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オープンソース

FSFとCisco、GPL違反の訴訟で和解 12

ストーリー by hylom
ごめんなさい 部門より

あるAnonymous Coward 曰く、

去年の12月11日、FSFがCiscoに対しGPL違反をしているとして訴えたが、SourceForge.JP Magazineによると、5月20日に両者が和解に至ったことを発表したそうだ。

この手の訴訟や問題が起きるといつも思うのだが、ライセンス違反をしたときにソースコードを掲示または該当製品を公開中止とするだけで、GPL違反は回避できるのであろうか。もちろん、効力がないと考えて無視することもできるだろうが。

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  • by tietew (6130) on 2009年05月25日 13時31分 (#1572356) ホームページ
    刑事事件じゃなくて、民事の係争なんだから、当事者同士が合意すればOKでしょう。
    というかそのための「和解」なんだから。

    刑事だって、検挙後に補償や回復をすれば、有利な情状になりますよ。

    まず、「ライセンス違反を継続している」という状態から、「ライセンス違反をしていない」という状態に改善することが重要。この時点および未来において、ひとまずGPL違反は回避る。
    次に、その「ライセンス違反をしていない」状態を維持すること。
    そして、ライセンス違反が生じた時点から、ライセンス違反が解消した時点までの補償をすること。(今回は金銭貢献を受けるということで直接の金銭補償や損害賠償の支払いは無いのかな?)
  • by Anonymous Coward on 2009年05月25日 15時55分 (#1572472)

    他の国内メーカのルータでもダマテンで Linux 使ってるやつが多い、という話を聞きます。 ハード・ソフトともに台湾メーカ丸投げで、国内では(コードの由来などを)きちんとチェックしてないらしいです。

    • by Anonymous Coward on 2009年05月25日 20時12分 (#1572630)

      フレッツ光プレミアムにした際、ルータ(CTU)の同封物にGPLの紙が入ってました。
      しっかりした紙の4つ折りで、一方のぺらぺらな説明書と間違えてつい手に取ってしまった...
      OSがLinuxでソースは実費でディスクをお送りしますとのこと、オンライン公開ではないらしい。メーカーは日立。

      # それだけなのでAC
      # かといって身の回りで怪しいものは今のところないなぁ...

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        光プレミアムのCTUって、買い切りではなくレンタルだよね。
        だから加入者がソース要求しても、日立は所有者(NTT西日本)以外には配らないんじゃないかな?
        # NTT西日本の事業所で抜き取り忘れただけのような気がする。(-_-;;

    • by Anonymous Coward

      >他の国内メーカのルータでもダマテンで Linux 使ってるやつが多い、という話を聞きます。

      いいこと考えたアルヨ。

      今作っているプログラムコードにLinuxのプログラムコメント混ぜておけば、
      何か不備があった時に、昔のLinuxにも存在していたバグを引きずっただけと言えば、
      Linuxプログラマの責任、ウチの技術が低いと見られないアル!

      #いや、その理屈はおかしい

  • by Anonymous Coward on 2009年05月25日 13時29分 (#1572354)

    GPLに限らず。

    何故そう思ったのかが不思議だわ。

    • by Anonymous Coward

      だな。
      権利者と和解だなんて、権利者自身が共犯となって権利侵害に加担しているということに他ならない。
      こんな自身の著作権を侵害するような権利者からは著作権を取り上げて、正しく管理できる団体に権利を委譲した方がいいよ。Jasracとか。

  • by Anonymous Coward on 2009年05月25日 17時28分 (#1572526)

    元記事にある

    Ciscoはまた、FSFに対して金銭的な貢献も行うという。

    という部分が、なんとも微妙だ。
    今後、訴訟を起こされないようにする布石にしか思えん。(^-^;;

    • by Anonymous Coward on 2009年05月25日 17時41分 (#1572534)

      今後、訴訟を起こされないようにする布石にしか思えん。(^-^;;

      和解条項が非公開なら賠償金でも良いんだろうけど、FSFとしては企業がどんな取り組みをするのかを知らしめないような決着は嬉しくも何ともない。だから和解条項公開は譲れない。
      対してCiscoとしては訴えられて対価を払ったという形にはしたくない(多分そうでしょ)。

      つうことで、和解条項は公開だけどCiscoの顔も立てる、というのが今回の結論では。
      今後の訴訟とか、そんな事以前の話でしょう。

      親コメント
      • by Anonymous Coward

        #1572526のACです。

        和解条項は公開だけどCiscoの顔も立てる

        ふむ。FSFのスポンサーとなることで「フリーソフトウェアを支援する企業である」との顔が立つ、ということですかね?

        和解条項を公開したことで、GPL違反した企業がおこなうべき対応は明確になってますけど、
        それだけだと押し付けられた恰好となってしまうので、イメージが悪い。
        前向きなイメージを与えるためにも、違反者から推進者に変身する...という話かなぁ。(自信なし)

        • by Anonymous Coward

          そんな感じでいいんじゃないでしょうか。

          裁判と言うとどっちがが死ぬまで徹底的にやらなきゃならないかのように勘違いしてる人が多いですが、お互い損にならないような所で妥協するのが将来の為にも一番です。

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Stableって古いって意味だっけ? -- Debian初級

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