米国弁護士、Group FaceTimeのバグで宣誓証言が流出可能性があるとしてAppleを訴える
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
AppleのGroup FaceTimeを使ってiPhoneを盗聴することができる盗聴バグが発見された。別の報道によれば、バグを発見した親子が再三アップルに当該バグを報告したにもかかわらず、1週間ものあいだ放置されていたことが伝えられている。
この問題についてテキサス州ヒューストンの弁護士が、Appleに対して訴訟を起こしていることが分かった。この弁護士は、Group FaceTime使用時にクライアントとの間で私的な寄託を行っており、クライアントとの私的な会話を外部の人間が盗聴できたことで、仕事上の信頼を失ったと主張、Appleに対して補償と懲罰的な損害賠償を求めている。
この件については、ニューヨーク州の司法長官と知事も調査に乗り出したとも報じられている。問題はバグそのものではなく、なぜユーザーからの報告への応答が1週間も遅れ、その間消費者に警告をしなかった点が調査対象となるという。Appleは盗聴バグがメディアなどを通じて伝えられると、Group FaceTimeのサービスを停止。近く問題を修正したアップデートを行うとしている(CNBC、Engadget、Engadgetその2、Slashdot)。
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