FreeBSD 9.0-RELEASE 登場 20
ストーリー by reo
キマシタワー 部門より
キマシタワー 部門より
FreeBSD stable/9 ブランチの最初のリリースとなる FreeBSD 9.0-RELEASE がリリースされた (FreeBSD 9.0-RELEASE Announcement、FreeBSD 9.0-RELEASE Release Notes より) 。
主な目玉は以下の通り。
- 新型インストーラ bsdinstall の追加。
- Fast Filesystem (UFS) がジャーナリングをサポート。
- ZFS v28
- ファイル保護機能 Capsicum をカーネルでサポート。
- NFSv4 のサポート。
- FreeBSD/powerpc で PlayStation 3 をサポート。
など。さあ、インストールインストール。
インストール? (スコア:3, 参考になる)
アップデートの間違いでしょ?とか言ってみる。
日本語アナウンス:http://www.freebsd.org/ja/releases/9.0R/announce.html [freebsd.org]
あと、bsdinstallになってディスク領域の割り当て関係が結構変ってるらしく、GPTが標準だとかスライスとは言わなくなったとかAUTOだとルートファイルシステム一つになるとか、MLでもブートマネージャーが勝手にインストールされて不具合出るとか、代替ブートマネージャーが実質ないに等しいとか、Vista以降ブートマネージャーいじると動かなくなるとか、ハマり所かも。
http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/bsdinstall-parti... [freebsd.org]
http://home.jp.freebsd.org/cgi-bin/thread?mesid=%3C4EF75900.7020901%40... [freebsd.org]
http://home.jp.freebsd.org/cgi-bin/thread?mesid=%3C4F03CA95.3030808%40... [freebsd.org]
FreeBSD x.0共通だけど (スコア:3, 興味深い)
“RELEASE”とは書かれていますけど, 実質的にはベータ版みたいなものなんで, 信頼性が必要なシステムでは9.1まで待った方がいいです.
CF-R3の855GMEでDRM [freebsd.org]を使いたくてRELENG_9を入れていますが, ACPIまわりの挙動がちょっと変とかはありますけど, まあ既存の範囲では普通に使えています.
# DRMはうまく動かないみたいですけど
FreeBSD/pc98マダ? (スコア:0)
たいとるおんりー
インストールはどの程度簡単になった? (スコア:0)
どうもFreeBSDはインストール自体も難関のイメージがあって、インストール後色々といじって調整
しないと使えるようにならないのではないかと敬遠してしまいがちです。
Ubuntuのようにおおよそ自動認識でインストール終了後に(余程変わったデバイス公正でない限り)
そのまますぐ使えるようになって欲しいものです。今回の改良がそうであるなら是非試してみたいですね。
あとPowerPC搭載のMacをサーバーに仕立てたい時に使えるLinuxディストリビューションがDebianに
限られてきてしまったのでFreeBSDが使えるならありがたいです。
Re:インストールはどの程度簡単になった? (スコア:2, 参考になる)
そういう向きにはPC-BSD [pcbsd.org]をどうぞ。じきに9.0Rも出ると思います。
Re:インストールはどの程度簡単になった? (スコア:2)
新型インストーラはこんな感じ [twitter.com]です。
外見的にはあまり成長していない……。
Hiroki (REO) Kashiwazaki
Re: (スコア:0)
節子、それインストーラやない、ブートローダーや。
Re: (スコア:0)
まあインストーラーも外見はやはり成長してないけどね。
http://www.freebsd.org/doc/ja_JP.eucJP/books/handbook/using-bsdinstall.html [freebsd.org]
Re: (スコア:0)
RC3をインストールした感想だけど、bsdinstallはインストール中に手戻りがあると挙動が怪しくなったり、インストールを続行できなくなったりする事があるので、その辺がもう少しこなれてこないと、とてもオススメはできない。
Re: (スコア:0)
基本的には ZFS 対応や gpt パーティションなど新しい機構への対応が
昔のインストーラでちまちまやるのはしんどいので,
新しい「モジュール化したインストーラ機構が必要だよね」
ということで新インストーラ話になっているんじゃなかったですかね
Re:インストールはどの程度簡単になった? (スコア:1)
そういう意味では実際のインストール作業以前の段階で, システムをどのような形態で構築するかの自由度が上がった分だけ, 初心者にはさらに難しくなったのかもしれませんね.
