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の違いって何? 誰か分かりやすく解説してくれ。
"フリーソフト"は和製英語だそうです。 wikipediaのページ [wikipedia.org] でもって、"フリーソフト"に対応する英語としては"Freeware"と"Free Software"があって、前者は「free as in "free beer"」すなわち「無料ソフト」、後者は「free as in "free speech"」すなわち「自由なソフト」です。
さらに、"Free Software"は「Free Software Foundationが承認したライセンス [gnu.org]を採用しているソフトウェア」を指します。一方、"Open Source"は「Open Source Initiativeが承認したライセンス [opensource.org]を採用しているソフトウェア」を指します。それぞれの団体が認証するライセンスは、それぞれの団体の掲げる定義(Free Softwareの定義 [gnu.org],
フリーソフトウェア∈オープンソースではないし、オープンソース∈フリーソフトウェアでもありません。その図の通り、次の4つの状態がありえます。
最初と最後の例は沢山あります。3番目ではApple Public Source Licenseのバージョン1.xが有名な例で、オープンソース・イニシアティブは認めたものの、フリーソフトウェア財団は認めなかった。当時は議論になったもので、 フリーではないソフトウェアライセンス [gnu.org]や
> 3番目ではApple Public Source Licenseのバージョン1.xが有名な例で、オープンソース・イニシアティブは認めたものの、フリーソフトウェア財団は認めなかった。
OSIとFSFのどちらか(もしかすると両方)が誤った主張をしているため、3番目のような一見矛盾した状態になっているにすぎません。
> OSI による APSL の解説
のエリック・レイモンドの反論が正鵠を射たものであれば、
> フリーではないソフトウェアライセンスやThe Apple Public Source License に関する我々の考え
は誤った主張ということになります。すなわち、FSFが認めなかったのは彼らの過ちで、(彼らの主張にかかわらず)APSL 1.xはフリーソフトウェアライセンスだということになります。この場合は1番目の「フリーソフトウェアでありオープンソースである」に該当します。
もしFSFが正しくエリック・レイモンドの反論が的外れであれば、OSIの主張にかかわらず、APSL 1.xはオープンソースライセンスではないということになります。この場合は4番目の「フリーソフトウェアではないしオープンソースではない」に該当します。
もしも両者ともに誤った主張をしているのであれば、関係は不明です。
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー
フリーソフトとオープンソース (スコア:0)
の違いって何? 誰か分かりやすく解説してくれ。
Re: (スコア:1)
"フリーソフト"は和製英語だそうです。 wikipediaのページ [wikipedia.org]
でもって、"フリーソフト"に対応する英語としては"Freeware"と"Free Software"があって、
前者は「free as in "free beer"」すなわち「無料ソフト」、後者は「free as in "free speech"」すなわち「自由なソフト」です。
さらに、"Free Software"は「Free Software Foundationが承認したライセンス [gnu.org]を採用しているソフトウェア」を指します。
一方、"Open Source"は「Open Source Initiativeが承認したライセンス [opensource.org]を採用しているソフトウェア」を指します。
それぞれの団体が認証するライセンスは、それぞれの団体の掲げる定義(Free Softwareの定義 [gnu.org],
Re: (スコア:1)
フリーソフトウェア∈オープンソースではないし、オープンソース∈フリーソフトウェアでもありません。その図の通り、次の4つの状態がありえます。
最初と最後の例は沢山あります。3番目ではApple Public Source Licenseのバージョン1.xが有名な例で、オープンソース・イニシアティブは認めたものの、フリーソフトウェア財団は認めなかった。当時は議論になったもので、 フリーではないソフトウェアライセンス [gnu.org]や
Re:フリーソフトとオープンソース (スコア:0)
> 3番目ではApple Public Source Licenseのバージョン1.xが有名な例で、オープンソース・イニシアティブは認めたものの、フリーソフトウェア財団は認めなかった。
OSIとFSFのどちらか(もしかすると両方)が誤った主張をしているため、3番目のような一見矛盾した状態になっているにすぎません。
> OSI による APSL の解説
のエリック・レイモンドの反論が正鵠を射たものであれば、
> フリーではないソフトウェアライセンスやThe Apple Public Source License に関する我々の考え
は誤った主張ということになります。
すなわち、FSFが認めなかったのは彼らの過ちで、(彼らの主張にかかわらず)APSL 1.xはフリーソフトウェアライセンスだということになります。
この場合は1番目の「フリーソフトウェアでありオープンソースである」に該当します。
もしFSFが正しくエリック・レイモンドの反論が的外れであれば、OSIの主張にかかわらず、APSL 1.xはオープンソースライセンスではないということになります。
この場合は4番目の「フリーソフトウェアではないしオープンソースではない」に該当します。
もしも両者ともに誤った主張をしているのであれば、関係は不明です。