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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
あといくつ採用した記事が出るんですか? (スコア:1, おもしろおかしい)
議論の価値があるなら耐えることも重要 Re:あと (スコア:0)
しかし、今回は人口的にも経済的にもかなり規模の大きな国家レベルでオープン・フリーソフトを採用するということで、一つの自治体が実験的にやるとか、先進的な小国がやるのとは意味が異なると思います。意外と思われる方もいらっしゃるでしょうが、マレーシアはASEANでシンガポールに次ぐ経済レベルで(シンガポールは先日一人当たりのGDPで日本を抜いたとの報道がありましたが、小さすぎて実質的に国家としての要件を満たさないという議論が政治学的にあります)、タイよりも上なのです。
量が質を変える可能性、という意味では今回は大きな出来事なのだと思います。
マレーシアが全国家的にOOoの導入に成功し、同国からMSオフィスが放逐されるようなことになれば、これは本当にマイクロソフトが圧倒的な役割を持っている情報処理・通信業界が世界規模で変わることを意味する可能性があるのです。また、OOoでよいなら、行政・基礎教育部門は国家規模→≒世界的規模でもインテルじゃなくてもいいことになります。
ODFが、今は一部の願望とか妄想でしかない「アプリもWeb中心へ」というフェーズに大きく舵を切る架け橋になるかもしれません。
これは、MS帝国によって支えられている側面のあるアメリカが中心となってしまっている世界が将来どうなるかに直接・間接関係する問題でもあるかもしれません。
飽きた、って感覚はわかります。でもより重要なことは、それに耐えて議論する価値があるのなら、そうすべきなのです。
そして、個人的には、今回は本当に「その価値ある変化」を示す事象なのではと考えています。
今回はあんまり書き込みが延びないと思いますけど、ここで議論があったということ事体が、将来意味あることとして参照されるかもしれません。