Windowsはオープンソース化すべきである 152
ストーリー by mtakahas
でもバージョン管理が面倒そうだなぁ 部門より
でもバージョン管理が面倒そうだなぁ 部門より
insiderman 曰く、
本家/.記事「Why Windows Must (and Will) Go Open Source」(Windowsがオープンソース化すべき理由)より。
InformationWeekに、「Why Windows Must Go Open Source」という記事が出ている。記事の内容はタイトル通りなのだが、Windowsがオープンソース化すべき理由として、
- MicrosoftはWindows以外にも金になるプロダクトを持っている
- 外部のプログラマが開発に関わることで、Windowsの価値は上がる
という2点が述べられている。結局のところ、MSはWindowsよりもOfficeやSQL Server、Exchangeなどで稼いでいるのだから別にWindowsをオープンソース化したところで懐は大して痛まないし、外部の開発者が関わることでWindowsをより良いものに改善できるはずだ、という論調だ。まぁ、21世紀中には実現できるといいですね。
10年前に言ってくれりゃ、説得力あったかもだけど (スコア:4, すばらしい洞察)
OSS界からプログラマが乗り込めば解決できるであろう、Windowsの欠点ってなによ?
最近のWindowsはブルースクリーンやOSごとフリーズすることも少なくなったし、
ユーザも管理者と一般ユーザに分かれてるし、
ファイルのパーミッションもUNIXよりも細かくつけられるし、
OSの機能としては、あと何が必要?
1を聞いて0を知れ!
MUST (スコア:3, 参考になる)
ここでのMUSTは「必然的にされなければならない」、「した方が絶対的に良い」の意味で使われてます。
コミケ is a MUST to go.とかの意味に近いです。
なので「そんなことMSが決めることでなんで他人がとやかく言うんだ」はちょっと外れてます。
それでも筋違いと言うのはそれはそれで構いませんが。
Re:MUST (スコア:2, 参考になる)
日本の英語教育の間違いなんだけど、
mustとhave toが逆転しちゃってるんだよね。
mustは「すべきだ」程度の結構軽い言葉です。
必然性とかからは程遠く、
例えば「We must go there」だと「あそこに行くべきだ(行こうよ)」。
逆に、have toは強い強制力を持った言葉で、
ある意味で脅しが入っている言葉。
「We have to go there」だと「あそこに行かねばならない(行かないと酷い目にあう)」。
だから、今回はやはり「オープンソース化すべきだ」ぐらいでOKですよ。
そもそも部外者が「have to」なんて使っても説得力ないですし。
Re:MUST (スコア:4, 参考になる)
> mustは「すべきだ」程度の結構軽い言葉です。
> 逆に、have toは強い強制力を持った言葉で、ある意味で脅しが入っている言葉。
ちと違うかも。
mustは主観的、have toは客観的と覚えましょう。「We must go there」だと、「僕達はそこへ行かなければ(と僕は考えるのだよ)」てな感じ。「We have to go there」は「僕達はそこへ行かなければ(誰が考えたってまずいだろうよ)」てな感じ。
強制力の点では、常識的なもの(誰が考えたって)はhave toですけど、法的なものとなるとmustを使う場合が多い様です。
Re:MUST (スコア:1, 参考になる)
will と be going to の関係と,似たような感じですか?
以下のように覚えているのですが.
will : 〜するつもり
be going to : 〜する予定
# そのあたりのニュアンスが掴めなくて,英文を書くときに苦労してるAC
Re:MUST (スコア:2, 興味深い)
- will : 〜しようかなー(あくまで可能性)
- be going to : これから〜するよ/するつもり(ほぼ確定)
という感じとのことでした。
日本人がプレゼンでよく "I will explain about ..."と言うけど、どっちつかずな感じがして気持ち悪いんだそうな。
Re:MUST (スコア:4, おもしろおかしい)
するつもりがないのはwe willだ。
つまり、訳すときは「前向きに検討する」だな。
--- 官僚
Re:MUST (スコア:1)
この文脈なら "I explain about ..." と現在形でいいんじゃないのかなあ?
> We will soon arrived at ....
