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NASA、20世紀の海面上昇率は過小評価。水位の上昇率は地域ごとに異なる

タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
これまで科学者たちは、20世紀の海面上昇率は十年ごとに0.6インチ(1.524センチメートル)であると信じてきた。しかし、今月発表された新しい研究によると、0.6インチという数字は過小評価で実際には5.5インチ(13.97センチメートル)以上、おそらくは6.7インチ(19.558センチメートル)であることが判明したという。この矛盾はNASAのジェット推進研究所とハワイ大学の科学者によって発見された(MOTHERBOARD Geophysical Research Letterslashdot)。

チームは、古い海面測定と新しい気候モデルを比較することにより、世界各国で測定されている沿岸潮位計の測定値は、実は指標として使えないことが分かった。沿岸潮位計の測定値は、過去数十年間の海水面の変動を推定するプライマリ・データ・ソースとして利用されてきた。問題の一つは潮位計の設置場所の多くが北半球に偏っていたことだ。

北半球と南半球では海氷損失率が異なっており、融解の効果は現地から離れたところ、とくに赤道付近でもっとも影響が大きいことが分かった。赤道付近に設置する潮位系を増強する必要があったとしている。潮、風、海流、および重力などの関係で、中国の水位の変化は、米国内またはアフリカで見られるものと異なるものになっていると見られているという。
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