FreeBSD onlyの環境でamd64対応のCPUが使えて, さらに通常のハードディスクを使うのならばGPT+ZFS決め打ちでいいんでしょうけど.
Re: (スコア:0)
拡張を重ねてスパゲティになった単体バイナリによるインストーラを、バイナリによるコマンドラインのバックエンドと、シェルスクリプトによるテキストユーザーインターフェイスのフロントエンドに分離したことで、新しい機能への対応が迅速に行えるようになったのが売り。
いまのところ、テキストユーザーインターフェイスのデザインは従来のものを踏襲しているため、インストールが簡単になったわけではない。インストーラのバックエンドが分離されたので、いづれ対応するグラフィカルユーザーインターフェイスのインストーラのフロントエンドが、PC-BSDにより実装されるかもしれない。
ってな感じでしょうか。
Re: (スコア:0)
AIXがSMITで通った道ですね。
Re: (スコア:0)
GPT+ZFS決め打ちってまだできなかったような。
いやRC3での話ですけどね。
# PC-BSDだと出来るのですけどね。
おかげでインストーラー起動してもすぐにShellに入ってインストール作業したので新しいINSTALLERをちゃんとみてない
なぁ。
ZFS v28でdedupe入ったのが嬉しいよね (スコア:0)
jailを使っているとどうしても同じようなファイルが各jailに出てきて、無駄に容量を使ってしまうので、ZFS v28が入ってdedupeできるようになったのはかなり嬉しい。set dedupe=onされたものの中で共通部分を探すというような動きなんだろうか。
Re:ZFS v28でdedupe入ったのが嬉しいよね (スコア:2)
多くのjailを同一のマシン上で使う場合にはunionfs(belowモード)を使うのが便利です. システムファイルやサイト共通の設定を1ヶ所で管理できるので, 容量の削減以外にもシステムアップデートやサイト共通の設定にかかる手間を少なくできます.
まあunionfsを使えるのがUFSに限るのが制限と言えば制限なのですが, そこにさらにZFS等をmountできるので, 各jailの/varやホームディレクトリなどの容量推定の難しいものをZFSに回すという構成にするのも手かと思います.
Re: (スコア:0)
ZFSのdedupはブロック単位とかでやたらとメモリを食らうと目にしました(時期的にSolaris
メモリ喰いに差が出るかわかりませんがファイル単位モードもあればいいのに、とか思った。
リンクだと片方編集すると両方変更されちゃうし。
jailはezjailを使うと容量を節約できると記憶してます。最近は使ってないので忘れた。
Re: (スコア:0)
> ファイル単位モードもあればいいのに
ファイル単位やバッチ処理モードがあるとうれしいですね。
重複排除の注意点(PDF)
http://www.oracle.co.jp/events/jpm110119/materials/20110119_Solaris_Se... [oracle.co.jp]
プリンターを買ったので (スコア:0)
今回のRELEASE用のCD/DVD用のレーベルってないかな?
FreeeBSD7は公式に許可されたものがあるようだけど、7だし、いまいちだし。
http://23mileshighclub.blogspot.com/2008/09/disk-labels-for-solaris-10.html [blogspot.com]
ここのとかかっこいいけど、6だし。
Windows7だけど
http://blog.zodiac.vc/?tag=windows-7-sp1-dvd-label [zodiac.vc]
ここまではいわないからさぁ。
あぁ、自分で作れる奴がうらやましい。
Re:プリンターを買ったので (スコア:2)
でも、今時のは、USBメモリで済むのではとも。
# 漢(ものぐさ)は、だまって、ZEBRA マッキー♪