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Subversion 1.5.0 リリース 4

ストーリー by Acanthopanax
updateしてcommitして 部門より

soara 曰く、

CollabNetは19日(米現地時間)、バージョンコントロールシステムSubversionの1.5.0をリリースした(リリースノート本家/.記事)。Subversion 1.5はすべての旧リリースの機能とバグフィックスを取り込んだ上に機能を新たに追加した、現在「最良の」リリースである。ソースコードおよびバイナリは公式サイトで配布している。6/23 21:00現在では一部のOS用バイナリで旧リリースのままとなっている。リリース番号を確認しつつダウンロードしてほしい。

(つづく...)

以下、1.5リリースノートからピックアップする。

  • どこに何をマージしたのかを追跡するマージトラッキング(Merge Tracking)機能。1.5.0では基本的な実装のみ行われているので遅い。改善は1.5.1以降を待とう。
  • 特定箇所のみを取り出すのに、広大なる木構造を取り出さなくても済む(Sparse Checkout)機能。
  • update, switch, mergeによる競合発生時にその競合を対話的に解決する機能。
  • 変更リスト(Changelist; 選択した名称に関連づけられたファイルのリスト)のサポート。
  • svn:externalsにおいて相対URLやペグリビジョンを指定できる。
  • ra_svnと svnserveにおける Cyrus SASL認証機構のサポート。
  • shardingを用いたFSFS(Subversionのファイルシステム実装)上の改善。
  • 変更しないファイルの分離(immutable file isolation)によるFSFS動作の改善。
  • mod_dav_svnを使ってマスタサーバとスレーブサーバ間のリビジョンヒストリのライトスルー型同期。
  • copy、move操作の改善(update中のcopyの取り扱い等)。
  • Control-C等によるキャンセル処理の高速化。
  • 1.4に導入された実験的な ra_serv DAVアクセスモジュールを使いやすくした。
  • たくさんの新規API追加と既存APIの改訂。サードパーティ向け。
  • 150以上ものバグフィックス、および機能強化。
この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • リリースノートを読めば分かりますが、今回ワーキングコピーだけでなくリポジトリのフォーマットも変更されています。ワーキングコピーのフォーマットは自動で更新されますが、リポジトリのフォーマットは自動では更新されません。リポジトリフォーマットを更新しなくても利用自体は可能ですが、マージトラッキングを含むいくつかの新機能はリポジトリフォーマットの更新が必要です。
    その他、タレコミにもあるように結構色々と変わっているのでリリースノートを一読される方が良さそうです。

    # と、まるで開発者か先駆的利用者のように書いておきながら Cygwin パッケージが出てからの移行予定
  • よかったら訂正しておいてくださいまし... orz
    --
    MIYAZAKI Yasushi
  • by Anonymous Coward on 2008年06月26日 13時44分 (#1371035)
    Subversionのユーザは多いだろうに・・・?
    わざわざ話すことも無いほど枯れているのか?
    別に大したマイルストーンでも無いのか?

    #自分はSVN使うプロジェクトと係わってないし、個人的にはMercurialに移っちゃった…
    • by Anonymous Coward
      枯れているのもだけど、svnを直接打つ人が少ないのも原因じゃないかな?
      svnを手打ちで、あらゆるオプションを駆使して使っている人って見た事無いよ。
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海軍に入るくらいなら海賊になった方がいい -- Steven Paul Jobs

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