北海道むかわ町で化石が発見された恐竜、新属新種と確認され「カムイサウルス・ジャポニクス」と命名される
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北海道大学は6日、北海道むかわ町穂別で化石が発見された通称「むかわ竜」が新属新種の恐竜と認定され、「日本の竜の神」を意味する「カムイサウルス・ジャポニクス (Kamuysaurus japonicus)」という学名を命名したことを発表した(プレスリリース、 新着情報、 論文、 SlashGearの記事)。
カムイサウルスが発見されたのは2013年7月。尾椎骨13個が確認され、翌年の第二次発掘とその後の追加発掘で全身骨格が確認された。このカムイサウルスは年齢9歳以上の成体で体長8メートル、体重4~5.3トン、国内最大の恐竜全身骨格となる。カムイサウルスはハドロサウルス科で、ロシアのケルベロサウルスや中国のライヤンゴサウルスと近縁であることが判明しており、日本での新属新種の発見は日本または東アジアで独自の進化が起きていたことを示すものだという。また、カムイサウルスは海岸沿いに生息していたとみられ、これまであまり描かれていなかった恐竜時代の海岸沿いの世界を知ることのできる世界的に重要な化石とのことだ。
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