シンガポール政府、公務でのインターネット接続遮断へ

あるAnonymous Coward 曰く、

シンガポールが公務におけるインターネット接続を遮断することを決めた（BBC、AFPBB News）。

政府はマルウェアによる情報漏洩やサイバー攻撃を防止することで「より安全な職場環境」を実現できるとしている。公務関連のメールを私用メールに転送することも禁じられる。
すで公務に携わる特定グループのワークステーションでインターネット接続の切断を始めており、今後1年かけて残りのワークステーションでも順次実施していくとのこと。対象となる端末は10万に上るとのことで、2017年5月には完了予定という。

公務員は電子メールは今後も利用でき、インターネット接続に関しては専用のターミナルが設置されるとのこと。また個人の端末でのインターネット接続は制限されない。

シンガポールはインターネットが非常に普及しており、医療や行政などインターネットを通じて利用できるサービスも多い。今回の決定は同国で驚きや懐疑的な反応を呼んでいるとのことだ。