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炭化した古代巻物を開かず解読、歴史の空白埋める 1

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
今から1500年前ほどに、死海の西岸にあるオアシスで大火事が起きた。荒れ狂う炎は、何百年も前から栄えていたユダヤ人の街を焼き尽くしたが、シナゴーグと呼ばれる礼拝所の聖櫃は焼け残った。聖櫃の中には動物の皮でできた巻物がおさめられていたが、熱で炭化し、もろくなってしまった。  この巻物は1970年に発見され、エン・ゲディ文書と名付けられた。無理に開こうとすると粉々になってしまうおそれがあるため、イスラエル考古学庁はそのままの状態で何十年も慎重に保管してきた。しかし昨年、科学者チームはこの巻物をスキャンしてバーチャルに「開き」、中に隠れていた文章を解読することに成功したと発表した。今回、その詳細が正式な科学論文として発表された。 文字が見えたのは、おそらくそれが鉄か鉛を含む濃いインクで書かれていたからだ。しかし、その他の古代インクはカーボン(炭素)をベースにしているため、炭化した巻物の表面と区別するのは難しい。紀元79年に起きたベスビオ火山の噴火によりポンペイの街とともに埋没したヘルクラネウムという街の書庫から大量の巻物が発掘されているが、やはり解読は困難だ。「まだ開かれていない大量のヘルクラネウムの巻物をどうにか解読したいものですね」とシールズ氏。「それが今の目標です」

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  • 旧約聖書レビ記の写本であるという情報が欠落したタレこみが、「歴史の空白」とは何かを説明できるとは到底思えない。

    エン・ゲディ文書は、「マソラ本文」と呼ばれる権威あるヘブライ語聖書が成立するまでの経緯を解明する助けになるだろうと期待している。「エン・ゲディ文書を見ると、伝統が受け継がれていることがはっきり分かります」とトブ氏。「6世紀に火事にあったエン・ゲディのシナゴーグにおさめられていた巻物が、中世のテキストと完全に一致していたのは偶然ではありません。

    聖書本文研究に役立つ聖書写本の歴史のブランクを埋めた発見というだけで、古代巻物の解読で何か新しい史実が見出されたわけじゃない。

    # 「(皮肉なことに、レビ記は、祭壇でいけにえを焼いて神に捧げる「燔祭」についての記述から始まる)」というナショジオの記述のどの辺が皮肉なのか、誰かに解説を求めたいのでID

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    モデレータは基本役立たずなの気にしてないよ
typodupeerror

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