香川県議会のゲーム規制条例、寄せられたパブリックコメント全意見の開示を渋る、組織的な意見提出の疑いも

hylom 曰く、

香川県議会が検討しているネット・ゲーム依存症対策条例について行われたパブリックコメントは「賛成者多数」という結果となったようだが（ASCII.jp）、これに対し条例に賛成する議員が組織的に意見を提出するよう働きかけていたという（朝日新聞）。

朝日新聞によると、この市議は「賛成・反対の有無」「ご意見及びその理由」などと書いた紙を、知人や後援会のメンバーらに配布していたという。記入自体は強いていないとのことだが、「議員がやることではない」との批判も出ている。

また、このパブリックコメント結果の詳細が開示されていないという別の問題も発生しているようだ。香川県議会議員で今回の条例に関する検討委員の1人である日本共産党の秋山時貞議員はTwitterで「ネット・ゲーム依存症対策条例へのパブコメ全意見の開示を再三に渡り県議会に求めていますが、未だに開示されません」と投稿している（ITmedia）。