AdobeがFreeTypeにCFFラスタライザ技術を提供 7
ストーリー by hylom
独占とオープンの選択と集中 部門より
独占とオープンの選択と集中 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
Adobe Systemsがオープンソースのフォントレンダリングライブラリ「FreeType」にCFF(Compact Font Format)形式フォントのラスタライザ技術を提供したとのこと(AdobeのCJK Typeブログ)。
CFFはフォントの圧縮に使用される技術で、OpenType形式のフォントファイルにPostScriptフォントを埋め込む際などに利用されている。これにより、CFFを利用しているフォントをFreeTypeでレンダリングした際により高品質に表示が可能になるという。
CFFに関するコードは現在開発中のFreeType 2.4.12に取り込まれている模様で、まだベータ段階ということでデフォルトでは無効にされるようだ。
わかりにくいわ! (スコア:0)
非ビットマップなスケーラブルフォントを実際にピクセル(≠画素)上で表示した場合の見え方、
具体的に言うとアンチエイリアスの掛かり方をPostScriptと同じにする、
と言うことか?
そんなのGDIとかグラボが定義してると思ってたわ。
Re:わかりにくいわ! (スコア:1)
blogの記事はそんなにわかりにくくもないと思うけど。
お察しはほぼあたりで、CFFフォント(主にはCFF形式のOpenTypeフォントでしょう)の実際の表示において、いい具合のアンチエイリアスになるよ(正確には、なることが期待されるよ)ってことかと。
少なくとも現行のPostScript描画時のアンチエイリアスと同じにはならない。
まさにラスタライザが違うのだから。
よくわからない (スコア:0)
日本語のフリーフォントなどに影響はありますか?
Re:よくわからない (スコア:3, 参考になる)
全く無い、メジャーな特にフリーと言われる日本語フォントはPostScript使ってないから。
Re: (スコア:0)
別ACです。
へー、調べてみたらIPAフォントはOpenTypeでもTrueTypeベースでPS形式はつかってないのね。
一つ勉強になりました。
Re:よくわからない (スコア:1)
PostScriptは三次のベジェ曲線、TrueTypeは二次のベジェ曲線、でしたっけ。
アウトラインの計算方法からして違うので互換性無いんですよね。
Re: (スコア:0)
知る限りでは花園明朝OTやY.OzFont OTFくらいだな