パスワードを忘れた? アカウント作成
2022年2月 記事 / 日記 / コメント / タレコミ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28
2022年2月14日のオープンソースタレコミ一覧(全8件)
15566371 submission
地球

福徳岡ノ場の噴火、軽石の分析結果から爆発的噴火になったメカニズムが判明

タレコミ by headless
headless 曰く、
JAMSTEC が昨年 8 月に発生した福徳岡ノ場の噴火について、南西諸島に漂着した軽石の分析結果から爆発的な噴火となったメカニズムを解き明かしている (プレスリリース論文)。

軽石の一部は噴出物としてほとんど観察されていない玄武岩マグマ由来の成分を含んでおり、地下深くから貫入した玄武岩マグマが爆発的噴火の引き金になったことがわかったという。また、一部にはマグマの粘性を大きくする磁鉄鉱のナノ粒子 (ナノライト) が含まれており、玄武岩マグマの過熱によりナノライトが形成されてマグマの粘性が桁違いに大きくなったのに加え、玄武岩マグマから生じた多くの熱やガスがため込まれたことで爆発的な噴火につながったことが明らかになったとのこと。

玄武岩マグマは粘性が小さく、玄武岩マグマ主体の噴火は比較的穏やかになることが多いが、今回の研究で爆発的噴火にも玄武岩マグマが関与することが判明したそうだ。マグマだまりの主要成分でもなく、噴出物としてもほとんど出てこない玄武岩マグマが関与した今回の噴火は、西之島の調査研究などから提案されている新しい噴火モデルと一致する。今後は他の海底火山でも同様の爆発的噴火が起こり得るのか、その準備過程が成立する海底火山の特徴はどのようなものなのかといった点を検証していくとのことだ。
15566596 submission
Intel

IntelがRISC-Vの標準化団体「RISC-V International」に加盟へ

タレコミ by nagazou
nagazou 曰く、
Intelのファウンドリ事業部門「Intel Foundry Service(IFS)」は7日、オープンソースのRISC-Vの標準化団体である「RISC-V International」に加盟すると発表した。顧客からの強い要望を受けて、RISC-Vエコシステムの主要パートナーと協力し、各市場に最適化した検証済みRISC-V IPコアを提供していく方針であるという。同社はx86、Arm、RISC-Vという3種類のISAに最適化された製品が提供可能になることから、より多くのファウンドリ事業の顧客を獲得につながるとしている(IntelTECH+PC WatchZDNetITmedia)。

合わせてIFSのファウンドリー・エコシステムを構築するため、ブレイクスルー技術を持つ新興企業などを対象にした10億ドル規模のファンドを設立した。このファンドでは、知的財産(IP)、ソフトウェアツール、革新的チップのアーキテクチャ、高度パッケージング技術などを持つ企業への投資を行う。複数のベンダーが持つ設計IPやプロセス技術をとりまとめるオープンなエコシステム「Open Chiplet Platform」をクラウドサービスプロバイダと実現していくとしている。
15566701 submission
ビジネス

ガンプラの転売問題、問屋が商品を卸さずに転売している疑惑があがる

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
現状だと1次ソースがTwitterや5ch、2次ソースがまとめサイトって状態ですが、事実であればそりゃいつまで経っても品薄も解消しないでしょう…。
http://blog.esuteru.com/archives/9834886.html

情報元へのリンク
15566811 submission
ビジネス

ファルコン9の残骸が月に衝突するとしてSpaceXに批判殺到、後に中国探査機の残骸であったことが判明

タレコミ by AC0x01
AC0x01 曰く、
躍進を続ける宇宙ベンチャーとして何かと世間の注目を浴びやすい米SpaceX社だが、今年1月に、同社が2015年に打ち上げに使用したファルコン9の二段目が月面への衝突コースをたどっているとして批判が殺到。今月になり中国の探査機の残骸であることが判明、という珍事が起きていた(第一報のGigazineの記事, 〃のハフィントンポストの記事, 〃のForbes JAPANの記事, 第二報のengadget記事, 〃のSpace.comの記事)。

発端となったのは1月21日に公表された天体追跡ソフトの開発者のブログで、それによれば高軌道に取り残されたファルコン9の二段目が3月4日に月の裏面に衝突するとされた。また別の天文学者もその分析結果を支持した。これを受け、ESAなどの宇宙機関も含む人々から「まともな宇宙企業なら後始末を終えるまで燃料を確保している」などと、宇宙ベンチャーの仕事は杜撰であると批判が殺到した。また月の裏で活動中の中国の探査機に衝突した場合、責任問題はどうなるのかとの記事もあがっていた。

ところが、その後にNASA JPLのエンジニアからの指摘により再分析された結果、衝突しようとしている物体は、実際には2014年に中国政府が打ち上げた月探査機「嫦娥5号T1」のブースターとみられることが判明した。結果的に、最初の報道を受けて批判していた人たちの発言は全部真逆の話になってしまったのだが、世間の注目を浴びるのも大変そうである。

情報元へのリンク
15567015 submission
ビジネス

米小型ロケットベンチャーのAstra、初の商業打ち上げには失敗

タレコミ by AC0x01
AC0x01 曰く、
昨年11月に4回目にして初の軌道投入に成功したことが報じられたばかりの米小型ロケットベンチャーのAstra社だが、2月10日に行われたRocket3.3の初の商業打ち上げにおいて再び打ち上げに失敗してしまったようだ(TechCrunchの記事)。

打ち上げの動画が公開されているが(動画と解説ツイート)、5回目となるこの打ち上げでは1段目は正常に上がったものの、フェアリングが分離しないまま2段目が点火して、そのまま制御を失ってしまったという。

Astraの初の商業ペイロードとしては、NASAと小型衛星チームの機体が搭載されていたとのこと。Astraは打ち上げ成功前の2021年2月にも早々にNASDAQ上場を果たしているが、初成功からすぐの失敗により同社の株価は40%以上の急落となっている。

情報元へのリンク
typodupeerror

にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー

読み込み中...