
「完全にフリーな Android」を作る IcedRobot プロジェクト 20
ストーリー by reo
氷付けロボット 部門より
氷付けロボット 部門より
ある Anonymous Coward 曰く、
完全にフリーな Android を作る「IcedRobot」なるプロジェクトが進んでいるらしい (fosdem.org の記事、本家 /. 記事、InfoQ の記事) 。
Android の Dalvik VM には Java 由来の技術が採用されており、それが Oracle の著作権を侵害しているとして Google が Oracle に訴えられる事態になっている。IcedRobot は OpenJDK といったフリーな Java 技術を利用することで、完全にフリーな Android 互換環境を作るということが目的とのこと。
IcedRobot は GNUDroid と GNUBishop と呼ばれるサブプロジェクトから構成されるとのことで、GNUDroid はフリーソフトウェアコンポーネントによる Android 実装、GNUBishop は Android にデスクトップ機能の標準的な機能を提供するものとのこと。Android プラットフォームが提供する機能を任意の Linux やほかの OS で利用できるようにすることも視野に入っているようだ。
ロボットじゃないよ、アンドロイドだよ (スコア:1, おもしろおかしい)
すぱ~ん(ハリセンの炸裂する音) (スコア:1)
な~にをやっておるのだ!このたわけが!オプソだからってダレてないできりきり動け!
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
表題は合っているから、単なるtypoだろ。
Re: (スコア:0, オフトピック)
あ、本当だ。全く気付きませんでした。ご指摘 thx です。修正しました。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
Java のフリーな実装の名前が IcedTea なんですよね。もちろん Java のロゴが hot coffee なところにかけてるんですが。
なら、コーヒーのアンドロイドに対して、紅茶のほうはロボットでもいいじゃないかという感じでネーミングされてるような。
Re: (スコア:0)
Firefox -> Iceweasel -> Icecat
Thunderbird -> Icedove
Sunbird -> Iceowl
SeaMonkey -> Iceape
なんてGNU名(?)もありましたね
ホームページ (スコア:1)
http://www.gnudroid.com [gnudroid.com]
ではなく
http://www.icedrobot.org [icedrobot.org]
になりますが、今はまだデフォルトページですね。
Fosdemに使われたプレゼンテーションスライドはここ:
http://www.icedrobot.org/downloads/fosdem11/icedrobot-fosdem-2011-02-05.pdf [icedrobot.org]
車輪の再発明 (スコア:0)
オプソ界のリソースの食い潰し合いになって、とっても勿体無い気がする。
それぞれライセンスの主張がぶつかったり、お金が絡んだりする以上、
今更どうしようもないのは重々承知しているのですが。
Re: (スコア:0)
大抵の人は好きでやってんだから無駄でいいんだよ。
Re:車輪の再発明 (スコア:1)
当人の動機の問題ではなく社会的に見てトータルにってことでしょう。>無駄
けどこの場合は訴訟リスクに対する一種の「保険」なので社会的には無駄とも言い切れない。
計画に拠らない自由市場経済ではこの種の無駄が発生するのは避けられない。
#そのかわり計画が失敗で大ダメージみたいなリスクは少なくなる。
Re: (スコア:0)
計画に無駄がある、あるいは無駄があったことが判明した場合でも当初の計画通り無駄遣いしなければならない計画経済なんてろくなもんじゃないです。
# やっぱり日本は社会主義だとしか思えないのでAC
計画と競争の併用 (スコア:1)
計画に無駄があったときに、計画が失敗した時にどうするかは計画の執行やその体制作りにとって重要ですが、計画することそのものの欠陥とは言えません。
資源管理をする場合に予測/計画しやすい対象と予測/計画しにくい対象と言うのがあって、
また計画するにしても期間やどの程度余裕を見るかなど色々あります。
計画による資源管理と競争による資源管理は管理対象の性質に合わせて併用するのが妥当でしょう。
市場経済下でも企業内経済とかは通常、かなり計画経済的ですし、世の中どっちか一方100%なわけではないです。
Re: (スコア:0)
「完全にフリーな」を真に目指すなら、オープンハードからやらないと。
Re: (スコア:0)
以下「ご連絡先」および「そろそろやって(ry」禁止
Re: (スコア:0)
TIのチップが前提じゃダメだチップから設計しなきゃ真のオープンハードとは言えん、というなら取り下げますが。
#最終的には既存のCPUのアーキテクチャじゃだめだそこから開発しないと、になるんでしょうか
Re: (スコア:0)
いつものGPL厨による猿真似だろ。
そもそも、大元のDalvik VMが「 携帯電話メーカーがコアの VM の改変をソースコードの公開なしに行うことができるよう、OpenJDK(GPLリンク例外を用いている )ではなくApache Harmony (Apache License で提供されている)のサブセットを用いている [wikipedia.org]」にもかかわらず、なんで「 GNUDroid と GNUBishop と呼ばれるサブプロジェクトから構成されるとのことで、GNUDroid はフリーソフトウェアコンポーネントによる Android 実装、GNUBishop は Andro
Andoroid用ソフトはLinuxデスクトップの夢を見るか? (スコア:0)
(海外の各言語向けパッケージもあるようです)
このフリーソフトウェア、掲示板でスーッと流れていった情報ですが
Android用の実装を真剣に検討しているような話がありました。
もともと、PixiaはTurboLinuxで動くバイナリーも試作されたらしいのですが
Turboがあのていたらくですから、Linux上でPixiaが注目されるには至りませんでした。
Android用のバイナリーを、デスクトップLinuxでも
性能の問題をおこさずに利用できるようになるなら…
そういう取り組みは魅力的に思えます。
PixiaがGPLになったりするようなことはきっと無いんだろうし
同様に、オープンソースにならないであろうフリーソフトのいくつかが
Android版として、Linuxカーネルで動くようになるのであれば…
デスクトップLinuxの上でもぜひ使わせてほしいと思うのです。