東海道新幹線の車内放送は We will soon be arriving at ... ですね。will のあとに過去形はないって。
一方、イギリスでは (スコア:1)
This train terminates at xxx, calling at x1, x2, x3 and x4.
根拠レス (スコア:3, すばらしい洞察)
>外部の開発者が関わることでWindowsをより良いものに改善できるはず
オプソ信者特有の、このまったく根拠のない思い込み、どうにかならんかねぇ…
悩み事相談 (スコア:1, おもしろおかしい)
上司からは無能やヤツとののしられ、部下からはいない方がましと陰口をたたかれる・・・
家に帰れば、妻や子供から煙たがられて・・・
そんな私でも生活・人生をオープンソースとして公開すれば、価値を認めてくださる人がいるんでしょうか・・・
人間には二通りある (スコア:2, おもしろおかしい)
Windows以下の価値しかない人間である。
Re:根拠レス (スコア:1)
つうかNetscapeがどうなったかとか考えるとレガシーコードばりばりのWindowsを改良することは大変な困難が伴うんじゃないでしょうかねえ。
それに既にオープンソースのLinuxをWindowsよりも良いものにすれば自然にWindowsは消え去るんじゃないの?
リソースを集中させなきゃ。
ここはひとつ法律に従って (スコア:1)
著作権の切れる2055年まで気長に待ちましょう。
#えっ?Windows 1.0に用はない?
Re:ここはひとつ法律に従って (スコア:3, すばらしい洞察)
著作権が切れてもバイナリをコピーして利用するのが自由になるだけで、
ソースが公開される(しなければいけなくなる)訳ではないですよね?
Re:ここはひとつ法律に従って (スコア:1)
Windows1.0については知りませんが、最近のWindowsは大学とかの研究機関にソースが開示されていると聞きますので、著作権が切れたらそこからソースを持ってくれば大丈夫でしょう。
最終手段「来歴不明だが個人宅やファイル共有ネットワークで発見」でも(著作権法的には)大丈夫ですし。
# For man might be free./人は自由になれるかもしれないから。
Re:ここはひとつ法律に従って (スコア:2, すばらしい洞察)
米国の保護期間は、発行後から数える場合は95年ですよ。2080年まででしょ?
もっとも某ネズミに合わせて今後も無限に延長され続けていくと予想されるので、実際に切れることはあまり期待しないほうがいいと思います。
Re:ここはひとつ法律に従って (スコア:1)
その頃には、ハードウェアの性能が高すぎて現在のWindowsなんて起動しないんじゃない?
Re: (スコア:0)
ReactOSで十分やろ (スコア:1, すばらしい洞察)
ReactOSでがんばれよ。
依存的だなあ (スコア:1, すばらしい洞察)
どうして他人の褌で相撲を取ろうとするのかね。
外部の開発者がWindowsより良いものを作れば良いだけの話なのに。
改善できるはずなんでしょ?
他人の勝ち馬に乗りたいだけなんじゃないのかと。
本音の理由 (スコア:1)
オープンソース化されるべき理由が2点述べられていますが,はて.
1. 儲かる云々いうからには,タダで使わせろという風に読めるのですが,
「オープンソース」と「値段がタダ」ってのは別の話ではなかったっけ?
# 最近は区別してないのかもしれませんが.
2. 番号振っておいてなんですが,ごめんなさい.
2つめのパラグラフがめちゃめちゃ過ぎて反論するのも,その後を読むのも,バカらしくなったので読んでません.
以下,簡単な拙訳(ツッコミ歓迎):
みなさんは,マイクロソフトがオープンソース路線をとらないだろうと考えているからこそ,間違っているのです.
マイクロソフトは,Linuxや他のオープンソース競合物の持っている優位性を打ち消すために,同じように作らざるをえなくなるでしょう.
さもなければ,ウィンドウズを良くしたいとする600万人以上のプログラマたちを得る機会を失うことになります.
マイクロソフトは,好もうと好まなかろうと,ウィンドウズをオープンにせざるを得なくなるでしょう.むしろ,そうすべきなのです!
そうじゃないだろう!
