アスファルトを利用すればリチウムイオン電池の充電を高速化できる
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
米ライス大学はJames Tour氏らのラボは、リチウム金属電池の充電を20倍高速化するための電極素材を開発したという。この電極素材はアスファルト製の多孔質炭素を含むもので、一般的なリチウムイオン電池では2時間を必要とする充電を5分で完了できるとされる。
同ラボでは、天然ガスから温室効果ガスを回収するため、アスファルト誘導体を使用してきた。これを応用してアスファルトと導電性グラフェンナノリボンと混合させた混合材料を電極に利用したという。実験室レベルの試験用電池では1ポンド当たり1,322Wの高出力密度を持ち、1キログラム当たり943Whのエネルギー密度を示したとしている。製造が大幅に簡素化されるだけでなく、発火や爆発リスクも低減できる可能性があるようだ(NEXT BIG FUTURE、ライス大学、ACSNANO、Slashdot)。
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