Microsoft、メーカーの認定業者以外による機器の修理はセキュリティリスクにつながる

あるAnonymous Coward 曰く、

Microsoftはハードウェアの修理はセキュリティに使用されているTPMチップを危険にさらす可能性があると主張した。この主張は、7月16日に開催予定の修理制限に関するFTCワークショップ「Nixing the Fix」に先立ち、5月31日付で米連邦取引委員会（FTC）に提出した書簡に記載されているそうだ。Nixing the Fixでは、メーカーの指定業者以外にも機器の修理を可能とする「修理の権利」に関する議論が交わされる予定だ。

Microsoftは、X-BoxのゲームシステムからSurfaceのラップトップまで、さまざまな電子機器を製造しているが、外部業者による不正な修理および交換は、TPMまたはその他のセキュリティ保護を無効にする可能性があるとしている。Microsoft、Lexmark、LG、Samsungなどの企業は、こうした主張を以前からしている。しかし、認定された修理専門家が独立系の競合他社よりも信頼できるという、彼らの主張を裏付けるデータについては提示できていないとしている（securepairs、Slashdot）。