Re:本音の理由 (スコア:2, 興味深い)
>> 1. 儲かる云々いうからには,タダで使わせろという風に読めるのですが,
>> 「オープンソース」と「値段がタダ」ってのは別の話ではなかったっけ?
そうそう.本当に「Windowsの品質をよくするために無料で協力しようという人が大勢いるよ」と言うのであれば,「Microsoftは個人プログラマ向けに無料でNDAを締結できるような方策を考えるべき」みたいな話になるはず.いきなり「世界に向けてソースコードごと無料で公開するべきだ」となるのは,「単に無料で使いたいだけなのでわ?」としか思えない.
ってか,オープンソースな人もやっぱり本音ではWindowsが使いたいのね.もしWindowsがGPLで公開されたら,RMSも「フリーソフトウェアの勝利だ」とか言いながら嬉々としてWindows使っちゃったりするのだろうか…
Re:本音の理由 (スコア:2, 参考になる)
読み出したばかりでツッコミのみで申し訳ないんですが、that's made = that has madeです。「良くしたいとする~を得る機会を失う」ではなく、「良くしてきた~を失う」になります。
で、次の段落につながっていきます。
1ヶ所内容がおかしく見えたぐらいで賛否を急がないで、もう少し読んで確かめてみましょうよ。全3ページ読まないと文意の取れない文なんて、そうあるとも思えないし。
Re:本音の理由 (スコア:1)
いや,これはかたじけない...ちょっと性急すぎましたね.
そうじゃないだろう!
Re:本音の理由 (スコア:1, すばらしい洞察)
実はすでに公開 [microsoft.com]されているんです。
OS/2でも言われた (スコア:1, すばらしい洞察)
OSSの人ってものを作りたいんだか、他人の物が欲しいのか、良く分からなくなることがままあります。
中国とインドが有利になるだけ (スコア:1, 興味深い)
目がつぶれる? (スコア:1)
という気がしないでもありません。:-p
Re:目がつぶれる? (スコア:1, 興味深い)
GPLのAというプログラムと、非GPLのBというプログラムがあって、
両者の中身は大体同じで、両方を見てしまった場合に、
Bを参考にしたプログラムだから公開しないって主張は通じるんですかね?
また、Bというプログラムを作った人がGPLのAを参考にしていて、
GPLである旨を記述せず公開していた場合に、
それを知らずにBを見てしまって、
それを参考にして作ったプログラムは公開しなければならなくなるんですかね?
どなたか詳しい方教えて頂けないでしょうか。
もしオープンソースになったら (スコア:1)
Windowsもいろんなディストリビューションができるのかなぁ。
いえ、それ自体は悪いことじゃないと思うんですが、
現場視点からいうと、テストが大変になりそうだなーと。
ま、平和ならそれでいい...
まずはお手本を (スコア:1)
システム屋から見れば (スコア:1)
"フリーソフト"じゃない、きちんとした企業が作ったOS
ということに、Windowsの存在価値がある。
#一般人はLinuxなんて知らんのです。Geekにはそれが分からんのです。
Re:システム屋から見れば (スコア:1)
懐はだいぶ痛んでそう (スコア:1)
本当にWindowsの収入がなくても会社が安泰なら、
Vistaの失敗を見てすぐさま(SP2の予定だった)7を投入、なんてことにはならなかったんじゃ
darwinみてみれば... (スコア:1, すばらしい洞察)
OSXなんてカーネルをオープンにしてるのに、インストール可能なバイナリビルドなんてここ3年くらいでてない。
Darwinにreactのっけたディストロとか出てきたら面白いかもしれないけど(例えですよ)、そもそも活かされたプロジェクトがあんまりない。
Vistaや7の内部にくらべたら古くさいところもあるかもしれないけど、Objective-C2.0な環境として興味深いものなはずなのに。
そりゃWindows人気に比べたらOSXなんて微々たるものかもしれないけど、そんなことよりも大きすぎるプロジェクトは途中から投げられたところでコミュニティの手にあまるんじゃないですかね.
