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オープンソース

夕張市が経費削減のためUbuntuとOpenOffice.orgを導入 132

ストーリー by hylom
さぁどうなる 部門より

magjp 曰く、

北海道夕張市が、選挙管理委員会のデスクトップ環境をUbuntu+OpenOffice.orgへと移行するそうです(SourceForge.JP Magazine)。

夕張市は財政再建団体として財政の建て直しを図っていますが、今回の導入もその一環で、民間払い下げの中古PCを活用することで費用の削減を図るそうです。国内自治体でジワジワとシェアが広がりつつあるOSSですが、今回の事例は、"くびき"であるオフィスソフト依存をOpenOffice.orgで取り払うことによるLinuxデスクトップへの移行である点や、既存のWindows環境との共存の成否など着目すべき点が多く、今後の展開を注目せずにはいられません。

これは同様に財政難にあえぐ自治体の動向にどのような影響を与えるのでしょうか。スラド諸氏のご意見はいかに。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • by NOBAX (21937) on 2009年06月30日 17時03分 (#1596641)
    自治体にもよるでしょうが、以下のようなハードルがあります。
    1.動機がない
     破たんでもすれば別でしょうが、通常は市民の税金を適切に使えばいいのであって、
    リスクを冒して、出費を抑えても有難味がない。
    営利企業ではないので、効率化のトリガーがなかなか働かないのです。

    2.減点主義なので、職員は新しいことは言いだしたがらない
     うまくいったからといって、偉くなれるわけでもない。
    高倍率の昇進試験は別にある。
    失敗すれば閑職に回される可能性が大きい。

    3.IT関係はすでに外部委託
     ITは自治体のサービスとは直接関係しないので、アウトスースのターゲットになっていて、
    外部業者に委託済みで、すでに、自分のところのITの全貌がどうなっているか分かってなかったり、
    ITに強い職員を育てる仕組みがなかったりします。
  • by redwine (35127) on 2009年06月30日 20時16分 (#1596774)
    一方、その頃レドモンドではこの話を聞いたゲイツ君がアップを始めました。

    「悪の芽は摘み取らねばならぬ! 利益度外視のWindows 7 Bankrupt Editionを準備せよっ!」
  • うちの会社も (スコア:2, すばらしい洞察)

    by nemui4 (20313) on 2009年06月30日 8時32分 (#1596182) 日記

    コストダウンで消しゴム一個買うのもダメと言われているくらいなんだから、似たような事やればいいのになぁ
    なんでやらないんだろう?

    • by Anonymous Coward on 2009年06月30日 17時37分 (#1596667)

      官僚OBが営む「研究所」に貢いでいる年間数千万の賄賂をなんとかしろよ、っていう愚痴が新聞のコラムに載ってました。

      銀行振り込みを任されていた若手社員が、職場で怒りをぶちまけたそうだ。ボーナスカットを我慢し、コピー用紙の1枚まで倹約しているのに、なぜこんな法外な金額を渡さねばならないのか。しかも振込先は公的機関ではなく、個人名の口座ではないか。株主に説明できるのか。

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    • by sen (197) on 2009年06月30日 8時45分 (#1596183)
      社会人になってから使わなくなったモノの一つが「消しゴム」です。
      ボールペンやマーカーは逆に学生の頃より使うようになりましたが、
      鉛筆や消しゴムは、情報処理技術者試験の時にしか使いませんでしたので、
      その度に買いにいっていたのを思い出しました。
      頻繁に使わないものっていつの間にやらどっかにいっちゃうんですよね。
      親コメント
      • Re:うちの会社も (スコア:2, 参考になる)

        by nemui4 (20313) on 2009年06月30日 10時12分 (#1596214) 日記

        社会人になったからなのか、OA機器が発達したからか鉛筆(シャーペン)&消しゴムの出番は少なくなりましたね。
        修正液も久しく使わなくなったら、ガンジーミスノンの会社も倒産してたらしいし。

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        • by kikki (30639) on 2009年06月30日 19時03分 (#1596727)
          私は設計の最初の段階では、いまだに紙と鉛筆(シャーペン)と消しゴム、もしくはホワイトボードが大活躍です。
          やり方が古いのかなぁ、と思うときもありますが、アーキティクチャや動作モデルこねくり回すときはこれが一番だなぁ…
          逆にコーディング以降、ドキュメント作成までではこれらの出番はほとんどありません。
          ちなみに最後のまとめ上げにはOOo使ってます。良くなりましたね〜そんなにマニアックに使い込んでませんが、普通に
          使う分には十分です。問題は他の人に渡すときでしょうか。pdfで良いなら大丈夫なんですが。
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          • by vikke (8037) on 2009年06月30日 20時27分 (#1596785) 日記

