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headless 曰く、
日本語版にはまだ反映していないが、8 月 25 日にリリースされた Beta チャネルの Microsoft Edge バージョン 117.0.2045.9 のリリースノートで、今後廃止予定の機能が 5 つ挙げられている
(リリースノート、
The Verge の記事、
Neowin の記事、
9to5Google の記事)。
今後廃止が予定されているのは、数式ソルバーと図解辞書、引用文献の詳細表示機能、文法ツール、キッズモードの 5 つ。現在のところこれらの機能は Beta チャネルで最新のバージョン 117.0.2045.12 でもすべて利用可能だが、今後のバージョンで削除されるとみられる。Microsoft ではこれらの機能を廃止する理由として、ユーザーエクスペリエンス改善と「その他のツール」メニューのシンプル化を挙げている。
なお、Microsoft では Microsoft Edge の長すぎるメニューにユーザーが不満を感じていることを認識しているが、Microsoft Edge バージョン 117 ではメニュー項目間のスペース (行間) が狭くなり、メニューが大幅にコンパクト化している。これについて、行間の広いメニューが Microsoft Edge を選ぶ理由だったというユーザーからは逆に不満も出ている。
図解辞書と文法ツールはリーダーモード (イマーシブ リーダー) の機能で、現在のところ安定版チャネルの Microsoft Edge バージョン 116 には搭載されていない。全体にあまり使われていなさそうな機能ばかりだが、スラドの皆さんは廃止されたら困る機能があるだろうか。
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headless 曰く、
Android Police が SIM トレイを搭載しない eSIM 専用スマートフォンを購入するかどうかを尋ねる読者投票を実施しているが、SIM トレイ不要派が優勢のようだ
(Android Police の記事)。
iPhone 14 / 14 Pro シリーズは北米モデルが SIM トレイを持たないデュアル eSIM となっているが、今回の投票は近く発売される Pixel 8 シリーズで SIM トレイがなくなる可能性が指摘されたことを受けたものだ。
8 月 31 日夜の段階では 2,454 票が投じられており、SIM トレイが存在する限り SIM トレイ搭載モデルを選ぶという人は 38% (922 票)、迷うことなく SIM トレイなしモデルを選ぶという人が 29% (715 票)。SIM トレイがなくても問題ないという人も 17% (409 票) おり、合計では不要派が必要派を大きく上回る。Android が eSIM をサポートし続けるかどうかなどの条件次第という人も 14% (351 票) にのぼり、SIM トレイにこだわらない人は 60% となる。
個人的にはまだ eSIM を使用していないが、スラドの皆さんはいかがだろう。SIM トレイの有無が購入条件の一つになるだろうか。
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headless 曰く、
Android Update Tracker が Android 11 から Android 17 までのアップデート提供状況・提供予想をスマートフォンモデルごとにまとめた Android Update Matrix を公開している
(Android Police の記事)。
コミュニティーベースの Android Update Tracker では、スマートフォンのモデル別に Android バージョンアップデート提供状況に関する情報を公開している。新しい Android Update Matrix では 19 ブランド合計 772 モデルについて、発売時のバージョン・アップデートリリース済みバージョン・アップデートが提供される可能性のあるバージョン・アップデートが提供されない可能性の高いバージョン、アップデートが提供されないバージョンなどに色分けされ、一見してアップデート提供状況がわかるようになっている。
日本のブランドで掲載されているのは Sony のみだが、海外での入手性を考えると仕方のないところだろう。スラドの皆さんがご利用のスマートフォンは掲載されているだろうか。
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headless 曰く、
Google DeepMind は 8 月 29 日、AI 生成画像のウォーターマーキングと特定を行うためのツール「SynthID」のベータ版を Google Cloud の協力により提供開始した
(Google DeepMind のブログ記事、
Google Cloud Blog の記事、
The Verge の記事、
紹介動画)。
SynthID は画像のピクセルに直接ウォーターマークを埋め込むものだが、人間の目では認知不可能でありながら、ソフトウェアによる検出を可能にするという。人間の目で認知可能なウォーターマークは容易に編集で除去でき、認知不可能なウォーターマークであってもリサイズなど単純な加工で失われることが多い。SynthID のウォーターマークは画像品質に影響を与えず、フィルターの適用や色の変更、クロッピング、JPEG などの非可逆圧縮による保存にも耐えるそうだ。
SynthID は現在のところ、Vertex AI の顧客のうちテキスト入力から画像を生成する Imagen 利用者の一部に提供されているとのことだ。
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あるAnonymous Coward 曰く、
インテリジェンスデザイン株式会社は渋谷駅周辺に100台のAIカメラを設置してリアルタイムで人流データを取得・解析するプロジェクトを発表しているが、そのホームページで紹介されている事例が「ヤバい」と評判になっている。
「オフライン顧客の見える化」として紹介されているのが「性別・年代・同席者の性別・年代・着用している衣服のブランド・渋谷までの交通機関・昼食を取った場所・移動ルート・今月何回目の渋谷訪問か・前回の訪問日時・今年何度目の渋谷訪問か・商業ビルへの来店回数・前回の買い物履歴」などという実に生々しいもの。
「通年の行動データがリアルタイムで蓄積」とうたわれているだけあり、渋谷の公道を移動してるだけでこれだけの粒度で個人情報が保存されて前回訪問や同行者もデータ化されるというのは恐ろしい。
なおこの記述は高木弘光氏が
https://twitter.com/HiromitsuTakagi/status/1697213910267642105
と、問題視したことを受けたのか
https://idea.i-d.ai/shibuya-project/
「当サイト内にて誤解を招く表現がある箇所について内容を一部修正致しました。」と削除されている。
過去のヤバイ記述はこちら。
https://web.archive.org/web/20230804024613/https://idea.i-d.ai/shibuya-project/
ニュースとして報道されたときにはイベント警備の問題解決が主目的のように報じられていたが、詳細な通行人のデータを企業に売ることが目的だったとはビックリだ。
https://www.excite.co.jp/news/article/Techable_210770/
「渋谷駅周辺にAIカメラ100台設置!人流データを解析し、イベント混雑時の警備問題の解決へ」
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あるAnonymous Coward 曰く、
動画配信も再生数が伸びればいいという考えからいかに人気を集めるかに軸足が移ってきたようだ
情報元へのリンク
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maia 曰く、
対人地雷対策で、ウクライナ軍は一部でスパイダーブーツと呼ばれるアタッチメントを導入しているようだ(POPULAR MECHANICS 、ハンキョレ)。具体的にはドネツクに駐屯している部隊で、地雷撤去訓練が公開された。大きく広がった4本脚で靴の下の空間によって地雷の爆発力が逃れる空間ができ、負傷は防げないが、重大な怪我や出血死を免れるらしい。実は1998年にカナダで考案された装備で、数足の提供を受けてウクライナで製造しているという。