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2019年のオープンソース人気記事トップ10
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数学

Windows標準の電卓にグラフ作成モード、欲しい? 91

ストーリー by headless
関数 部門より
Microsoftが先日オープンソース化したWindowsの電卓アプリに、グラフ作成モードの追加が進められているそうだ(GitHubでの提案Neowinの記事The Vergeの記事ZDNetの記事)。

提案したMicrosoftのDave Grochocki氏によれば、米国の高校で代数は最も落第者の多い科目であり、学生の数学学習を助けることがグラフ作成モードの目的だという。また、グラフ電卓はフィードバックHubでも最もリクエストの多い機能の一つでもあるとのこと。現在グラフ作成モードはPre-Productionとなっており、実際にWindows標準の電卓アプリへ追加されるかどうかは不明だ。スラドの皆さんはグラフ作成モードに期待するだろうか。
14075207 story
マイクロソフト

Visual Studio Codeの「サンタ帽アイコン」に対し宗教的な抗議、その対応で炎上 96

ストーリー by hylom
サンタ帽はサタンとか言っておけばよかった? 部門より

Anonymous Coward曰く、

Microsoft製の人気コードエディタVisual Studio CodeでGitHubリポジトリのIssuesセクションが炎上、リポジトリが一時的に関係者専用モードに制限され、一般からの新規バグ報告が受け付けられない状態になっていた(経緯を説明するIssue)。

発端は、CodeのInsiders版(ナイトリービルド的なもの)にて、クリスマス絡みのちょっとした演出として、設定アイコンの歯車にサンタ帽が被せられた、というもの。これを見たユダヤ教徒と思われるユーザが、「宗教のシンボルをエディタに載せて宗教を推すことは不快極まりない、私にとってサンタ帽はナチスの鈎十字に等しいシンボルだ、最優先で削除しろ」と強い口調で抗議したため、開発者は謝罪してサンタ帽の表示を削除した。

これで最初に抗議したユーザは満足したのだが、「サンタ帽は鈎十字と同じ」というやや極端な主張を受けての削除措置が、クリスマスと休暇の素晴らしさを信じるほかの大多数のユーザの逆鱗に触れてしまったようで、Issuesにはサンタの絵文字の投稿が溢れ、次のようなMicrosoftの対応を批判する目的の大喜利的な「バグ」も大量に投稿される事態となってしまった。

  • 歯車のアイコンは資本主義の象徴であり不快だ、資本主義で何万人も殺された、削除しろ
  • 歯車のアイコンは仏教の法輪シンボルと似ており不快だ、削除しろ
  • VSCのアイコン自体キリスト教のシンボルと酷似しており不快だ、削除しろ
  • ダークモードを見るとトラウマを思い出す、削除しろ
  • Microsoftのスペル中に「cross(十字)」があるしMicrosoftのロゴにも十字が見える
  • Terminalという文字を見るとシベリアでのトラウマを思い出す、名前を変えろ
  • ライトテーマがダークテーマの上に並んでいるのは人種差別的だ
  • バグを潰すのはバグの権利の侵害であり虐殺だ、バグの修正を停止しろ

Microsoftの開発者は淡々とクローズや一部行き過ぎたコメント削除を行ったが、それが「検閲だ」「横暴だ」と批判されて火に油を注ぐという、日本でもよくみる光景となり、botによる荒らしまで登場したところで、結局Issuesの一時運用制限に至ってしまった。

個人的にはエディタにクリスマスムードが無くてもどうでもよく、削除に対してここまでネガティブな反応が起きたことの方が意外。

なお、クローズされたIssueはoff-topicラベルで確認可能(内容によってはクローズではなく既に完全削除されている)。

13934730 story
お金

CERN、ソフトウェアライセンス料増加対策としてオープンソースへ移行するMAltプロジェクトを発表 67

ストーリー by headless
対策 部門より
CERNは12日、ソフトウェアライセンス料の増加を見越してオープンソースソフトウェアへの移行を図る「Microsoft Alternatives(MAlt)」プロジェクトを1年前に開始していたことを明らかにした(CERNのニュース記事BetaNewsの記事The Registerの記事Neowinの記事)。

