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プログラミング

フリーの楽譜作成ソフトLilyPond開発最新版リリース 29

ストーリー by hylom
非エンタープライズ分野では珍しい? 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

フリーの楽譜作成ソフトとして、コアなファンがついているGNU LilyPondの最新開発版であるバージョン2.19.16が2月28日に公開された。これだけなら何も目新しくない話だが、ニュースリリースに次のように日本人の名前が謝辞とともに書かれている。

We would like to acknowledge and thank Masamichi Hosoda for making this release possible with his work on updating GUB, the build tool.

このように、国際的なフリー・オープンソースソフトの世界で活躍する日本人が増えるのは喜ばしいことだ。皆さんご自身あるいは周辺で、このような活動をしている、してみたい、というような方は、いらっしゃるだろうか? また、それはどんな活動か、お聞かせいただけないだろうか?

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  • by Anonymous Coward on 2015年03月04日 23時03分 (#2772047)

    日本人は1億人程度居ます.人口比を考えても,開発者の数パーセントは日本人になって当然です

    タレコミには「世界で活躍する日本人が増えると喜ばしい」とありますが
    何が喜ばしいのか,私には全く理解できません

    例えば github.com あたりで, japan とか ne.jp のようなドメイン名で検索すると,すぐに日本人は見つかります
    Linuxのカーネルのような大規模なプロジェクトでも changelog や commit log で日本人の名前をみることは全然珍しいことではありません
    で,そんな沢山居る日本人を発見して,それからどうするんでしょうか?サインでも貰うんですか?

    • 日本からやってくる参加者がいなさそうな会議に情報交換目当てに参加していて、そこに日本語がわかりそうな参加者名を見つけると、ヤッター日本語でやりとりできる、楽だ!と嬉しくはなりますな。会議の内容によっては、ソウカこの分野でもいまや日本語話者が参画しているのか、多様性増した!と喜ばしい気にもなりますな。

      でも、確かに、日本語が通じない場合のほうが多いですね。

      親コメント
    • by Anonymous Coward

      皮肉が利いた言い方だが、これは真だろう
      俺だってパッチの提供やら障害とその修正方法くらいポストしたことがあるくらいだ
      開発者そのものではないが、協力しているひとはざらにいるだろう

      フリーだオープンだとか騒ぐ必要は本当にあるのだろうか
      自分にとって必要だからコミットしてゆくだけのことなのではないか

    • by Anonymous Coward

      うん。その通りだ。

      ま、強いて言えばLinuxとか海外のコミュニティではなく、日本のプロジェクトに海外から人が集まるほうが、
      喜ばしいだろうな。せいぜい、新しいビジネスが生まれて経済活動が活発になるだろうぐらいの話ですが。

      こういうのは、「2014年ノーベル物理学賞は青色LEDの実用化に貢献した中村修二氏ら三名が受賞 [srad.jp]」で、当の本人はもう米国籍を持つ米国人だが、同族意識的に誇らしいみたいな雰囲気でしたね。

      とはいえ、Ruby開発がが日本人だから、喜ばしいか?というと日本語のドキュメントが多くて喜ばしいね。ぐらいでしかない。
      ただ、日本で活躍してもらえたら日本の国益になっただろうに……という人が海外に出て行ってしまうのは悲しいことかもしれませんね。

    • by Anonymous Coward

      謝辞に日本人名が、みたいなことに一喜一憂する意味があるのかというのはその通り。

      ただ日本人が世界で活躍しようとする場合に、文化や言語など日本人ならではの難しさというのも一般的な傾向としてはあるわけで、
      そういう人にとっては世界で活躍する他の日本人の事例というのは参考になったり励みになったり、
      存在を意識するだけでもロールモデルとして機能したりということはあるのではないですかね

    • by Anonymous Coward

      国益ということで言えば、日本人がいろんなところで世界に貢献しているとなると、日本のイメージアップや、親日家を増やす効果が、あるかもしれない。

    • by Anonymous Coward

      >開発者の数パーセントは日本人になって当然です
      なってないからじゃない?

    • by Anonymous Coward

      こういう反応が出てくる辺り、自己評価が低い国民性だなぁと毎度思う。

    • by Anonymous Coward

      数は少ないですがバグ報告ぐらいはしたことあります。
      そのバグ報告で、海外だと感謝されますが日本だと批判されたように感じるのか、あまりよくない結果が多いですね

      ソフトが吐き出すメールの本文がS-JISになっていることを報告したら確認もせずに、
      メールはJISが仕様ですってRFCを見ろ!って返答が

    • by Anonymous Coward

      全く同意。

      タレこんだ奴と採用した奴は、オリンピックで日本人が入賞すると
      メダルが何個とこか言って喜ぶ種類の人間なんだろう。

  • by Anonymous Coward on 2015年03月04日 18時51分 (#2771874)

    日本ですでに活動してる人、という場合の話だけど、日本人が国際的なプロジェクトに参加するというと、英語ができないって言って躊躇する人が多いね。

    日本人は、英会話は苦手だけど英語の読み書きはそれなりにできるはずだから、たいていは大丈夫だと思う。
    それに私自身が国際的なプロジェクトに参加してみて、それで英語力を鍛えられたというのもあるから、
    いまはそのプロジェクトに関わってないしソフトウェアの仕事すらしてないけど、参加してよかったと思う。

