ユーザーをだますような説明で誘導するChrome拡張のインラインインストール、9月3日から無効化
Googleは6日、ユーザーをだますような説明で誘導するChrome拡張機能のインラインインストールを9月3日から無効化することを発表した(Chromium Blogの記事、 VentureBeatの記事)。
インラインインストールは、Chrome Web StoreでホスティングされているChrome拡張機能を開発者のWebサイトから直接インストールできるようにする機能で、2011年に導入された。しかし、ユーザーをだますような説明を表示して不要な拡張機能をインストールさせようとするWebサイトや広告が存在する。そのため9月3日以降、こういった方法を使用する拡張機能についてはインラインインストールが無効化され、Chrome Web Storeの詳細ページにリダイレクトされるようになる。この変更により影響を受ける拡張機能は全体の0.2%以下だという。
Googleでは不正なChrome拡張機能のインストールを問題視して、昨年5月にChrome Web Store以外でホスティングされている拡張機能のインストールを無効化し、インラインインストールへの移行を推奨していた。