ソフトウェア関連の法律ブログGroklaw、「NSAによるメール傍受」を理由として閉鎖へ 10
ストーリー by hylom
思わぬ余波が 部門より
思わぬ余波が 部門より
BonTf 曰く、
オープンソースソフトウェア関連の法的問題に関わる情報を発信し続けた有名法律ブログGroklawが閉鎖されることになった(Groklawの告知記事、本家/.記事)。
閉鎖の要因は、アメリカ国家安全保障局(NSA)による電子メール等の監視にあるという。Groklawは2000年代初頭のSCOによるLinux関連の訴訟を詳細かつ克明に取り上げたことで名を上げた。その後もMicrosoftによるOffice Open XML(OOXML)標準化に関する問題点や、OracleによるGoogleに対するJava著作権にまつわる訴訟などのソフトウェア業界にとって重要な諸問題を継続して取り上げたことでも知られており、Slashdotでもたびたび話題になっている。
このサイトの特徴として、ボランティアの活発な参加が挙げられる。その代表的な例としては、裁判を傍聴したボランティアの手記を掲載したり、問題のある特許に対しての先行技術に関する情報提供などがあった。閉鎖はこれらのボランティア参加が問題になっているという。ボランティアとのやりとりには電子メールが使われてきたが、現状ではNSAの情報収集によって通信内容の秘匿/保護が保証できないと判断したようだ。
過敏すぎじゃない? (スコア:4, 興味深い)
> このサイトの特徴として、ボランティアの活発な参加が挙げられる。
このボランティアにスパイが入り込めないような、厳正な身元調査をしているんだろうか?
活動内容に監視する価値があるなら、スパイを送り込まれる可能性の方が高いと思うが。
スパイを送り込んでも意味がないような活動しかしていないなら、みんながlenovoのPC使ってGmailからメール送るくらいのことをしたって問題ないでしょ。
懐かしい (スコア:2, 興味深い)
タレコミ文にもあるけどSCO問題の頃に知って読みに行ってました。
SCOはあの手この手で問題を複雑化する(ように見せかける)攻撃方法をとってたので
あっちこっちで情報が錯綜してましたが、
それらにまつわる法的問題を整理してわかりやすくまとめて書いてあって良かったなぁ。
NSAは産業スパイをしているということ? (スコア:0)
もし対テロ戦争のためのスパイ活動だとしたら、おそれる必要なんかないものね。
大企業と癒着して、内部告発の芽を摘むことに協力とか、そういう事例があったのかもね・・・。
あるいは単に、やっかいな人たち(政府・大企業・権力に屈しない)を抽出して監視するのに便利に使われてる、という懸念があるとかでしょうか。
まぁいずれにしろ、平文のメール使ってるならその方が迂闊だと思うんだけどな。
Re: (スコア:0)
やはりメールが平分なのが問題じゃないかと。
この機にもっと暗号化の普及について考えてもいいんじゃないか。
Re: (スコア:0)
皆が真剣に暗号化を始めたら、遂に↓これが現実のものとなるぞ。
米国で暗号ソフトにバックドア搭載義務化の動き http://srad.jp/story/01/09/16/0849202/ [srad.jp]
> 米議会で「解読できない暗号化ソフト」を禁止しようとする動きがある。
Re: (スコア:0)
いや、やり取りしているメールアドレスを隠す必要があるから
でも、実際はGoogleが運営する団体であることをがバレル前に
解散しようってことでしょうね。
Re: (スコア:0)
「そもそも法も無視している連中のいう事を信用する事が出来ない」って事でしょう。
米国人あたりと日本の違いとして良く言われるのは、日本人は現状を以て「○○とはなっていないから大丈夫」と言うのに対して、
米国人は「○○出来る可能性が有るかぎり見過ごすことは出来ない」と判断するってのが有りまして。
#日本人重役が考え方を変える事なんかなく、不毛な会議の原因に。あんた等の好きなプレジデントあたりでも書いて有ったろうに。
だから多分その理屈は通じない。
まあ、セキュリティ的観点からしても、「穴が有るけど使われていない」ってのは「おそれる必要なんかない」とは言わないかと。
Re: (スコア:0)
パラノイアや杞の人扱いされる米国人が気の毒だ
あらためて思うこと (スコア:0)
スノーデンGJ!
はあ? (スコア:0)
電子メールがダメなら郵送しろよ。
差出人不明のメディアをPCにつなぐ勇気はないけどな。