ＪＲ東日本の広報誌で架空人物へのインタビュー記事を捏造

あるAnonymous Coward 曰く、

ＪＲ東日本が発行している社外向けの広報誌「ＪＲ　ＥＡＳＴ」６月号に、捏造された架空の「教授」へのインタビュー記事が掲載されていたという。（朝日、日経）
この記事は、浦田秀次郎・早稲田大大学院教授へのインタビューが実現しなかったため同教授への過去のインタビュー記事を一部改編して再掲を行い、「国際経済学者　浦野正次」へのインタビューとして掲載されていた。
また、記事の顔写真には浦田教授本人の写真を加工したものが使用されていたという。
同誌は過去にインタビューを受けた人に無料で配られており、浦田教授本人から「自分の写真ではないか。取材は断ったはずだ」と指摘があり発覚した。
担当者は「別の有識者の調整が難航し、締め切りが迫り、ばれずに済むと思った」と話したという。

非実在学者としては「カール・レーフラー」が記憶に新しいが、それと比べると時間がなかったせいかかなり雑な捏造に感じる。
名前も写真も教授本人の物を加工しているので、「ばれずに済む」というのは難しいのではないだろうか。