            わたしも大枠の設計段階ではホワイトボード派ですね。で書いたのをデジカメで撮って、設計を管理しているwikiにペタっと張る。
            手で書く事により、なんかイメージが湧きやすいんですよね。

            で、それで大体のイメージが固まったら、ユースケース図を書いて固めていったり、アクティビティ図に落として動きを確認したりします。

            あと、ドキュメント関係ですが、Wordのスタイルが上手く使えなく(アウトラインでガーガー文章を書き込んだ後、スタイルを適用しようとしたら、上手く適用されない)、立ち往生した事があります。
            その時はエイヤでhtml + cssにして誤魔化しましたが(客がそれでOKな客だったんで)、そうじゃなかったらどうしてたんだろう。。。

            docbookかtexで進められたらなー

            --
            安易なAC発言反対運動中
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          • by Anonymous Coward on 2009年06月30日 19時27分 (#1596747)
            え~とアイデアを練る段階でホワイトボードや紙が有用だというのは
            古いというよりは単に図的な使い方をしているからです。

            ・アイデアを即座に書ける即時性(図も即座に描ける)
            ・一覧できる広い面積
            ・関連のリンクは線を引っ張ることが簡単で、修正も楽

            これをPC上でやろうとするとかなり広いモニタが必要ですし、
            レイヤーの多い作図ソフトみたいなアイデアプロセッサが必要となります。
            また、このアイデア段階の閃き的な場合の入力速度が手書きより速いという人は
            そう多く無さそうだというのも原因の一つかと。
            「アレ」で済ませる場合は言葉ではなく図になることもありますので。

            更に、PCのモニタって解像度が一定なので、文字を割り込ませるようなアバウトな書き方には
            向かないってのもありますね。紙なら、小さい字を書く切替も瞬時ですし。
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      • by firewheel (31280) on 2009年06月30日 19時51分 (#1596754)

        >鉛筆や消しゴムは、情報処理技術者試験の時にしか使いませんでしたので、
        >その度に買いにいっていたのを思い出しました。

        私はTOEICかなあ。
        マークシート方式な上に、一分一秒を争うスピード重視のテストなだからシャーペンじゃ厳しいのよ。

        そして今では、マークシート専用鉛筆やシャーペンがあることを初めて知った。orz

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    • Re:うちの会社も (スコア:2, すばらしい洞察)

      by Anonymous Coward on 2009年06月30日 16時52分 (#1596630)

      ・会社が消しゴムを買わない→従業員が自腹で買う→従業員が枕を濡らす
      ・会社がソフトウェアを買わない→従業員が違法コピーするorデータを自宅に持ち帰る→会社が訴訟に巻き込まれる

      という違いがあるかもね。

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      • by ksyuu (4917) on 2009年06月30日 22時46分 (#1596886) 日記

        ん!? 消しゴムとソフトウエアを同列に扱うのは無理がないかい?

        確かに仕事で使うものは会社が支給するのは原則だとは思うけど,筆記用具やノートのように個人専用
        で使うものは,使う社員が用意してもかまわないんじゃない?
        特に,ペンや消しゴムのように個人の好みが出るものは。

        #こういったのを厳密にやると,社命で行った展示会でもらったノベリティは全て会社に提出すること
        #にもなりそう。

        もう一つ思ったのが,会社はボールペンすら支給しないと言っていても,マウスは支給のものを使わず
        に自分の好みのものを使っている人もいるんじゃないかな,ってこと。
        もしそういう人がいれば,なんか違うと思う。

        親コメント
    • 結局、導入後の人的&物的な維持管理費が、導入時のコストを上回っちゃうからでは?
      Linux関係がわかる人間なんてそんなにいないし、ハード的な知識も必要だし、
      そういう管理人が調達できなかったら、そこでシステムは使い物にならなく
      なるわけで。

      #意外とこう言うのは理解されないのが、問題と言えば問題で、謎と言えば謎。

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2009年06月30日 16時51分 (#1596629)

    却下された同一タレコミ(ITProソース) [srad.jp]

