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2015年5月のオープンソース人気記事トップ4
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ソフトウェア

RMS曰く、プロプライエタリーソフトウェアの多くがマルウェア 101

ストーリー by headless
悪意 部門より
Richard M. Stallman氏によれば、悪意を持ったプログラムをマルウェアと呼ぶならパッケージ/プリインストールで販売されているプロプライエタリーソフトウェアも例外ではないという(The Guardianの記事)。

Stallman氏がフリーソフトウェア運動を始めた1980年代、自由のないプロプライエタリーソフトウェアであっても開発者はユーザーを尊重していたという。しかし、現在の開発者はユーザーに対して不正な扱いをし、それが問題になると小さな文字で印刷されたEULAを理由に正当化しようとする。Stallman氏はマルウェアとみなされる機能としてユーザーの監視、DRMなどによる使用する自由の制限、バックドア、検閲といったものを挙げている。

マルウェアの例としてStallman氏が最初に指摘するのはOSだ。Windowsはユーザーを監視、制限し、アプリを検閲する。リモートからソフトウェアをインストールするバックドアまで備えており、セキュリティーホールを修正する前にNSAに知らせていたとも主張している。AppleのOSもマルウェアだという。Mac OSはユーザーを監視、制限する。iOSもユーザーを監視、制限するほか、アプリを検閲し、バックドアも備えるという。Androidでもアプリをリモートから強制的にインストール・アンインストールするバックドアを備えているとのこと。このほか、携帯電話を懐中電灯として使うといった簡単なアプリにもユーザーの情報を企業に送るものがあり、デジタル製品自動車で使用するソフトウェアも例外ではないとしている。
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ビジネス

中途採用の経歴要件に「オープンソースプロジェクトへの関与」どこまで本気? 115

ストーリー by headless
要件 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、

IT系技術職の中途採用の要件として、応募者の経歴に「オープンソースプロジェクトへの関与」を求める企業・団体がそれなりにみられる。企業によっては、Linuxのカーネルコードのコミッターであることを求めることすらある。

だが、この「関与」とはどの程度のものを指すのか。バグレポートのメールを送ったことがあればいいのか、ソースコードを寄贈したことがあればよいのか、果てはソースのコミット権をもっていなければいけないのか。その割合は未知数であるが、エンジニアの総数からみてもそれほど高くはないだろう。足切り条件として厳しいものとなるのではないだろうか。

「オープンソースプロジェクトへの関与」を中途採用の要件とする場合、応募者に何を求めているのか。実際にオープンソースプロジェクトへの関与によって転職に成功した方、オープンソースプロジェクトへの関与をしている応募者を採用した経験のある方の意見も含めて伺ってみたい。

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オープンソース

MAMEがオープンソース化へ 16

ストーリー by hylom
正しくお使いください 部門より
insiderman 曰く、

アーケードゲームエミュレーターMAMEがオープンソース化されると報じられている(Extreme Tech)。

MAMEはソースコードが公開されているしGitHub上でもソースを確認できるからオープンソースでは、と思っていた人もいるかと思うが、MAMEは商用利用などが制限された非オープンソースソフトウェアという位置付けであり、公式FAQでもソースは公開されているがオープンソースではないと説明していた。

オープンソース化の情報元はmamdedev_orgTwitterアカウントだが、今後どのようなライセンスになるかは不明。とはいえ、現行がBSDライセンスに近いものなので、そこから制限を撤廃した形になるのではと思われる。

gamasutraによると、ゲーム博物館のようなところが有償でMAMEを使って来館者にゲームをプレイさせるケースや、ゲームのライセンスを正式に保有している権利者がMAMEを使ってゲームを再リリースする、といったケースでの利用を考えているとのこと。

過去にはMAMEを商用利用して問題になったケースもあるが、今後はこのような利用が進むかもしれない。

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BSD

OpenBSD 5.7リリース 23

ストーリー by headless
青魚 部門より
本家/.「OpenBSD 5.7 Released」より

5月1日、予定通りOpenBSD 5.7がリリースされた。5.7のリリースソングは「Source Fish」。OpenBSD 5.7では大きな変更点がいくつかある。Webサーバーとして内部で開発したhttpd(8)が選ばれ、nginxはベースシステムから除去された。DNSサーバーのBINDはベースシステムから引退し、nsd(8)(権威DNSサーバー)とunbound(8)(DNSリゾルバー)に置き換えられた。BINDとnginxのパッケージは引き続き入手可能。このバージョンはデーモンを管理する新しいコントロールユーティリティーrcctl(8)やUSB 3.0のサポートのほか、数多くの新機能/改善が含まれる。 詳細な変更点はChanges made between OpenBSD 5.6 and 5.7を参照してほしい。既にOpenBSD 5.6を使用しており、再インストールしたくない場合には、アップグレードガイドで手順やアドバイスを確認するといいだろう。新しいOpenBSD Storeから5.7のCDを注文し、プロジェクトをサポートすることもできる。

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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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