GIMP 2.6リリース 35
ストーリー by Acanthopanax
絵心あれば 部門より
絵心あれば 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
10月1日、GIMP 2.6.0がリリースされました。公式サイトではソースtarballのみが公開されていますが、Gimp-WinプロジェクトではすでにGIMP 2.6のWindows用バイナリも公開されています。
GIMP 2.6はユーザーインターフェイスの大幅な改造や画像処理ライブラリである「Generic Graphics Library(GEGL)」との試験的な統合など、興味深い改良点が多く含まれています。まず大きな変更点として、ツールボックスウィンドウからメニューバーがなくなった点があります。いままでのGIMPでは、ツールボックスウィンドウと画像編集用のウィンドウの両方に重複してツールバーがありましたが、これが画像編集用のウィンドウのツールバーに統一されました。これにより、画像編集用のウィンドウがGIMPのメインウィンドウとなり、たとえばタスク切り替え時などの挙動がより自然になります。
また、GEGLの統合により、GIMPの内部処理は32ビットの浮動小数点演算により行えるようになりました。デフォルトでは従来と同じ8ビットでの処理を行いますが、ユーザーが設定を切り替えてGEGLを有効にすることで、32ビットでの処理が行えます。そのほか、GIMP用のスクリプト言語であるScript-Fuの改善などを含む、多数の変更が加えられています。
OS X向けネイティブ版も公開 (スコア:3, 参考になる)
Re:OS X向けネイティブ版も公開 (スコア:2, 参考になる)
今回もネイティヴ版はIntel専用で、さらに日本語対応がかなり怪しそうです。
(以前のビルドのままだと、メインのOS設定言語環境によって強制的に言語が切り替わるのですが、日本語化けまくり)使用は人柱覚悟で。
10.4 + PPCでも動きます (スコア:1)
一応MacPortsで同じものがビルドできる(ことになっている)ので、興味のある方は試してみてはどうでしょうか。
#こちら [yellowmagic.info]でビルド済みのバイナリを紹介していますが、自分の環境でしか動作確認していないので、動かない場合はあきらめて自前ビルドしてください;-)
あと、日本語が化けるというのは主にフォント指定の問題なので、その辺をいじればおおむねきちんと表示されると思います。
まあ、それよりダイアログが手前に来すぎていてポップアップメニューが背後に隠れてしまうとか、ドキュメントウインドウをリサイズした後にウインドウ内でドラッグ操作すると(ウインドウの)サイズがめちゃくちゃになるとか、そういう不具合の方が実用上、気になりますね……。
PDF変換 (スコア:2, 興味深い)
プラグインが日本語パス表示に対応してなくてPDF読み込みにコケるのが直ってればとりあえず満足です。
表示やヘルプの日本語が半端、もしくは無いのが言葉の壁って奴ですかねえ。
やっぱり駄目だった:PDF変換とインターフェイス(改悪?) (スコア:3, 参考になる)
結論、駄目駄目です。これはGIMPのせいというよりPDF開くのに使ってるプラグインをghostscriptからpopplerにしたため・・・。
だと思ってたんですが、今回の2.6で内部にこの機構を取り込みやがったのか、PostScript関係の読み込みでもエラーを吐きます。
*NIX系列のユーザーさんは巧くいってるんだろうか?
gimp-painterだったかの改造版から対策済みプラグインを入れるという回避技は現状使えないっぽい。
gimp単体の障害じゃない+需要がイマイチなのでこりゃなおすのに時間かかりそうだわ〜。
ちなみに。地味ながらプチ悪評の多かったウインドウの処理の件、メニュー項目が画像表示ウィンドウのみになったものの、
前にメニューがあった部分に妙な隙間が出来ているようで無理矢理感がアリアリです。CPU二個以上のマシンでなければ2.2*で、複数搭載でも2.4*が無難そう。現状は。
多機能化はどうでもよい (スコア:2, 興味深い)
GUI等の使いやすさかと思いますが
その辺りの進歩はあったのでしょうか。
GIMP0.54から使い続けていますが、
バージョンアップを重ねるたびに使いにくくなっている気がします。
Re:多機能化はどうでもよい (スコア:3, おもしろおかしい)
Re:多機能化はどうでもよい (スコア:1)
Turn 90
Pen down
: : :
Re:多機能化はどうでもよい (スコア:1)
#LOGO知っている人いる?