初期のMozillaみたく。
釣堀? (スコア:0)
Re:Unix で再実装 (スコア:1)
あんまり詳しくないのですが、MacはBSDを取り込んでから、急に一部で人気が出たように思います。
Windowsも何らかのUnixをベースに再構築したとして、同じように利用者増えるんでしょうか?
Re:Unix で再実装 (スコア:3, すばらしい洞察)
MacOSはそれまでがヘタレ過ぎただけ。WindowsはNT以降はそこまでひどくない。
Re:Unix で再実装(Linux篇) (スコア:1)
Linuxのディストリビューションの一つとなって、Lindowsになる...
それともWindows Xか
そうなるとクラシック環境での実行はwineでするのかな。
Re:Unix で再実装 (スコア:1, すばらしい洞察)
えっ?知らないの?
WinNT系もPOSIX準拠のサブシステムを持っていたんだよ。
ついでにMS公式で無料でServices for UNIX配布している。
(XP以降はPOSIXサブシステムはServices for UNIXで別途配布だっけ)
Re:Unix で再実装 (スコア:1, 参考になる)
Server 2003以降やVistaの上位エディションにはSUA(Subsystem for Unix Application)として標準添付されています。
Re:Unix で再実装 (スコア:1)
-- 哀れな日本人専用(sorry Japanese only) --
Re:正直なところ (スコア:1, 興味深い)
Windowsが使われ続ける理由の一つじゃないでしょうか。
#ユーザはコマンドなんて覚えたくないし、説明なんか理解したくない。
#思ったとおりの結果が出てくればいい。それだけだ。
#わたわざ覚えたものを捨てて新しいものを覚えるなんて"無駄"でしかない。
Re:正直なところ (スコア:3, おもしろおかしい)
いつの間にか、リボンは舞うわ、メニューバーはなくなるわ、
すでに標準がなんだかわかんなくなったUIが標準になるわ。
人生ってままならんものなんですね。
Re:正直なところ (スコア:1, 参考になる)
>いつの間にか、リボンは舞うわ、メニューバーはなくなるわ、すでに標準がなんだかわかんなくなったUIが標準になるわ。
実はリボンはアイコンがでっかくなっただけのメニューバーです。
メニュー+ツールバー/2位な感じ。
あと、Altキー押せばメニューバーは出てきますのでそちらでどうぞ。
スタートメニューは、沢山アプリを入れる人には下の検索ボックスに入れると絞込みが出来るのでXPより効率的です。
# XP表示だと見切れて選べないぐらいになってるのでAC
実際のところ (スコア:1, 興味深い)
Linux版MS Officeを発売したらどうなるだろう?
OS開発しなくて済むしセキュリティー云々といった話から随分解放されて利益が上がるか、
それともOOoにとって代わられるか?
あと、どのディストリ向けに出すかでLinuxの勢力図変わるかも。
あ、MS Linux出せばいいのか。
Re:実際のところ (スコア:1)
全体として見たら、どうもならないと思います。
会社としては、開発費を回収しきれない売上しか出ないで、儲からないでしょう。
MS OfficeがあるってだけでLinuxに乗り換える人は少ないでしょうから。
どれくらい売れるかはWindows版MS Officeとの互換性次第でしょうが、
どんなにいいのが出ても、半分以上のOOoユーザがMS Office買うってことはないでしょう。
わざわざライセンスで縛らない限り、ディストリ依存にするのは難しいと思います。
ディストリはあくまで、カーネルと、ライブラリやアプリケーションソフトなどのセットですので、
場合によっては非常に面倒ですが、サポートしてなくても動かすことはできます。
1を聞いて0を知れ!
Re:無理 (スコア:1)
これから新規でシステムを構築するならNoかもしれませんね。
でも現状では、OpenOffice等、非MSのアプリが使える人材よりMSのOfficeが使える人材のほうが調達しやすいですし、過去の遺産(要するにMSのOfficeで作られたドキュメント等)があるので、簡単にシェアを失うことはないと思います。
実際のところ今とあまり比率が変わらないような気すらしますが。
神社でC#.NET
Re:Machで(オフトピ) (スコア:1)
まあMac OS XもMachカーネルなのでいいのでは(ぇー