アカウント名:
パスワード:
RMSさんは、LLVMがシェアを広げているので主導権を失いそうで危険だ、という主題で話したわけではないですね。そういう主張に対して、LLVMと張り合う為にGNUの思想を曲げてしまう事を危惧している。
世の中のニュースは扇動的ですね。
せっかくだから、煽っていくスタイルで
LLVMとGCCのシェア争いの文脈になってるが、根っこはFreeBSDとLinuxのシェア争いGPL v3への懸念からベースシステムにGPL v3を含めないFreeBSDへの注目が高まる中、危機感を持ったLinux側がFSFに思想を曲げろと言い始めた。ところが、利用するだけで利用して、そういう都合で思想を変質させようとしていることが、RMSがOSSを問題視する最大の理由。それが今回の発言。
LLVMとGCCなんてのは表面的な話でしかない。Linuxで飯を食ってる連中の身勝手が問題。
この、GPL v3の懸念ってのがよくわからんのだよあな明文化されただけで、現状GPLv2と実質的には内容が変わらないと思うんだが
そういう意味では、いきなりGPL v3を貶したLinusが原因だと言う気もするよねあれからGPLv3への誤解が広まった気がする。
#と煽ってみる
GPLv3には色々と使いにくい部分がありますが、一番「きつい」のは、コピーガードに関連するインフラ構築に使うことを禁止してることでしょう。
http://osdn.jp/magazine/07/09/02/130237 [osdn.jp]
3. ユーザの法的権利を、技術的保護手段の回避を禁ずる法律から守る『保護された作品』は、 1996年12月20日に採択されたWIPO著作権条約第11項の 下での義務を満たす適用可能な法のいずれか、あるいはそれに類似の法が、回 避の禁止または制限の対象として規定する、「効果的な技術的手段」 (effective technological measure)の一部として見なされてはならない。(訳注: WIPO著作権条約については、http://www.cric.or.jp/db/article/wch.html [cric.or.jp] 等を参照せよ。)あなたが『保護された作品』を伝達する場合、『保護された作品』に関して本 許諾書の下で権利を行使することにより、技術的手段の回避に影響が出る範囲 において、そのような手段の回避を禁じるいかなる法的権力をも放棄すること になる。また、あなたはその作品のユーザに対して、技術的手段の回避を禁じ るためにあなたや第三者の法的権利を強制するための手段として、その作品の 動作や改変を制限するいかなる意図も否認することになる。
3. ユーザの法的権利を、技術的保護手段の回避を禁ずる法律から守る
『保護された作品』は、 1996年12月20日に採択されたWIPO著作権条約第11項の 下での義務を満たす適用可能な法のいずれか、あるいはそれに類似の法が、回 避の禁止または制限の対象として規定する、「効果的な技術的手段」 (effective technological measure)の一部として見なされてはならない。
(訳注: WIPO著作権条約については、http://www.cric.or.jp/db/article/wch.html [cric.or.jp] 等を参照せよ。)
あなたが『保護された作品』を伝達する場合、『保護された作品』に関して本 許諾書の下で権利を行使することにより、技術的手段の回避に影響が出る範囲 において、そのような手段の回避を禁じるいかなる法的権力をも放棄すること になる。また、あなたはその作品のユーザに対して、技術的手段の回避を禁じ るためにあなたや第三者の法的権利を強制するための手段として、その作品の 動作や改変を制限するいかなる意図も否認することになる。
例えば、日本向けの地デジチューナーのソースコードはGPLv3であってはならないし、そこに組み込まれてるOSカーネルもGPLv3であってはならない。こういう縛りがGPLv3にはあります。
LinuxカーネルがGPLv2のままでいるのもこれが(確か)最大の理由で、この条文を率直に見ていくとGPLv3なコンパイラ(GNU Toolchain)が生成するコードが、多くのDRMインフラに何らかの形で含まれてる現状もグレーになりかねない。その上で、GPLv2ですらないLLVMが台頭してきたり、後は暗号化や復号化をハードコードしたブラックボックスを含んだMCUが積極的に使われつつあったりしてる。なので、「いい加減GPL制限取っ払ったら?」と言う声が出始めて、「それではGNUがソフトを提供する意味がなくなる」と言う反論をRMSがしてるということなんじゃないですかね。
LinusがRMSの哲学理念を読みきれなかった/あいまいに解釈したかったところを明文化されて使いづらくなったとか。
一部のGNU Toolの互換性の低さ柔軟さには理念を感じませんし、それらの開発者も似たようなものなのではないかと。
#とFreeBSDユーザが煽ってみる
まぁRMSが定常運転で何も目新しいことを言っていないのは同意。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
※ただしPHPを除く -- あるAdmin
主題 (スコア:1)
RMSさんは、LLVMがシェアを広げているので主導権を失いそうで危険だ、という主題で話したわけではないですね。そういう主張に対して、LLVMと張り合う為にGNUの思想を曲げてしまう事を危惧している。
世の中のニュースは扇動的ですね。
Re:主題 (スコア:3, 興味深い)
せっかくだから、煽っていくスタイルで
LLVMとGCCのシェア争いの文脈になってるが、根っこはFreeBSDとLinuxのシェア争い
GPL v3への懸念からベースシステムにGPL v3を含めないFreeBSDへの注目が高まる中、
危機感を持ったLinux側がFSFに思想を曲げろと言い始めた。
ところが、利用するだけで利用して、そういう都合で思想を変質させようとしていることが、
RMSがOSSを問題視する最大の理由。それが今回の発言。
LLVMとGCCなんてのは表面的な話でしかない。Linuxで飯を食ってる連中の身勝手が問題。
Re: (スコア:0)
この、GPL v3の懸念ってのがよくわからんのだよあな
明文化されただけで、現状GPLv2と実質的には内容が変わらないと思うんだが
そういう意味では、いきなりGPL v3を貶したLinusが原因だと言う気もするよね
あれからGPLv3への誤解が広まった気がする。
#と煽ってみる
Re:主題 (スコア:3, 参考になる)
GPLv3には色々と使いにくい部分がありますが、一番「きつい」のは、コピーガードに関連するインフラ構築に使うことを禁止してることでしょう。
http://osdn.jp/magazine/07/09/02/130237 [osdn.jp]
例えば、日本向けの地デジチューナーのソースコードはGPLv3であってはならないし、そこに組み込まれてるOSカーネルもGPLv3であってはならない。
こういう縛りがGPLv3にはあります。
LinuxカーネルがGPLv2のままでいるのもこれが(確か)最大の理由で、この条文を率直に見ていくとGPLv3なコンパイラ(GNU Toolchain)が生成するコードが、多くのDRMインフラに何らかの形で含まれてる現状もグレーになりかねない。
その上で、GPLv2ですらないLLVMが台頭してきたり、後は暗号化や復号化をハードコードしたブラックボックスを含んだMCUが積極的に使われつつあったりしてる。
なので、「いい加減GPL制限取っ払ったら?」と言う声が出始めて、「それではGNUがソフトを提供する意味がなくなる」と言う反論をRMSがしてるということなんじゃないですかね。
Re: (スコア:0)
LinusがRMSの哲学理念を読みきれなかった/あいまいに解釈したかったところを明文化されて使いづらくなったとか。
一部のGNU Toolの
互換性の低さ柔軟さには理念を感じませんし、それらの開発者も似たようなものなのではないかと。#とFreeBSDユーザが煽ってみる
まぁRMSが定常運転で何も目新しいことを言っていないのは同意。
Re: (スコア:0)