    仕事は就職しないとできないけど、ボランティアはいつでも参加できるしいつでもやめていいので、
    どんどんやってみればいいと思う。

    • by Anonymous Coward

      もとよりそういった活動への関心が薄いのも大きいかもしれない。
      逆に、国内(発)のOSS的なプロジェクトをもっと発展させて、意識の方を育てるのが、
      日本人が国際的なプロジェクトに進出することへの近道となるのかもしれないなと。

      海外のは心理的に遠い事もあって、参加の動機がより生まれにくいと思う。

      • by Anonymous Coward

        もっと、気軽でいいと思うな。
        日本人って、ネットではまるでタブーかのように感謝の気持ちを表すこと避けるけど、
        意外と国外だとストレートに Thank you と言ってくれたりするしね。

        同じことをしても場所によって評価が違う。
        日本で受けなかったものを国外向けに公開してみるのも一興。

        • by Anonymous Coward

          その代わり、日本だと過剰に「Sorry」と言う文化/メンタルなんですよ
          家庭でも企業でも

      • by Anonymous Coward

        OSSとかソフトウェアとかに関係なく、ひとの役に立つ活動を気軽にやるという意識があるかどうか、というのはあるかもね。

        日本だと、ボランティアとか言うとどちらかというとネガティブな反応が返ってくることが多いと思います。
        極端な場合にはプロ市民だとか活動家みたいに思われたりとか。
        ボランティアと一言でも言った瞬間、協力を強要されるんじゃないかと身構えられたりとか。
        偽善とか自己満足と批判されたりとか。

  • by Anonymous Coward on 2015年03月04日 23時05分 (#2772049)

    http://www.lilypond.org/authors.ja.htmlhttp://www.lilypond.org/authors... [lilypond.org]
    過去のメンバーに日本人らしい名前が見えますね。
    名前ざっと見ただけでも多様な国籍の方が関わっていることがわかります。
    世界中の、それもプロが使うソフトなだけに活発で楽しそうですね。

    • by Anonymous Coward on 2015年03月05日 12時55分 (#2772325)

      ちょっとググると、日本語での解説ページもいくつかあるし、プロだけじゃなくてシロウトにも使われている感じですね。まぁ、楽譜を作りたくて、かつ、プログラミング的素養のある人、じゃないと難しそうなので、かなり使う人を選びそうな気が。

      え、私ですか?
      テキストファイルが楽譜になるってことはGitとかで楽譜の版数管理ができるってことなのでサイコーですね。
      とかいいつつ、音楽的素養ががが。

      ♯\.には多いタイプかも

      親コメント
  • by Anonymous Coward on 2015年03月05日 1時09分 (#2772107)

    生命完全に日本人の名前でも、外国生まれ外国育ちで日本語ぜんぜん分かりませんー、
    という方*も*沢山いらっしゃいますよ。 

    この方がどうかは存じ上げませんが。

    • by Anonymous Coward

      痛恨のタイポ

    • by Anonymous Coward

      リンク先の開発メーリングリストを覗いてみましたが、トピックの方*は*日本人で間違いなさそうです。

  • by Anonymous Coward on 2015年03月05日 12時26分 (#2772302)

    それなりに面白そうなimprovementができても、提出するのが怖い
    パッチの形にする(提出の形式を整える)だけの流儀の知識もない そこらへんを教わる人脈もない
    コーディングはある程度自分で学ぶもんだが、オープンソースにおけるソーシャルスキルはだれかに教わりたい

    bugzillaに投稿するくらいはしたことがある

  • by Anonymous Coward on 2015年03月05日 12時42分 (#2772313)

    やはりエンタープライズ系が多いんですかね?
    仕事として関わるなら、そういう方面じゃないと稼げないってことか、
    単に有名どころが片寄っているだけか。

    ただ、これ、謝辞をよく読むと、ビルドツールへの貢献になってて、
    楽譜ソフトへの貢献じゃなさそう。

  • by Anonymous Coward on 2015年03月05日 16時02分 (#2772429)

    for making this release possible with his work on updating GUB, the build tool.

    ってあるから、気になって調べてみたら、これらしい。

    • LilyPond / GUB [lilypond.org]
    • GitHub /gperciva / gub [github.com]
    • by Anonymous Coward on 2015年03月05日 16時46分 (#2772460)

      これ、すごいね。

      ちょっとみてみたけどLilyPondが配布しているすべてのプラットフォーム向けバイナリ(linux x86, linux 64, linux PPC, FreeBSD i386, FreeBSD amd64, Windows, MacOSX x86, MacOSX PPCかな)をひとつの環境(Ubuntuらしい)でビルドしちゃおうっていう、野心的というかなんというか、そんな感じ。
      最初に各プラットフォーム向けのクロスコンパイラをビルドしまくって、それから配布バイナリをクロスコンパイルしていくものらしい。しかも、それをコマンド一発で全自動ときたもんだ。

      ものすごく興味深い。
      けど、そこまでせんでも、と思っちゃう。

      親コメント
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