アメリカの電子投票機、DEF CONで即座にハッキングされる

あるAnonymous Coward 曰く、

「DEF CON」で、アメリカの選挙で利用されている電子投票機のハッキングチャレンジが行われ、わずか1時間ちょっとでハッキングが成功したそうだ。今年のDEF CONでは電子投票機のセキュリティ問題を考えるということで「Voting Machine Hacking Village」が設けられ、30台の様々な電子投票機が設置された。

ハッカーたちが腕を振るった結果、カールステン・シュールマン氏が1時間30分で「WinVote」へのリモートアクセスに成功した。WinVoteはバージニア州で2015年まで使用されていた電子投票機で、簡単なパスワードでログイン可能な上に、投票結果データベースを編集することすら可能だったことがわかっている機器。また、ディボールド社の電子投票機も1時間で侵入を許しているという（GIGAINE、THE HILL、Slashdot）。