    >スペックはCPUがPentium III/700~800MHz、メインメモリ512MBであり、
    >北海道の第三セクターHARP社の支援を受けてUbuntuの採用が決まった。
    >スペックから言って、もっと軽いディストリの方がよくはないだろうか?
    >(Ubuntu「Meeting Minimum Hardware Requirements」曰く
    >“A Pentium 4, 1GHz system is the minimum recommended for a desktop system. ”)
    >/.Jerのお勧めをお聞きしたい。"

    • by Anonymous Coward on 2009年06月30日 19時26分 (#1596745)
      Ubuntuは使っていませんが、Debianでデスクトップ環境にKDEを入れて、CPUは導入予定のものとほぼ同スペック。メインメモリは128MBのPCを使っています。

      基本的に大きいアプリケーションを1つ立ち上げるだけなら、スワップを使わずにすむので、それほど不快ではありませんが、2つ以上になると、かなり遅くなります。KMailとIceweasel(Firefox)を同時に動かすとものすごく遅いので、KMailを起動しているときはw3m、Iceweaselを起動しているときは、Webメールで済まさないと、分単位で時間を浪費します。

      でも、導入予定のものは512MBと大きいので、大きいアプリでも3つぐらいまでなら何とかいけそうな気がします。

      軽量Linuxに関しては、PuppyLinuxも試したことはありますが、起動が早く、メモリの使用量が少ない分、スワップする頻度が若干減るものの、アプリ自体が重ければ、遅いことに変わりはありません。Debianでxfce4とGnomeも試したことはありますが、xfce4はなかなかいい感じ。とは言え、JWMとくらべると、やはり重かったです。

      OpenOfficeに関して言えば、Calcぐらいしか使いませんが、Ctrl+カーソルキーなどで、一気にスクロールさせるようにしないと、かなり不快です。

      基本的に、OpenOffice自体が重いので、それが快適に動くのであれば、他のアプリケーションも快適に動くでしょう。そういう意味で、もう少し、高性能のCPUを搭載したPCをお勧めしたいです。

      #海外在住で、中古PCに光学ドライブやUSBカード、ネットワークカード、Webカメラ(総額10,000円くらい)を付けて、インターネット端末として使っていますが、メモリは古いタイプなので、10,000円以上するとのことで、PCショップの店員には「新しいのを買った方が安いよ」と言われました。一番安いデスクトップでも、手持ちのより高性能、かつ、3万円も出せば買えるので。
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    • OpenOfficeを軽量なLinuxの上でっていうのは上級者の構想であり、
      実際にはうまくいかないだろうなぁというのがこの手のケチケチ作戦を見るたびに思うこと。
      軽量っていうのはあくまで操作の「間」を待つことができるベテランユーザーにとってであり、
      実際に初心者が使用する場合には必要以上のスペックが要求されます。
      使えねぇ~っていう悪評ばかりが一人歩きしそうで嫌ですね。

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  • by Anonymous Coward on 2009年06月30日 16時56分 (#1596632)

    こちらの記事 [nikkeibp.co.jp]も見てください。

    譲渡を受けたもののUbuntuやOOoの推奨環境ぎりぎりの低スペック、
    26台を引き受けて用途が決まってるのは6台だけ、
    OOo使うのは臨時スタッフだけで本職員は従来(Windows?)のまま

    「譲渡」した企業は廃棄処分費用がいらなくなったのでハッピーでしょうが、
    夕張市は、今後の保管費用、メンテナンス費用、廃棄費用をどうするつもりでしょうか。

    これなら、選挙時に必要な台数を短期レンタルした方が、
    金銭的コストも作業効率もよかったように思います。

    夕張市のどこぞの偉いさんがだまされて
    ゴミ寸前のものをもらってきて、
    IT担当者が頭を抱えている、
    実情はそんなところではないでしょうか。

    • そうですね。スペックを聞く限り最新のUbuntuでOpenOfficeを使うにははっきり言って支障ありそうです。
      が、この手のコスト削減は最終的には従業員や職員のモチベーションで決まるのがパターン。
      夕張ならボロPCを無理矢理使わされることにもそれなりに納得済みであり習得に本気になるのでは?

