の低さだと思う (スコア:1, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2003年11月03日 23時13分 (#426275)
      このあたりに書かれているコメントは全体的に違うように思う。Linuxが成功を収め始めているのを見て、出版業界が取り上げる機会が増え、その成功の理由の一つとして伽藍とバザールのような文書が作られたわけです。

      思想的な色があまりなく、企業も含めて全ての人に開かれていて敷居が低かったのが一つの理由じゃなかろうか。一度流れが出来てしまうと、どんどん周りを巻き込んで加速していったと。この周りを巻き込めるというところがBSDとLinuxの違いではないでしょうか?

      親コメント
      • by Anonymous Coward on 2003年11月04日 4時30分 (#426554)
        S主任:目標の違いさ。
         目指すものが、
         BSD - 出来のいいもの。
         Linux - 使えるもの。
         Mac - かっこいいもの。
         Windows - 売れるもの。

        K課長:姿勢の違いだよ。
         「これ、動かないなぁ」
         Windows - Microsoftが悪い。
         Linux - 開発してるやつらが悪い。
         BSD - お前が悪い。

        I主任:教祖の違いじゃない?
         一番えらい人。
         BSD - カーニハン&リッチー。
         Linux - ライナス&ストールマン。
         Windows - ベンジャミン・フランクリン。
        親コメント
  • by GSone (8994) on 2003年11月03日 22時56分 (#426256) 日記
    http://www.apple.co.jp/macosx/features/unix/index.html
     
    MacOSXはBSDsに入らないのかなあ
  • 最近、周囲の知友人が続々とLinuxに手を染めているんですが、
    やっぱりインストーラがグラフィカルであったり、とりあえず
    OKボタンだけ押していけばデスクトップ環境まで出来上がって
    しまう手軽さがウケてるんじゃないでしょうか。
    それにCUIによるコマンドやviといったエディタを使えなくても
    ある程度は設定できちゃいますし。Vineでしたっけ?webmin
    が最初から入ってるのは。ユーザの裾野が広がると、コマンドを
    知らない、設定ファイルの場所も知らない、でもとりあえず使え
    ちゃうという要素が重要な気がします。
    私はたまたま知人が*BSD使いだったので、他に聞ける人もおらず
    FreeBSD使いになっちゃいましが、RHL9の手軽さには正直言って
    衝撃を受けました。自分が覚えた時の苦労は一体なんだったのかと。
    --
    And now for something completely different...
  • Linuxは比較的いろいろな機能をどんどん取り込もうとしますが、
    *BSDはどちらかというと安定性重視でなかなか新しい機能がつかない。

    「今日の素敵なプログラムは明日の完璧なプログラムよりも好まれる」法則からいえば
    普及度がWindows > Linux > BSD ...
    となるのは仕方ないような。
    • あ、自己フォロー

      こんなこと言ってますが、あくまでイメージの話で
      私はBSDにどんな機能が無くてLinuxにどんな機能があるかよく知らない
      Linuxユーザーだったりします

      安定性が売りなら機能が少ないに違いないという思い込みがあるんですよねー
      親コメント
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日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン

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