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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人
頭に血がのぼりすぎ (スコア:2, おもしろおかしい)
Re: (スコア:3, 参考になる)
近い例を挙げるなら……うーん、「WikipediaをWikiって訳すな!」ってキャンペーンを思い浮かべればいいかなぁ。もし今、梅田氏が「Wikiとはネット上の百科事典のことで…」とか言ったら、一斉にツッコミが入るでしょ? でも最
Re: (スコア:0)
Re:頭に血がのぼりすぎ (スコア:0)
#上のAC
いわゆる「勘違い」というか、発言の解釈を巡るトラブルの原因は、大胆に分けると、(1)勘違いさせるような発言をする方が悪い、(2)勘違いする方が悪い、のどっちかになります。つっても大抵は2つのうちのどっちかと即決できるようなケースは少なくて、双方に問題がある場合が多いんですが……まぁ大体の場合、ネット上でもこういうケースに対して、双方にそれぞれ擁護しようとする人が現れます。
ただまぁ、(2)の立場、つまり「最初の発言者を擁護しよう」というコメントを見てると、なんて言うか、「この文章は、こう捉えれば、こう解釈できますよね。だから…」とかいった論調のものが、すごく多いんですよ(今回のもそうだけど、それ以外の一般論としても)。いや、「好意的に見てあげよう」というその気持ちは判るし、そういう形で発言者を擁護しようとしてるのは、他人に親切な「いい人」たちなんだろうな、とも思う。
けど、この手の文章の読解ってのは、小中学校の国語の時間に「このとき著者はどう考えてたと思いますか?」なんて感想を聞いてるのとは、わけが違うんです。読み手に「行間を理解させよう」なんてのは、いわゆる作家とかが書く文学作品では許されても、評論家や文筆家が書く文章、いわゆる「理科系(=理系ではない)の文章[1] [google.co.jp] [2] [geocities.co.jp]」では許されません。重要なのは「きちんと文字として書いている部分」です。なので、その部分で「勘違いする人が、それなりの人数現れた」ということは、文筆家の執筆能力自体がダメだった、ということになる。(1)(2)の擁護者が仮にもし、きっちり半々の割合で現れたなら、「半分は勘違いするだろう人が現れる」ような文章を書いたという、最初の発言者の責任が半分よりも大きいとも言える(=どっちがより悪いかと聞かれたら、最初の発言者になる)わけです。
つっても、これが単に一般のブロガーの発言だったらそんなに問題視はしません。けど、梅田氏は仮にも世に知れた著作のある評論家、文筆家です。しかも、日本よりも世界に目を向けて活躍してるじゃないですか……英語とかの方が、日本語に比べるとよっぽどこのあたりの論理の筋道が通った文章、つまり理科系の文章の書き方にはよっぽど厳しいわけで。そんな立場の人がこういう文章を書くようじゃいただけません。
あくまで上のACさんの言葉で、別に梅田氏本人がそういう発言をしたわけではないですが、執筆だの評論だのは「言葉で勝負する世界」なんですから、「言葉尻の捉え方が」なんて言葉を軽々しく使っちゃいけません。それはつまり、「言葉尻」にまで気を配らずに(=細部を軽視した)文章を書きました、とか言ってるようなものです。
#言葉で勝負する立場の人が、言葉尻に気を配らないって言うのなら、どんだけ「文章書き」を舐めとんのだ、と言われてもしゃーない。