米Amazon.comがFreeRTOSの権利を取得、ライセンスもMITライセンスに変更 18
ストーリー by hylom
その方向なのか 部門より
その方向なのか 部門より
Amazonが組み込み向けOS「Amazon FreeRTOS」を発表した(@IT、Amazonの発表)。
Amazon FreeRTOSはオープンソースのリアルタイムOSであるFreeRTOSをAmazonがカスタマイズして提供するもののようだ。FreeRTOSのWebサイトに掲載されている告知やAmazonの発表によると、FreeRTOSカーネルは今まで修正条項付きGPLv2で配布されていたが、FreeRTOSカーネル バージョン10からはMITライセンスに変更されて配布されることになったとのこと。今後FreeRTOSはAmazonの傘下で開発が続けられるようで、著作者に関する表記も以前のReal Time EngineersからAmazon.comに変更されている(masayoshi takahashi氏のツイート)。
とりあえず (スコア:2, 興味深い)
3〜4個の .c ファイルでできてるっていうからダウンロードしてみた。
zipファイルでかいやんとおもったら300MBぐらいがDemoでSourceは6MBだった。
Sourceには .c が7つあって、一番大きいtask.cで5千行、2番目に大きいqueue.cで3千行ぐらい。
まだちゃんと中身を見てないけど、初めてのお勉強にはちょうど良いのかしら。
Re: (スコア:0)
Source直下の*.c数個とportable以下のポーティング層があれば最低限の部分は動きます。サイズは小さくてもOSの基本的な機能は一通り揃ってるので、OSが何やってるのか勉強するにはちょうどいいと思いますよ。識別子がハンガリアン記法っぽい感じでちょっとクセがありますが。
Re: (スコア:0)
RTOS中身ってタスクのコンテキスト切り替えとタスク間通信機能だけだから。
本体にはファイルシステムもプロトコルスタックもプログラムローディングの機能も何も入ってません。
いわゆるOSだと思うとがっかりすると思うよ。
Re: (スコア:0)
オブジェクトとメッセージだけと言った感じですかね。
まあそれも基本と言えるから初学にはいいのかも?
今のWindowsとLinuxを初学で見るのはキツいと思うし。。
コイツ等はどこかの解説見るのが良いかな?
とは言ってもWindowsは昔見た資料(オブジェクトモデル図とか)どこ行った?状態ですが。。
Re:とりあえず (スコア:1)
昔、RTOSのソースいじってたことがあって、初めて見たときは事あるごとにpop、pushがあって、「Windowsの中ではこんなことを動的にやってるのかすげーな。」と思った記憶が。
# 同時に「複雑すぎてデッドロックになるのはしゃーないよな」とも思った。
# Windows98SEとかの頃。
Re: (スコア:0)
http://miqn.net/rtos/index.html [miqn.net] 日本語ならここのサイトが良いな。
後は適当なMCUボード買ってきて実際に動かす。
開発環境や情報の入手性とか、ボードのスペックとかで選べば良い。
LEDチカチカやったり、LCDなりUSBシリアルケーブル用意してって感じかな。
カーネル自体は小さいから必要に応じて全部読む。
対応マイコン (スコア:1)
どうせRenesasは、と思ったら、
https://www.freertos.org/RTOS_ports.html [freertos.org]
RX/RZ/RLまでサポートしてるじゃないですか。
今後もこの種類の多さを維持するのかな。
Re:対応マイコン (スコア:1)
多分オープンソースのRTOSとしては一番人気とシェアがあると思う。
各MCU対応はチップメーカー、サードパーティ、個人と色々な所から集まってくる。
但し人気がなかったり、メーカーが放り投げたら長い間放置されていたりするので注意。
単純なCとアセンブラのプログラムだから大抵なんとかなるけど。
(移植性のためにcpp活用してるので可読性は良くない)
Re:対応マイコン (スコア:1)
そういえばRISC-Vがないなぁ。
歓迎しない理由が無い (スコア:0)
開発者を縛るGPLの枷からの開放、素晴らしい。
Re:歓迎しない理由が無い (スコア:2, 参考になる)
ただ、元々FreeRTOSは例外付きGPLv2で条件がかなり緩かったので、そんなに困ることはなかったんですけどね。
(OS本体さえソース公開すれば、アプリやライブラリはstatic linkされていても公開不要。元々組み込み向けOSなのでこのくらい緩くないと使い物にならないわけですが)
それに商用にはそれほど高くない値段でOpenRTOSという選択肢もありましたし。
まあでも、MITライセンス化でさらに制限がなくなったのは喜ばしいことです。
Re: (スコア:0)
LGPLの解釈の混乱を知っているとGPLというだけで面倒になって避けてしまうけどね。
・LGPLのライブラリを使用する際には、参照元のソースコード公開は必要ない
・静的リンク時は、公開する必要がある
・動的リンクでも、公開する必要がある
・etc
と色々な解釈があって、昔は、LGPLであっても安心して使えなかったし。
まあ、LGPLv3は、GPLリンク例外ベースに変わったらしいのでこの辺の解釈は問題なくなっていると思うけど、GPLは解釈がコロッと変わる事があったりするから業務で使うのは怖いって印象しかないね。
MySQLをバックエンドに使用しているプロダクトに対して、ドライバはGPLで公開しているからそれを使っているプロダクトのソースも公開しろって騒動もあったし。
Re: (スコア:0)
縛ってんのは商用目的の開発者様だけだろ?
真なるフリーソフトの発展にはGPL以外は考えられない。
#なんてすぐに宗教戦争にいきそうだなぁ
Re: (スコア:0)
開発者からソフトウェアを開放するのがGPLですよ。
Re: (スコア:0)
霞でも食べていてください
IoTへの布石か (スコア:0)
dashボタンとかに入っている のかな
なんでamazonが? (スコア:0)
RTOSってサーバー向けでもないのに
輸送用ドローンを独自開発する布石とかだろうか
Re:なんでamazonが? (スコア:4, 参考になる)
タレコミリンクに分かりやすく書いてある
>IoT(モノのインターネット)エッジデバイス向けの組み込みOS「Amazon FreeRTOS」を発表した。
(snip)
>IoTエッジデバイスとクラウドを容易に接続するとともに、セキュリティを確保し、メンテナンスを簡略する機能をライブラリによって拡張する。また将来的には、OTA(Over the Air)によるアップデートを可能にするライブラリも追加するとしている。
繋がってくれる人が居なけりゃサーバなんてなんの役にも立たないからね