中国、裁判所でもAI活用。音声認識で証言をテキスト化

あるAnonymous Coward 曰く、

中国でAI技術を裁判所で活用するという試みが行われている。安徽省に本拠を置く「iFlytek」は中国の上級裁判所とパートナーシップを結び、音声認識や画像認識テクノロジーを裁判所の審理過程に投入しようとしているという。「人工知能+裁判所」と名づけられたこの試みは、既に中国各地の400に及ぶ法廷でテストが重ねられている。

現在は画像や音声認識テクノロジーを用いた証拠物件の確認やフィルタリング、審理過程の効率化や裁判の進行管理に用いられている。声による身元確認や裁判に関わる人々の発言の書き起こしに使われているという。原告や被告、事件の目撃者らの証言をリアルタイムでテキストに記録することも可能だそうだ。音声認識技術の活用で、審理内容を正確に記録し管理できることは大きな前進だとしている。

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