CERNの活動やサービスでは商用ソフトウェアへの依存が増しているが、これまで提供されていた学術・非営利・研究機関向けの有利なライセンス条件から企業向けライセンスへの切り替えを要求される傾向にあるという。たとえばMicrosoftでは過去20年にわたり、CERNに学術機関向けライセンスでソフトウェアを提供していた。しかし、直近の契約が終了した今年3月以降、ユーザー数ベースの契約に切り替えるよう要求してきたそうだ。これにより増加するライセンス料は10倍以上におよび、継続的に支払える金額ではなかったとのこと。

MAltが基本とするのは、すべてのCERN職員にこれまでと同じサービスが提供できること、持続不可能な商用条件によるリスクと依存性を減らすためベンダーロックインを避けること、データを手元で管理すること、一般的なユースケースに対応すること、の4点が挙げられている。MAltは数年がかりの取り組みとなるが、現在は最初の移行を開始する段階に入っているという。まず、今夏にはIT部門とボランティアを対象にしたメールサービスのパイロットプログラムを実施し、その後CERN全体の移行を行う。これと並行してSkype for Businessやアナログ電話機の一部をソフトフォンへ置き換えるパイロットプログラムを実施するとのこと。

MAltは野心的なプロジェクトだが、CERNがベンダー/データロックインなしにコアサービスを構築できることを示すまたとない機会とのことだ。
14061228 story
ゲーム

GPLなOSSを使っているNEOGEO Arcade Stick Pro、ソース開示を求めた結果微妙なものが出てくる 61

ストーリー by hylom
2010年代も終わろうとしているのに 部門より

Anonymous Coward曰く、

SNKが9月に発表したアーケードスティック型ゲーム機「NEOGEO Arcade Stick Pro」(過去記事)ではGPLで提供されているソフトウェアが使われているそうだが、そのソースコード開示を求めたところ、 中途半端に一部のソースが逆アセンブラの出力になったものが出てきたという(SNKのあまりにもデタラメな対応のせいで GPL違反状態になっているNEOGEO Arcade Stick Proの解析情報)。

NEOGEO Arcade Stick Proではハードウェアの一部を改造することでシリアル出力を有効にしてシェルにアクセスできるそうで、そこからソフトウェアにアクセスしてソフトウェア構成を調査できたという(NEOGEO Arcade Stick Proシステム詳細)。

これによると、OSはLinuxベースで、システム的にはAndroidタブレットのものが流用されており、エミュレータはneogeominiemu(mvsnjem)を使っていると推測されている。

14051324 story
オープンソース

オープンソースへの貢献、メリットはある? どうすれば良い? 59

ストーリー by hylom
人それぞれ、ソフトウェアそれぞれ 部門より

Anonymous Coward曰く、

オープンソースのPDF操作ツール・ライブラリQPDFはPDFの分割・結合やパスワード設定・解除などができるのでタレコミ人は重宝している。先日、QPDF 9.1.0がリリースされたので、早速リリースノートを読んでいたら貢献者の名前が書かれていることに気が付いた。1人の人物が2か所に書かれているようだ。

リリースノートにすべての貢献者名を入れるオープンソースプロジェクトもあるがQPDFの場合はかなり珍しいように思う。QPDFの過去のリリースノートを見てみたが、名前が書かれているものはほかに見つけることができなかった。

オープンソースプロジェクトに対して、名前が載るような貢献をしたことがある方はいるだろうか。それによって何かメリットを得られたことはあっただろうか。また、こうした貢献をしたいと思っている方はいるだろうか。そのためにはどうすればよいだろうか。

