東京の空は中国版GPS「北斗」が最多、「陸海空」を覆う赤い技術

nemui4 曰く、

すでに東京上空は中華衛星の寡占状態にあるらしい。

　11月4日午後6時、見晴らしのよい東京都心の皇居周辺で夜空を見上げたとしよう。肉眼では見づらいが、都心の空を各国の測位衛星が覆っている。米受信機大手トリンブルの衛星情報サービスによれば、日本の測位衛星システム「みちびき」は4基、欧州連合（EU）の「Galileo」は5基、ロシアの「GLONASS」は6基が飛行している。

　測位衛星システムの元祖といえる米国の「全地球測位システム（GPS）」は、日欧ロシアを上回る9基が上空に確認できた。しかしこの時、GPSの2倍近い数の衛星で東京の夜空を占めるシステムがあった。中国の「北斗」だ。その数は19基に上る。

　中国は2018年以降に新たに21基を打ち上げ、現在はGPSの31基を超える34基体制で北斗を運用している。20年までにさらに7基を追加する予定だ。

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