全米最低時給15ドルデモにUberドライバーも参加
タレコミ by taraiok
taraiok 曰く、
11月29日、最低時給15ドルへの引き上げや組合の権利を求め、ボストン、シカゴ、ロサンゼルス、サンフランシスコなどの歳を含む全米でデモが行われた。このデモには、米ファストフードや空港の職員などのほかに、配車サービスUberへの賃上げ抗議を目的としたタクシードライバーも含まれていた。Uberは評価額680億ドルもの資金調達に成功した成長の期待されるベンチャー企業だ。しかし、一方で旧来のタクシービジネスを破壊したことから、さまざまなトラブルも抱えている(CNET、Reuters、slashdot)。
Uberはいわゆる白タクのような個人を活用して価格競争に打ち勝ってきた。ただし、専業ドライバーには不可欠な健康保険や有給、燃料費、整備費などの費用には責任を負わない上で成立している。Uberは専業タクシードライバーの20~30%程度しか支払っていないともされている。Uberの登場で専業ドライバーは強い価格圧力に晒されており、労働組合に加入するタクシードライバーなどが、Uberにより高い賃金を支払うよう求めて今回の全米デモに参加したとみられている。
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