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The Gimp

GIMP 2.10.12公開。開発者にはWindowsユーザーがいないらしい(そしてmacOSも) 96

ストーリー by hylom
とはいえ手を出すにもなかなかハードルは高い 部門より

minet曰く、

6月12日、画像編集ソフト「GIMP」のバージョン2.10.12が公開された(GIMP.org窓の杜)。

GIMPチームによれば、今回のバージョンは多数のバグ修正が行われた「ほとんどバグフィックスリリース」のようなものだそうだ。“Don’t squash bugs…free them!”(バグは潰すんじゃない……解き放つんだ!)との格言漫画が添えられている。

とはいえ、いくつもの重要な改良も加えられている。

  • 曲線ツールの改良
  • TIFF形式エクスポートでのレイヤーのサポート
  • Windowsでのユーザーインストールフォントのサポート
  • 描画の高速化
  • 覆い焼き/焼き込み操作のインクリメンタルモード
  • 自由選択ツールの改良
  • 新しいオフセットツール

その中で、Windowsでのユーザーインストールフォントのサポートについては、「十分なテストはされていない」「マジに今の開発者の中でWindowsユーザーが誰もいないのでバグが山積み(ついでにmacOSでも同じことが言える)」「パッチと新しい貢献者を喜んで歓迎する!」などと言及されており、現在のGIMP貢献者がGNU/Linux系に偏っている実情が伺える。

14005006 story
GNU is Not Unix

Richard Stallman、FSFおよびMITを辞職 106

ストーリー by hylom
RMSも巻き込まれるとは 部門より

integral-sparkling曰く、

GNUプロジェクトやフリーソフトウェア財団の創設者であり、フリーソフトウェア活動に貢献してきたRichard M. Stallman(RMS)氏が、フリーソフトウェア財団の代表およびMIT・Computer Science and Artificial Intelligence Laboratory(CSAIL)の職位を辞任したことを明らかにしたVICE)。

氏はMITおよび自身に対する「一連の誤解や誤った特徴付け」による圧力が辞任の理由としている。

MITに対しては、児童売春で逮捕・拘留されていた米富豪ジェフリー・エプスタイン(Jeffrey Epstein)被告からの資金援助が問題になっている。エプスタイン被告が関与したとされる児童売春疑惑では、メディアラボの共同創設者であり、著名な人工知能研究者だったマービン・ミンスキー(Marvin Minsky)氏がエプスタイン被告の自宅で未成年の女性と性行為を行っていたとも報じられている。

Stallman氏はMinsky氏に関する報道について、「多数のシナリオを想像できるが、もっともありそうなシナリオは(被害者の)女性が自発的に自身を提示したということだ。もし彼女がエプスタイン容疑者に強要されたのであれば、彼は彼女に対し、彼の同僚に彼女のことを隠すよう指示していただろう。」としたうえで「暴行(assaulting)」という言葉が使われていることに言及、強要や暴力がなかったのであれば、単に自発的に女性が性行為を行っただけではないかとし、そうであれば「性的暴行」という言葉を使うのは不適切であり、本質的な批判のために道徳的曖昧さを持つ特定の言葉は使うべきではないとCSAILのメーリングリストに投稿した。このメールがMIT卒の機械工学者であるSelam Jie Gano氏によってVICEにリークされ大きく取り上げられる事態となった(VICE)。

この問題では、MITではエプスタイン被告について資金提供者としては不適格としていたにも関わらず隠蔽工作をして資金援助を受けていたとしてMITメディアラボの伊藤穣一所長が辞任している。また、MITのラファエル・ライフ(Rafael Reif)理事長がエプスタイン氏からの資金援助を容認していたことも報じられている

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ビジネス

OSS開発プロジェクトの多くは持続可能なほどの収入を得られていないとの指摘 91

ストーリー by hylom
フレームワーク系は直接収入を得るのが難しい 部門より

オープンソースソフトウェアの開発に携わっているAndré Staltz氏によると、知名度の高いオープンソースソフトウェアでも多くはそれによって得られる収益が少なく、「業界標準」ところか貧困と言われるレベルの収益しかないものもあるという(Staltz氏のブログSlashdotGIGAZINE)。

