デジタルアシスタントが偽コールセンターに電話をかけてしまう可能性

headless 曰く、

デジタルアシスタントをだまして偽コールセンターへ電話をかけさせる、という詐欺手法があるそうだ(Better Business Bureauのニュース記事、 SlashGearの記事、 Mashableの記事)。

デジタルアシスタントはWeb検索の結果から企業などの電話番号を抽出することで、連絡先に登録されていない相手に電話をかけることもできる。しかし、見つけた電話番号が本物かどうかをデジタルアシスタントは確認できないため、詐欺師は偽サイトを検索結果に紛れ込ませたり、偽広告を検索結果に表示させたりすることで、偽コールセンターへ電話をかけさせることが可能になるという。

偽コールセンターはいわゆるテクニカルサポート詐欺のほか、航空会社のカスタマーサービスを偽って予約変更料金を送金させようとするようなものもあるそうだ。Better Business Bureauでは偽コールセンター詐欺の被害を回避するためのアドバイスとして、Web検索やデジタルアシスタント任せではなく正規のWebサイトで連絡先を確認すること、偽広告に注意すること、支払いには後で拒否しやすいクレジットカードを使うことを推奨している。