FSF、Windows 7をフリーソフトウェア化して「価値を高める」よう求める 126
ストーリー by hylom
コミュニティが十分に面倒を見られるのだろうか 部門より
コミュニティが十分に面倒を見られるのだろうか 部門より
headless曰く、
Free Software Foundation(FSF)は23日、延長サポートが先日終了したWindows 7について、価値を高めるリサイクル「アップサイクル」ができるよう「フリーソフトウェア」としてリリースすることを求める署名運動を開始した(キャンペーンページ、BetaNews、The Register、OSDN Magazine)。
FSFによれば、Windows 7は延長サポートの終了により、アップデート提供が終了するだけでなく、10年におよぶ教育の汚染やプライバシーの侵害、ユーザーのセキュリティに対する脅威も終わったという。Windows 7のライフサイクル終了はMicrosoftにとって、このような悪行を正し、アップサイクルするまたとない機会とのこと。Microsoftは既にWindowsの重要なユーティリティーをフリーソフトウェアにしており、サポートが終了したバージョンのオペレーティングシステムをフリーソフトウェアにしてもMicrosoftが失うものはないと主張している。
Microsoftに対するFSFの要求は以下のようなものだ。
タレコミ時点の署名数は679件。FSFではMicrosoftに強いメッセージを届けるために署名が必要だと述べているが、目標ラインが7,777件と低いところが気になるところだ。
- Windows 7をフリーソフトウェアとしてリリースすること。Windows 7は生涯を終える必要がなく、コミュニティによる研究・改良・共有が可能になる
- ユーザーに最新版Windowsへのアップグレードを強要するだけでなく、その自由とプライバシーを尊重すること
- ユーザーの自由をマーケティングに都合のいい時だけ使うのではなく、それを本当に尊重しているというより多くの証拠を見せること