
日本OSS貢献者賞、日本OSS奨励賞、2009年度受賞者が発表される 15
ストーリー by reo
新人が出てきました 部門より
新人が出てきました 部門より
andyff 曰く、
IPA のプレスリリースによると、2009 年度 日本 OSS 貢献者賞と日本 OSS 奨励賞が発表された。
「2009年度 日本 OSS 貢献者賞 」受賞者 (4 名、五十音順)
- 小崎 資広 氏 (@IT の Kernel Watch の人, Linux Kernel 開発者)
- 瀧田 佐登子 氏 (Mozilla Japan 代表理事)
- フェルナンド ルイス・バスケス カオ氏 (Linux Kernel 開発者)
- 本田 茂弘 氏 (PostgreSQL 等の日本語ドキュメント整備)
受賞内容の詳細はプレスリリース本文 (PDF) の別紙 1 を参照。
「2009 年度 日本 OSS 奨励賞」受賞者 (6 名、2 団体 五十音順)
- 個人
- 新井 紀子 氏 (NetCommons)
- 安藤 祐介 氏 (CakePHP)
- 進藤 愛大 氏 (Spark project)
- 高木 正弘 氏 (PHP 関連の日本語ドキュメント整備)
- 寺島 広大 氏 (ZABBIX-JP)
- 林 拓人 氏 (プログラミング言語 Cyan)
- 団体
日本 OSS 貢献者賞は、日本における OSS 開発の振興を図ることを目的に、影響力のある開発プロジェクトを創造・運営した開発者や、グローバルプロジェクトにおいて活躍する卓越した開発者、OSS 普及への貢献者を表彰するもので、2005 年に創設され今回で 5 回目。
日本 OSS 奨励賞は、過去 1 年間に OSS の開発や普及に顕著な活躍をした個人ないしグループを表彰するもので、今年度新設されたもの。自薦他薦の候補者 57 名、10 団体の中から、審査委員会による審査の上、決定されたとのこと。
続いてこその権威 (スコア:1, おもしろおかしい)
OSSそれ自体だって、それ以前のフリーソフト等の土台が有った上で生まれたものなのだし。
将来的にはOSS自体がマイナーになるってこともありえるのだしさ。
それが時代の移り変わりというものだ。
#はい、そこでOSSは不滅だと思った貴方。頭の柔軟性を確認しましょう。
小粒 (スコア:0)
OSSへの貢献が少ない国民性?なのでしょうがないのだろうが、
全体の人数が少ないのに毎年表彰しているため、
表彰される人材も枯渇してどんどん「誰それ?何作った人?何それ?」感が強くなっている。
いや、そりゃね、知る人は知っている人たちばかりだと思う(私が知っているのは8割程度)けれど、
知る人の数が賞がはじめて創設されたころに比べて大幅に減っているだろうなぁ、と。
Re:小粒 (スコア:2)
> 表彰される人材も枯渇してどんどん「誰それ?何作った人?何それ?」感が強くなっている。
「有名だから表彰している」のではないのだから、いいんじゃない?
知られていないけれど、活躍している人たちに日が当たるののは良いんじゃないかなぁ。
Re:小粒 (スコア:2)
小粒でもいつかは目に止まって自分の名前がでるかもしれないと思ったら、励みになるではないですか。ほとんどの人たちが無償のボランティアなんですから。
#ジジイは加齢と競走だな。
Re: (スコア:0)
Re:小粒 (スコア:2, すばらしい洞察)
賞はあげる人のためにあるとはよく言ったものだ…
Re:小粒 (スコア:1)
つ「受けるより、与える方が幸いである」(使徒20章35節)
え?意味が違うって?
-------- tear straight across --------
廃止 (スコア:0, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
いや、IPAは「本当に識者なの?」って人も居るくらいだから、
廃止とは言わないまでもそろそろ見直す時期じゃないかな?
件の賞もIPAのやることが少ないから実績作りにやってるようにも見えるし、
本当に表彰したいのかちょっと怪しい。
本当に表彰したいなら年一人程度で十分で、
ましてや奨励賞なんていらんのではないだろうか?
Re:廃止 (スコア:1, 興味深い)
> 本当に表彰したいのかちょっと怪しい。
正解。「今年表彰する人いないんで誰か知りませんか」という、
なんとも言えない恥知らずなチェーンメールが8~9月ぐらいに出回ってます。
Re: (スコア:0)
たくさんいる年があってもいいし、「該当なし」の年があってもいい。
人数をそろえるために賞の選考基準が上下するのはどうかと思うからね。
そして厳し目に審査して該当なしの年を増やす。
でないとありがたみも何もないね。
Re:廃止 (スコア:2, 参考になる)
> でないとありがたみも何もないね。
しかしJLC (Japan Linux Conference)では2年続けてAward該当者なし。
次年度は開催の有無が危ぶまれているという(...伝聞ですけど)
# いや、欲しかったとかそういうんじゃなくてね
Re: (スコア:0)
いやいや、人数が決まってないと予算説明の資料が出来ないじゃないですか。
> たくさんいる年があってもいいし、「該当なし」の年があってもいい。
あ、要らない予算は来年度はつきませんので。
> そして厳し目に審査して該当なしの年を増やす。
そして当の賞が無くなっていくのです。
お役所の出す賞で長年続いているのなんてほんの一握りでしょ。
毎年同じことをしていては予算が切られてしまうのです。
ですので、同じことをするのには数年で名前を変えて出すしかないんですよ。
Re: (スコア:0)
> あ、要らない予算は来年度はつきませんので。
問題ありません。必要なのは選考のための経費ですから。
Re: (スコア:0)