      とおもったら本格的に使うつもりじゃなくてとりあえずの導入っぽいですね。それじゃたぶんダメでしょう。
      まあ、個人的には VineLinux をおすすめしますがね。

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    • Pentium3世代なら1万円しない。
      メンテナンスは自前で業務の合間に。
      保管費用は土地が安いので問題にならない。
      廃棄は財政に余裕が出た頃に考える。それまで塩漬け。
      そんなにヘビーに使わないから新しいのを導入して遊ばせておくよりは安い。

      こんなところじゃないだろうか。

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      • by nmaeda (5111) on 2009年06月30日 17時30分 (#1596664)

        ハードウェアは道内の企業から償却ずみのものを無料で提供されたもの。CPUはPentium IIIで動作周波数700~800MHz、メインメモリーは512Mバイト。

        Ubunts+OOoのサポートも、夕張市が財政再建団体であることが考慮されて、アシストから無料で提供されている。

        今のところは選管に限られるし、26台のうち、実使用は6台とかで、残りは保管されている状態。臨時業務のための臨時職員に割り当てる模様。

        ちょっとWebを見たり、メールを読んだり、文書を作成したり、表を作るくらいなら充分だし。
        PCのCPUパワーのほとんどは、つまらないことに使われているものだ。

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    • >夕張市のどこぞの偉いさんがだまされて

      俺はこの記事を、「選挙のときにはPCが足らなくなるけど予算がないからボランティアの手を借りてリサイクルPCを活用してみました、でも日常業務には以前から馴染んでる環境を使います」っていう感じの美談として読んだんだけど...
      俺って騙されやすいの?
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  • 確かにubuntu+oooは、初期導入コストが低いのは事実。
    サポートサービスがどうなってるのかは知らないけど、
    少なくとも、プログラムの入手コストは、
    ダウンロードの通信費ぐらいしかかからないもんね。

    でも、この手のコストは、運用コストの方が大きいのも事実。
    初期導入は1回きりだけど、運用はその後毎日やっていく事だから。
    バージョンアップがあるにせよ、ま、年に一度の事だから。
    大雑把に言って、月に1万のコスト削減が出来るんなら、
    年に12万までの出費は、ガマンできる、みたいな。
    (大雑把に過ぎるけど、本題じゃないから許して)

    何が言いたいか、つうと、
    デスクトップやユーティリティの大幅な切替は、
    運用サイドに負担のしわ寄せが行きかねないよ、と。

    簡単単純に、金額の大小で比べられる事じゃなくって、
    今まで30分で出来てた事が、1時間かかるようになったりとか、
    これまでは定時間内に済んでいた作業が、残業が必要になったりとか。
    多分、現行の処理系はwindows+msoだと、勝手に予想するんだけど、
    その場合、既存のドキュメントのフォーマットにずれが生じたり、
    字化けや数字化けが出たり、みたいな現象が発生するかもしれない。

    そういう話が出た時に、夕張や、他の余裕のない自治体では、
    きっちり対処出来ないかもしれないよ、と、思う。
    ま、十年後ぐらいに、プロジェクトX的な番組かなんかで、
    「あの時は大変でしたねぇ~、はっはっはっ」
    とか、偉い人が笑う程度の話で済むのかもしんないけど、
    現場は地獄を見るかもよ。

    だから、ubuntuやoooに乗り換えようぜ、とか思うんなら、
    色々と余力があるうちにとっかかった方が、
    何かと余裕を持って、想定外の事態に対処できるんでないかなぁ。

    • by Anonymous Coward on 2009年06月30日 18時21分 (#1596692)

      >何かと余裕を持って、想定外の事態に対処できるんでないかなぁ。

      いや、もう余裕もないし想定外の事態だらけだから
      大丈夫なんじゃないですかね。

      失敗してもUbuntuのせいかどうかも分からないですし。

      # というわけで、ケツに火が付いてからでもいいんじゃないかな。
      # 中途半端に下り坂のくらいが一番大変かも

      親コメント
      • このまま順調に人口が減少してゴーストタウンになれば、運用コストの心配もいらなくなるよ。
        コスト削減と言っても、もう既に生半可な状態じゃないってこと。たとえサービスを低下させて
        でもコストは削減しなければならない。これが破産した組織の至上命題。

        それに運用コスト云々が言えるのは大規模な組織で高可用性,高信頼性を求めるからであって、
        たかだか数台~数十台のPCが「とりあえず動いてればいいや」レベルであれば、個人の努力でも
        十分なんとかなるんじゃない?

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  • by WindKnight (1253) on 2009年07月01日 9時14分 (#1597101) 日記
    確かに、選挙管理委員の事務局に導入するにはいいかもしれない。
    恒常的に台数が要るものではないので、そのためにライセンスを入れるのはもったいないという考えには同意できます。
    これで問題なければ通常業務へ、というのも考えてはいるのでしょうけど。
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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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