氏はOpenCollectiveで支援を募っている58のオープンソースプロジェクトについて、そのプロジェクトに携わっているフルタイム開発者と、プロジェクトへの支援額を調べたそうだ。その結果、支援によって開発者1人あたり6桁ドル(10万ドル、約1,084万円以上)の収益を得ているのはVue.jsやWebpackといった限られたプロジェクト(全プロジェクトの3%)だけで、半分以上のプロジェクトが「貧困レベル」の収益しか得られていないと推測できたという。

ただし、こういった収益の少ないプロジェクトにおいても、企業に雇われている開発者がプロジェクトに貢献しているというケースがあるため、携わっている開発者が必ずしも貧困であるというわけではない。しかしStaltz氏はそれでも企業に所属していない開発者の貧困問題は残っているとし、オープンソースソフトウェアを使っている企業はその収益をオープンソースソフトウェア側に還元していない、寄付による支援こそがオープンソースプロジェクトの持続可能性に繋がると主張している。

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BSD

NetBSD、メンテナンスの負担を理由にOpenBSD由来のファイアーウォールを廃止 60

ストーリー by hylom
まあ理由としては分かる 部門より
あるAnonymous Coward曰く、

NetBSDのメーリングリストで、OpenBSDで開発されたパケットフィルタである「PF」のサポートをNetBSDから削除することが宣言された(NetBSDのtech-kernメーリングリストへの投稿)。

この投稿によると、「PFを取り除くことについて内部で議論がなされた」という。「現在、NetBSDのPFは11歳で、メンテナンスを受けておらず、NetBSDではなく上流で修正されたバグや脆弱性が累積した状態にある」「最新の例として、直近で発見されたPFの脆弱性は2つあり、これらの脆弱性には興味がないため、NetBSDのPFでは修正されていません」とのことで、PFのレガシーな設計のせいでスケーラブル/高性能なカーネルでの移植に多大な作業が必要な状況になっているという。

OpenBSDのセキュリティの高さは、オペレーティングシステム界で屈指であり、関連するソフトウェアとしてはOpenSSHや「ハートブリード脆弱性」を解消したOpenSSL代替の暗号化ソフトLibreSSL等、Unix系オペレーティングシステムほかLinuxやWindows等、OpenBSDが開発したソフトウェアの多くが用いられている。

ファイアーウォールであるPFもその一つではあるが、PFを廃止する理由が、NetBSD側の「OpenBSDでなされたPFに関するバグフィックス」の不適用というメンテナンス体制の問題によるものであるところが、最大の問題点と言える。

通常、メンテナンス上「ソフトウェアのバグや脆弱性」というものは、上流である「開発元がメンテナンスを放置または放棄する」ことで「セキュリティリスク」が累積し、下流にあたる「利用者が離れていく」というのが一般的な流れである。

しかしながら、「開発元のメンテナンス不足」では無く「利用者のバグフィックスの不適用」が理由で「有益なソフトウェアの廃止」がなされることは、実に稀であり、まして、「ネットワークセキュリティ」という、OSにとっては最も重要となる部位で自らの「メンテナンス体制」の問題を事由に廃止されることは、稀有と言える。

この点、「pf消すとか頭おかしい。むしろほかのやつ消してちゃんとメンテすべき」との意見が出るなど、通信技術やOS・セキュリティ関連の専門家の間でも波紋が広がっている。

既に*BSD界隈の衰退については、かねてより指摘されているが、今回のNetBSDの対応はそれを差し置いても、異常と言える事態を指し示している。

なお、NetBSDではNPFというパケットフィルタがデフォルトで提供されており、一部機能は不足しているもののPFの代わりにこちらを代替として利用できるともしている。

13831474 story
Chrome

Mozillaの開発者、面倒な互換性問題に巻き込まれたくないのでChromiumのバグを直す 36

ストーリー by hylom
敵に塩 部門より

Google ChromeにおけるCSSの「@supports」規則のサポートで不具合があることをMozillaの開発者が指摘するとともに修正を行ったという(Chromiumのバグトラッカー@EzoeRyouのTweet)。

「この不具合のせいで互換性問題に巻き込まれたくない」ために修正したとのこと。

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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