新型コロナウイルスの影響で、アメリカ人の3分の1がうつ病や不安障害に

あるAnonymous Coward 曰く、

米国勢調査局の調査によると、コロナウイルス・パンデミックにより、アメリカ人の間で不安とうつ病が増加しているという。国勢調査局が5月に実施した世帯調査の結果をもとに、うつ病や不安障害に苦しむアメリカ人の割合を算出。その結果、アメリカ人100人のうち、うつ病の症状がある人は4人、不安神経症の症状がある人が10人、両方の症状がある人は20人であることが明らかになりました。つまり、いずれかの精神疾患を患っている人は100人中34人と約3分の1にのぼる。

気分の落ち込みや絶望感を覚えた日数についての調査で、「ほとんど毎日」「数日間」「半日以上」と答えた人の割合は、2013年と2014年に行われた同様の調査の2倍にも及んだという。うつ病と不安障害の両方の症状がある人の割合を州ごとに表した以下の図を見ると、アメリカ北西部の州は比較的割合が低い一方で、南東部の州は割合が高い。特にアメリカ南部のミシシッピ州は、半数近くの人がうつ病と不安障害に苦しんでいるとされている（AXIOS、GIGAZINE、Slashdot）。