Re:多機能化はどうでもよい (スコア:1)
# いい加減オフトピだけどID
Re:多機能化はどうでもよい (スコア:3, 参考になる)
1ヶ月に一回くらい写真のコントラストの調整とかで御世話になる程度のユーザーなんですが,何度使っても明度調整のカーブを出すメニューの位置が覚えられない.ああいうメニュー回りの構成も見直しててくれると個人的にはありがたいですね.
Re: (スコア:0)
よく使う機能ならショートカットを割り当ててしまうという解決策もあります。
はやとちりして (スコア:2, すばらしい洞察)
8bit/チャンネルのままで「32bit浮動小数点処理」といわれてもなぁという感じです。
(最近のCPUのことだからintで処理するより高速なのかもしれないけど)
Re: (スコア:0)
これで「HDR合成→トーンマッピング」の俄かアーティストが量産されると思ったのに。
デジカメのRAW画像をオリジナルのビット数で取り込めるようになるだけでも、使いではグンと上がるのになぁ。
惜しい。
Windows版どのくらい安定してるのか (スコア:1, 参考になる)
でも、Windows版は、2.4.xにもかかわらず、特定の操作(最近開いたファイルの参照とか)で固まったり、何かの
拍子に起動できなくなってしまったりした。
さて、GIMP2.6は前の安定版が起動できなくなったWindows XPで無事に動いてくれるだろうか。
# 付言すれば、Windows XP自体に不安定な感じは全くないのだけど(ソフトはあまり入れていないし)。
GIMPshop2.6出ないの? (スコア:1)
UI改悪 (スコア:1)
旧アプリケーション全体のメニューがあったツールボックス自体も他のダイアログと同じ扱いになってるなら、まだわからなくもないですが、そうなっているわけでもないようですし。
メニューを表示する場所が無くなることを防ぐためか、開いているドキュメントが0個のときも画像編集ウィンドウが表示されたままだったりと、中途半端感が溢れています。
メニューを統一するんだったら、「画像編集ウィンドウ以外の場所にメニューを配して、画像編集ウィンドウからはメニューを削除」か「画像編集ウィンドウをタブ化して、メニューはタブ上部に統一」のいずれかにして欲しかった。
もちろんツールボックスは一般のダイアログと同じ扱いに変更の上で。
旧UIのままのほうがMDIアプリケーションとして自然だった。
Re: (スコア:0)
逆に「こうしたほうがいい」と言おうとすると、開発者ですらない変な「古株」が出てきてつぶされるのですよね。少なくとも日本では。
だからオープンソースソフトウェアのUIがマトモになるはずはないのです。たたかれながらも変更を強行できる存在(要はメーカー)が必要です。
オフトピ (スコア -1, フレームの元) (スコア:1)
スラドにGIMPのアイコンなんてあったのか (スコア:0)
Re:スラドにGIMPのアイコンなんてあったのか (スコア:3, 参考になる)
Re: (スコア:0, オフトピック)
なんなんだ、このケロッグのCMに出てきそうなアメコミのキャラクターは。
それともクラッシュ・○ンディクーのパクりかな。
もっとマシなアイコンにすりゃあイメージも大分変わるだろうに。
Re:スラドにGIMPのアイコンなんてあったのか (スコア:2, 参考になる)
あれはGIMPの公式マスコットキャラWilburたんですから、スラドに文句を言うのは筋違い。。
Re:スラドにGIMPのアイコンなんてあったのか (スコア:1)
今のになって、なんてかわいらしいんだと思った記憶があります。
確かに2.4の起動画面は変だけどね。起動画面は2.2(鉛筆のやつ)がよかった。
GIMPを一言で表すと (スコア:0)
Re:GIMPを一言で表すと (スコア:1)
なんだろうな。
=-=-= The Inelegance(無粋な人) =-=-=
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
自由にバージョンアップ・機能追加・バグフィックスする余地が無くなったらGNUの理想じゃなくなるので
#人はそれを本末転倒という
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
で、それがある程度受け入れられる。
それが理想です。
Re: (スコア:0)
一見するとどっかの商用アプリのパクリ
でも使い勝手は最悪
いつまで経っても完成度は低いまま
直ってない (スコア:0)
Re:直ってない (スコア:1)
今でも2.2のまま (スコア:0)